近鉄5800系電車(L/Cカー)

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近鉄5800系電車は、19978月に登場した近鉄の一般車(通勤電車)です。愛称はL/Cカー近鉄と近畿車輛が開発した、大量輸送と長距離着座輸送を1つの車両で実現するために、ロングシートとクロスシートの「2つのモード」を自由に変更できるデュアルシートを装備した画期的な車両です。














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デュアルシート車は、混雑時は窓に平行して座席が並ぶロングシートに、閑散時は回転式クロスシートに変更され、4扉通勤車でラッシュ時の収容力確保と閑散時および長距離客の快適性の両立を図る事が可能です。











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L/Cカーのロゴマークです。Long-sheetCross-sheet転換をイメージしたグラフィックロゴとなっています。














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5800系の車体デザインは、1981年に登場した1400系・8810系から始まり、以後20年近く使われ続けた近鉄一般車の基本デザイン(3200系・5200を除く)を採用した最終形式です。5800系以後に登場した新規形式はすべて、車体デザインとカラーリングが変更され、IGBT素子VVVFインバーター制御となったシリーズ21に移行しました。












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幕式の側面表示器の様子です。




















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それでは、L/Cカー5800系の車内を見て行きましょう!















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デュアルシートを配置した扉間は、2人掛け3列のクロスシート、又は6人掛けロングシートの2モードに変更可能です。車端部は4人掛け固定ロングシートを基本としていますが、例外としてトイレの向かい側は、クロスシートとなっています。















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写真はクロスシート・モード時の様子です。このシートが混雑時はロングシートに変形します。













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シートの形状はクロス時を基本としており、背もたれを曲面形状の頭部まである高いものとし、その上にヘッドレストを取り付けています。肘掛けはアルミ製を採用。












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シートの寸法は、全高1120mm、全幅960mm1人当たりの占有幅480mm)で、クロス時のシートピッチは975mmと特急車並のスペースがあります。














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4ドア通勤車の車体をベースにしている為、クロスシート時は窓とシートの位置が合っていません。こればかりは仕方がないですね。













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ヘッドレストのアップです。














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L/Cカーのシートは、クロス状態では足踏みペダルにてシートを180度回転し、座席を向かい合わせにしたり、進行方向やその逆方向に向かせることが可能です。














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足踏みペダルのアップです。














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車端部のロングシート部分の様子です。このシートは優先座席でモケットの色が異なっています。














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固定ロングシート部の1人当たりの占有幅は490mmとデュアルシート部よりもやや余裕がありヘッドレストも装備されています。











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天井の様子です。近鉄伝統の三角形の蛍光灯グローブとラインデリア。













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乗降ドアー付近の様子です。ドアの鴨居部分には千鳥配置で3色LED方式の車内情報案内装置が千鳥配置で設置されています。













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デュアルシートは、ロングシートとクロスシートの自動変換可能な電動転換機構を脚台に装備しています。また、電動転換機構は、シートを通路側にスライドさせる機能と、180度回転させる機能をあわせ持っています。座席の切り替えは運転台の総括制御スイッチにてロング/クロスシートの切り替えを行う事が出来ます。ロング時、シートは固定されます。









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ロングシート・モードの様子です。肘掛け付きのロングシートはメチャクチャ豪華ですね。












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ロングシート・モードを真横から見た様子です。










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5800系は、1998年まで6両編成7本と4両編成1本の計46両が製造され、奈良線系統には6両編成530両が、大阪線には6両編成212両、名古屋線には4両編成14両が投入されました。以降はシリーズ21の5820系(L/Cカー)に移行しています。









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長距離客の快適性と、ラッシュ時の輸送力を両立する為に開発されたL/Cカー。この車両を20年前に本格的に実用化した近鉄は本当に凄いと思います。今後登場するであろう新型車両、特に車齢40年超えが大量に残る大阪線等に纏まった数のL/Cカーを投入してほしいと思いました。

[ 2017/10/14 00:00 ] 鉄道 電車 | TB(0) | CM(3)

近鉄8600系(X72)がB更新工事を受け内装デザインが大幅に変更される。今後の一般車のデザインのスタンダードデザインを思考中?

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近鉄8600は、同社の通勤形電車8000系の系列の1つです。8000系の系列には8400系電車、8600系電車、8800系電車があります。1964年に奈良線の建築限界拡幅工事と新生駒トンネル経由の新線への切り替えにより、奈良線全線で20m級車両の運転が可能となったことから、それまで奈良線で使用されていた15m級・18m級車両を置き換えるため製造された車体長20m・側面両開き4扉の一般電車です。4系列を合わせた広義の8000系の製造両数は355両に達する一大勢力となりました。今回ご紹介する8600系は、8400系をベースに登場時から冷房装置を取り付けた車両で、1973年から1979年にかけて4両編成20本、6両編成1本の計86両が製造されました。











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近鉄8600系は登場から40年以上が経過している古参の車両ですが、内装デザインが大幅に変更された編成があります。











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こちらが大幅にデザインが変更された内装の様子です。従来赤色系だったシートモケットはグレーをベースに黒のアクセントカラーを配したものの変更されました。まだ床面もグラデーションの入った配色にドット模様があしらわれたデザインに変更されています。












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さらにロングシートの中間部分にはスタンションポールが設置されました。スタンションポールは梨地の素材で少しザラザラした感触となっています。












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地上区間を走行中にの8600系リニューアル車の様子です。なんだか近鉄じゃない様な雰囲気ですね。














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モケットカラーが変更されたロングシートの様子です。













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モケットのデザインは近くて見ると凝った模様が描かれています。手触りも昔のツルツルではなく、最近のマットな感じの手触りでした。














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車内にアクセントを添えるのが乗降ドアーの化粧板。黒色に見えますが、黒色に近い木目調になっています。














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乗降ドアーのアップです。黒色木目調の化粧板は高級感があります。床面には滑り止めを兼ねた警戒色の床材が配置されています。鴨居部分ですがLEDやLCDといった情報案内装置は未設置となっています。













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乗降ドアーの床面をアップで見た様子です。












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優先座席はオレンジ色のモケットで明確に区分けされました。











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JR西日本もビックリの強アピール座席です。つり革もオレンジ色、しかも三角形で枕木方向に設置されています。












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天井付近の様子です。こちらは特に目立った点はありませんでした。












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車両妻面の化粧板も高級感のある模様に変更されており、乗降ドアーと合わせて、車内空間にアクセントを添えています。










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特にアナウンスが無いまま、内装デザインが大幅に変更された8600系。このグレーのモケットに交換された車両はジワジワ増えていますが、床材やドアーの化粧板、スタンションポールの設置などは、今のところ大々的に横展開する様な雰囲気ではないようです。もしかすると近鉄は次世代一般車の内装デザインを試行錯誤しており、このリニューアル車はそのテストケースなのかもしれませんね。


[ 2017/10/11 00:00 ] 鉄道 電車 | TB(0) | CM(4)

泉北ライナー「南海11000系電車」に乗ってみました。泉北ライナーは着席保証を売りにした通勤ライナーその物だった!

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泉北ライナーは、南海高野線・泉北高速鉄道線で運行している全車座席指定の特急電車で難波~和泉中央間27.7 kmを最速29分で結んでいます。泉北ライナーのデビューは201512月。以前は現平日に上り7本・下り6本、土曜・休日に上下各8本が運行されてましたが、826日のダイヤ改正から増発され、平日は上り12本・下り11本、土曜・休日は上下各12本になりました。


一部で話題になっている泉北ライナー。実際に体験すべく南海難波駅にやってきました。














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まずは特急券を購入すべく、特急券・指定券売場に並びます。マニア目線では無く一般客と同じ目線で見る為に予備知識ゼロでの体験乗車です。














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現在の南海の特急電車は、南海本線は「サザン」「ラピート」、高野線は「こうや・りんかん」「泉北ライナー」の4方面に運行されています。特急券売場にあったサイネージモニタの表示が非常に解りやすかったです。











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窓口でチッケトを買って改札を抜けると・・・。おおっ、専用の自動券売機があるやん!こっちで買った方が早かったですね。
















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券売機を見ると、やたらとボタンが多い事が気になりました。この券売機は「泉北ライナー専用」です。泉北ライナーの特急券は大人510円、子供260円のワンプライス。どの駅で降りても同じです。

あ、でもよく考えると全席座席指定なので、誰がどの座席を、どの区間専有するか?を把握して発券する必要があるんですね。それで細かく行き先別にボタンがあるのか・・・。
















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ホーム上の発車標に「泉北ライナー」の表示が現れました。南海のLCD発車標は表示内容が非常に洗練されており、見やすくカッコイイです。泉北ライナーの表示もロゴマークになっており凝ってますね。泉北ライナーのテーマカラーは「ゴールド」です
















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今回乗車したのは、泉北高速鉄道12000系(金ピカライナー)ではなく、南海11000系電車でした。この車両は1992年に高野線橋本以北のりんかんサンライン区間を運行する「りんかん」用の車両として4両編成1本が東急車輛製造で製造されました。

泉北ライナーの運行開始当初は、この南海11000系が使用されましたが、2017年1月に泉北ライナーの専用車両として泉北高速鉄道12000が投入されました。金ピカ塗装で度肝を抜いた話題の車両ですね。その後、2017年8月26日のダイヤ改正から泉北ライナーの増発される事になり、南海11000系が泉北12000に準じた金色ベースの専用塗装に塗り替えられ、再度運用に復帰、泉北高速鉄道12000系と合わせて2編成で運行される様になりました。












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泉北高速鉄道12000系に準じた11000系の新塗装ですが、かなり似合ってます。








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11000系のサイドビューです。金色とホワイトのツートンをベースにブルーカラーがリボンの様に配されたカラーリングは中々秀逸だと思いました。









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乗降ドアー付近に大胆に配された「泉北ライナー」の文字。










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泉北ライナーのロゴマーク。4つの丸印は、沿線のニュータウン4地域を現しています。

















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難波駅のホームには乗車位置を示す案内表示器が設置されていました。











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折り返し前の車内清掃も終わり、いよいよ乗車開始です!














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泉北ライナーに使用されている、南海11000系電車の車内の様子です。この11000系はデビュー当初から「乗車してみたかった」車両の1つなので、形を変えて積年の願いが形を変えて叶った感じです。














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反対側から車内を見通した様子です。さすがにデビューから相当の年月が経過しているので車内設備は前世代のデザインで経年劣化を強く感じました。新型の泉北12000系の設備がかなり凄そうなので、サービス水準を揃える為にも、この11000系もそれに準じた水準にリニューアルする必要がありそうです。












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リクライニングシートは、フリーストップ式。座席の背面テーブルは無く、肘掛けにインアームテーブルがありました。また跳ね上げ式のフットレストも装備されています。










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天井照明は南海特急車の伝統である凝った光天井となっています。











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妻面の様子です。車内案内表示装置は3LED式を採用。











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デッキ付近の様子です。









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洗面台の様子です。













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泉北高速線に入り、完全立体化された軌道を滑るように走ってゆきます。車窓から日没直前の夕日が見えました。座席指定の有料特急特有の優雅な時間が流れてゆきます。

30分少々の短い旅路でしたが、ほどなく和泉中央駅に到着しました。今回乗車した泉北ライナーは、車内設備をじっくり撮影したかったので、わざと空いていそうな列車を選びました。休日のラッシュ前の下りだったので乗車率は目測で20%程度だったと思います。乗車した感想は、近鉄ー阪奈特急の様な「通勤ライナー的な特急そのモノ」だなといった所でしょうか。一般列車が混雑する平日の朝・夕ラッシュ時なら利用価値がある特急電車だと思いました。














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泉北ライナーの運行距離27.7km、乗車時間30分程度は、近鉄奈良線の特急に似ています。大阪難波〜近鉄奈良間は32.8km、所要34分、特急料金は両方とも510円(大人)です。これらの特急は共にラッシュ時間帯に運行され、速達性ではなく「着席保証」を売りにした特急です。

近鉄は何十年も前から全席座席指定の特急を通勤ライナー的な位置づけで走らせており、沿線ユーザーは非常に訓練されています(笑)。疲れている時に、ワンコインを払って難波から座って帰れるのはとてもありがたいです。

またJRでも、阪和線の「くろしお、はるか」もラッシュ時は通勤ライナー的な役割を担っています。以前、僕は阪和線の和泉府中駅が最寄り駅だったので、新大阪から「はるか・くろしお」をチケットレス特急券で利用する事が結構ありました。出張・残業で遅くなった時、体調が悪い時などは、思わず課金してしまいます。また、これらの選択肢がある事は非常にありがたい事でした。
一度、着席保証の快適性を体験してしまうと、もう戻れません。

泉北ライナーも徐々に定着して着ているようなので、先日デビューした京阪プレミアムカーなど、ワンコイン着席サービスは、少子高齢化の流れにより利用者数の増加が見込めない環境下、客単価アップにより収益性を確保する必要がある鉄道会社側の事情もあり、近畿圏の大手私鉄でもジワジワ勢力を拡大、定着して行きそうです。







[ 2017/09/28 00:00 ] 鉄道 電車 | TB(0) | CM(3)

京阪3000系に京阪特急のシンボル「鳩マーク」表示開始!前面の高輝度液晶ディスプレイは多彩は表示が可能!

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京阪3000系ですが前面に大きな変化が見られました!貫通扉の下部にディスプレイが設置され、京阪特急のシンボルである「鳩マーク」や快速特急「洛楽マーク」など多彩な表示が可能になりました。


【関連記事】
京阪8000系電車ーエレガント・サルーン(ELEGANT SALOON)
京阪13000系電車
京阪6000系リニューアル車


【京阪プレミアムカー特集】
京阪プレミアムカー乗車レポート1 ~記念すべき淀屋橋発1番列車発車前後の状況~
京阪プレミアムカー乗車レポート2 ~エントランス・車内設備~
京阪プレミアムカー乗車レポート3 ~シート編~ 










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まずは快速特急「洛楽マーク」を表示した京阪3000系です。この前面ディスプレイですが、最初はLEDモニタだと思っていました。LCD(液晶)だと日中は輝度が不足して屋外では殆ど視認出来ないからです。でも現地で実車をみると確かにパンフレットの通り、LCD(液晶)モニタ、しかもとびきり高輝度なタイプが設置されていました。一体、何Cdぐらいの輝度があるのでしょうか・・・。














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さらにビックリしたのが、フロントガラスの下部に設置されたLEDの装飾照明。京都風の雅な雰囲気作りに一役買っていました。料金不要の汎用車で、ここまで凝るとは・・・。京阪恐るべし。










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続いては、鳩マークを掲示した京阪3000系の様子です。







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アップで見た様子です。濃紺の京阪3000系にもよく似あってますね。また背面は京阪が採用しているサインシステムと同様の紺色のグラデーションになっています。









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こちらは特急車である京阪8000系の鳩マークです。








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ついに使用が始まった京阪3000系の前面ディスプレイ。まさか本当に液晶モニタだったとは・・。しかも超高輝度で視認性も問題なさそうでした。表示されていた内容も非常に格好良くセンスを感じるモノでした。これは鉄道車両の表現方法に新しい可能性を示した画期的な取り組みではないでしょうか。「洛楽」の表示とLEDの装飾照明をみながら、そんな事を思いました。





[ 2017/09/17 20:55 ] 鉄道 電車 | TB(0) | CM(8)

大阪市交通局ー 御堂筋線30000系(2次車)快適な座り心地の新幹線グリーン車と同等のロングシートを採用!

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大阪市交通局30000系電車は、2009318日に大阪市営地下鉄ー谷町線で、20111210日に御堂筋線で営業運転を開始した通勤形電車です。車体は軽量ステンレス構体で、レーザー溶接組み立てのビードレス外板となっており、前頭形状は従来の切り妻形から丸みを帯びた形状に大きく変わりました。

今回は、御堂筋線用の30000系(2次車)をご紹介したと思います。御堂筋線用30000系は、第4編成から内装が大きく刷新され「N30000系」とも言うべき大変化を遂げました。
30000系2次車は、従来の車両をベースに、「都会のイメージの中に未来に向けて新たな風を盛り込んだデザイン」に車内を一新し、更なる快適性向上をめざした新装置を多数搭載した車両です。今後の主力車両として大量増備が決定しており、順次10系車両と置き換えていく予定です。



【過去記事】
大阪市交通局ー御堂筋線30000系(1次車)
大阪市交通局ー谷町線30000系
北大阪急行電鉄ー9000形電車
北大阪急行電鉄ー9000形電車「POLESTARⅡ」3次車
大阪市交通局ー御堂筋線21系リニューアル車
大阪市交通局ー御堂筋線21系リニューアル車(車内デザイン変更車)
大阪市交通局ー中央線24系リニューアル車(24603F)に設置されたLCD方式の乗客案内装置(液晶モニタ)
大阪市交通局ー千日前線25系リニューアル車
大阪市交通局ー堺筋線66系リニューアル車
大阪市交通局ー長堀鶴見緑地線70系電車
大阪市交通局ー今里筋線80系電車
大阪市交通局ーニュートラム100A系電車
ニュートラムの新型車両「200系電車」はレインボーカラーの7色が設定されたスマイル顔のキュートな車両だった!(外観編)
ニュートラムの新型車両「200系電車」はレインボーカラーの7色が設定されたスマイル顔のキュートな車両だった!(内装編)









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早速車内を見て行きましょう!おおっ、以前の30000系含め、大阪市営地下鉄のイメージとはかなり異なったモダンなデザインで纏められています。













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ちなみに、こちらは30000系1次車の車内の様子です。この車内も全然OKで悪くありませんが、斬新な2次車を見てしまうと・・・若干の古臭さを感じてしまいますね。
















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この車両の最大のポイントはなんといってもこのロングシート。「ロングシートの改革」と銘打ったこのシートは、快適な座り心地を追求した新幹線グリーン車と同等のシートでのロングシートを開発した、としています。












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また、日本の通勤車両で初めて、座席下をやさしく照らす「足元照明」を採用しています。暖色系の間接照明が車内の雰囲気を盛り上げてくれています。













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ロングシートを書面から見た様子です。シート配置は2+3の5人がけでセミバケットシートとなっています。














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グリーン車並の座り心地・・・と豪語するシートのアップです。確かに従来の車両とは一線を画する雰囲気があります。













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モケットデザインも凝っています。実際の座り心地は、いわゆる「尻痛シート」ではなく、かといって一昔前のフカフカシートでもない、肉厚でモッチリした座り心地です。グリーン車のシート・・は大げさだと思いますが、かなり座り心地は良かったです。













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袖仕切りの様子です。ついに大阪市営地下鉄でも着席時に肩の高さぐらいまでガードする「大型袖仕切り」が採用されました。ただ、透明な素材が採用されており、圧迫感はあまり感じません。袖仕切りに描かれたグラフィックは「風」をイメージしています。













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袖仕切りを反対側から見た様子です。目線の高さに赤色の横棒があり、これが着席時に丁度目隠しになりプライバシーポリシー感が確保されています。













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こちらは優先座席の様子です。モケットの色はブルーとなっています。












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乗降ドアーの様子です。ドア下部のグラフィックデザインは都会(ビルの窓)をイメージしています。鴨居部分にある液晶モニタ(車内案内表示装置)は2画面一体として大画面化されました。行先や次駅などを表示するだけでなく、動画広告、ニュース、天気予報などの表示も可能な、新たな情報発信ツールです










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ワイドモニタ✕2面で情報量は格段に増えました。2面を1枚として超横長の路線図表示が出来ます。













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また片方を動画広告、もう1画面を旅客案内といった風に切り替えて表示する事も出来ます。












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車内照明は間接照明型のLED照明を採用しています。このLED照明はサーカディアンリズムにならった車内照明の制御に加え、幸せを感じるとも言われているさくら色が加わりました(車内照明にさくら色を加えるのは国内初)。調色は5色(白色、昼白色、しだれ桜、ソメイヨシノ、電球色)に変化します。 サーカディアンリズムとは、概日(がいじつ)リズムともいい、生物に備わる昼と夜を作り出す1日のリズムのことです。また。通勤車両では国内初となる空気浄化装置(プラズマクラスター装置)を車内に配備しています。 










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車端部の様子です。床面のデザインは御堂筋のイチョウ並木を表現ししています。












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大量増備が決まった30000系2次車。長らく御堂筋線の主力として活躍してきた10系との世代交代がいよいよ始まりました。これからの主力となる30000系2次車は、御堂筋線に相応しい素晴らしい車両に仕上がっており、これからの増備が楽しみになってきました。
[ 2017/09/11 00:00 ] 鉄道 電車 | TB(0) | CM(2)

ニュートラムの新型車両「200系電車」はレインボーカラーの7色が設定されたスマイル顔のキュートな車両だった!(内装編)

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ニュートラムの新型車両「200系電車」は、2016年に登場した大阪市交通局のAGT(新交通システム)、ニュートラム南港ポートタウン線用の車両です。既存車両の置き換えを目的として2015年6月に導入が発表され、2016629日より営業運転を開始しました。ニュートラムに新型車両が投入されるのは1991年に運行を開始した100A系以来25年ぶりです。


新型車両ニュートラム200系電車のデザインは、南港ポートタウンの公園で元気に走り回る子供をイメージし、外観はカラーが異なる7色、車内は南港の自然をイメージした2種類(4両編成の各2両がグリーン(公園)とピンク(桜)の2種類)で、見ても・乗っても「楽しい」車両で、ともすれば無機質になりがちな南港エリアに彩りを添えるカラーリングとなっています。













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レポート2回目の今回はニュートラムの新型車両200系のインテリアデザインをご紹介して行きます。200系のインテリアは4両編成の前後2両でカラーリングが2色あります。1つは公園の緑をイメージしたグリーン系、もう一つはポートタウンで咲く桜をイメージしたピンク系です。上の写真まグリーン系の車内の様子です。













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こちらは従来型の100A系電車の車内の様子です。さすがに最新型200系と比べるとかなり古めかしく感じますね。














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車内はロングシートとクロスシートの千鳥配置。路線バスの様な配置が特徴的です。上の写真はロングシート部分の袖仕切りの様子です。透明に見えますがよく見ると下部にクローバーのレタリングが隠れています。














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ロングシートの様子です。今までの大阪市交通局では見られないテイストのモケットカラーですね。














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さらに驚いたことに、御堂筋線30000系の最新型と同様に足元の間接照明が採用されていました。















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一人がけのクロスシートの様子です。このシートの下にも間接照明が仕込まれています。
















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連結面の様子です。グリーンとピンクの境界線を撮ってみました。写真右手のロングシートは優先座席です。















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車内にはアスペクト比4:3のスクエア型19インチ液晶モニタも設置されています。















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液晶モニタをアップで見た様子です。あまりに自然に表示されていたので普通の紙広告と一瞬勘違いしてしまいました。














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続いては乗降ドアー付近の様子です。ドア左右のスタンションポールも車内テーマカラーと同色となっています。ドアの鴨居部分には小型の液晶タイプの旅客案内装置が設置されています。














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19.2型の横長タイプのLCD表示器。コンパクトで視認性もかなり良いです。この表示器はコイト電工が売り出し中の新商品で、既存の3色LEDタイプの車内表示器をこの機械に置き換える事が可能だそうです。














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小型であっても液晶ディスプレイは従来の3色LEDに比べ表示出来る情報量が多く格段に見やすいです。














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路線図もこんな感じで表示可能です。














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車両を変えて、ピンク系の車内の様子です。桜をイメージしたカラーリングです。


















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こちらの仕切り袖の下部にも密かにハートマークが1箇所隠れています。



















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低い天井を逆手にとって、天井に握り棒が設置されています。これが結構便利でした。
















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天井部分の様子です。照明は、こちらも地下鉄御堂筋線の最新型と同様にLEDの間接照明タイプとなっています。













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ピンクの仕切り袖のアップです。















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2回に分けてご紹介して来たニュートラムの新型200系。南港ポートタウンの公園で元気に走り回る子供をイメージした外観デザインはかなりいい感じだと思いました。ピンクとグリーンのインテリアデザインは、基本的にやさしいデザインなのですが、カラーリングを、もう一工夫してほしいと感じました。




















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最後はベイエリアのランドマークタワー、コスモタワーとニュートラムの最新型200系を絡めた1枚です。
[ 2017/09/04 00:00 ] 鉄道 電車 | TB(0) | CM(1)

ニュートラムの新型車両「200系電車」はレインボーカラーの7色が設定されたスマイル顔のキュートな車両だった!(外観編)

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ニュートラムの新型車両「200系電車」
は、2016年に登場した大阪市交通局のAGT(新交通システム)、ニュートラム南港ポートタウン線用の車両です。既存車両の置き換えを目的として2015年6月に導入が発表され、2016629日より営業運転を開始しました。ニュートラムに新型車両が投入されるのは1991年に運行を開始した100A系以来25年ぶりです。


新型車両ニュートラム200系電車のデザインは、南港ポートタウンの公園で元気に走り回る子供をイメージし、外観はカラーが異なる7色、車内は南港の自然をイメージした2種類(4両編成の各2両がグリーン(公園)とピンク(桜)の2種類)で、見ても・乗っても「楽しい」車両で、ともすれば無機質になりがちな南港エリアに彩りを添えるカラーリングとなっています。


【過去記事】
ニュートラムの新型車両「200系電車」はレインボーカラーの7色が設定されたスマイル顔のキュートな車両だった!(外観編)
ニュートラムの新型車両「200系電車」はレインボーカラーの7色が設定されたスマイル顔のキュートな車両だった!(内装編)
ニュートラムの新型車両200系の概要が判明!南港のまちを元気に走り回る子供をイメージした7色の車両が登場!
大阪市交通局「ニュートラム」に新型車両200系を導入!
大阪市交通局100A系電車










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撮影枚数が多いので外観編と内装編の2回に分けてご紹介して行きます!1回目の今回は外観編。ニュートラム200系はレインボーカラーの7色が用意されています。まずは最初に登場したブルーの様子です。1枚目の正面の写真に01の編成番号が見て取れます。正面デザインですが、この01編成だけが、その後に登場した02編成以降と異なっており、正面窓が若干小さくなっています。













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さらに同じブルーでも、第9編成は色味が薄くなり水色といった感じになっています。













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ちなみに取材日は
7色(ブルー・イエロー・ピンク・グリーン・オレンジ・パープル・レッド)のうち、エローとレッドが昼寝しており撮影できませんでした・・。















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03編成ピンク色です。01編成のブルーと比べると正面のガラス窓部分が拡大されています。それにしても、このニュートラム200系、当初デザイン案が発表された時はファンシー過ぎて「実車は大丈夫かな!?」と心配していましたが、今回取材して見ると、かなりイメージパースに近い出来栄えで関心しました。これなら7色のカラーリングや愛らしいスマイル顔にも納得です。先にも書きましたが無機質になりがちなベイエリアに彩りを添えるグッドデザインです!












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ピンク色の編成全体の様子です。












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09編成オレンジのフロントマスクの様子です。










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オレンジ色の編成写真です。













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04編成グリーンの様子です。













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グリーンの編成写真です。












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06編成パープルの様子です。












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パープルの編成写真です。








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ニュートラム200系のサイドビューです。ファンシーなフロントマスクとカラーリングとは裏腹に、車両限界一杯まで拡大され無駄な部分が無い機能美を感じる造形です。乗降ドアーの下部の銀色がポリッシュ仕上げ(ツヤ有り)なのが密かなワンポイントアクセントです。


















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斜め上から見たニュートラム200系のフロントマスクです。意外にカクカクした印象です。


















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現在は新型200系へのい置き換え途中なので、従来型の
100A系電車も沢山走っています。


















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新型200系パープルと
100A系電車の離合シーンです。













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最後は新型200系、パープルとオレンジ離合シーンです。ニュートラム200系、如何だったでしょうか。最近はヱヴァンゲリヲンに出てきそうな未来チックな新車が各地に登場していますが、この対極に位置するファンシーデザインのニュートラム200系、僕は実車を見て気に入りました!レポート2回目の次回は内装(インテリアデザイン)をご紹介したいと思います。

[ 2017/09/03 21:00 ] 鉄道 電車 | TB(0) | CM(1)

京阪8000系電車ーエレガント・サルーン(ELEGANT SALOON)

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京阪8000系電車は、1989年(平成元年)に登場した京阪電気鉄道の特急形車両です。愛称はエレガント・サルーン(ELEGANT SALOON)

当初は鴨東線の開業時の特急用車両の増備分として投入されましたが、その後に追加投入されて初代3000系を置き換えて行きました。1997年から1998年にかけては2階建車両が製造されました。さらに2017年8月より、編成内の中間車1両が座席指定車(プレミアムカー)に改造され、各編成に組み込まれました。かつては、車内にテレビを設置したテレビカーも連結されていたが、2011年の車内リニューアルの際にテレビは撤去されています。











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先日は、デビュー初日のプレミアムカーをご紹介しましたが、今回は京阪8000系の一般車両、ダブルデッカー車をご紹介して行きます。写真は2階建てのダブルデッカー車の様子です。一般車両なので、通常運賃のみで乗車できます。














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ダブルデッカー車のエントランス付近の様子です。階下席と2階席に向けて階段が設けられています。













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1階フロアから2階と階下席に続く階段を見た様子です。限られたスペースをフル活用している事が解ります。













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まずは階下席の様子を見てゆきましょう。













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階下席の様子です。座席は転換クロスシートで通路側の肘掛けにボリューム感があり、まるで有料特急の座席の様な雰囲気です。














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階下席のシートを真横から見た様子です。さすがに車両限界の制約から網棚は未設置となっています。













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つづいては1階席の様子です。車端部はロングシートとなっていますが、自称「日本一豪華なロングシート」との事。確かに側面窓に食い込むぐらいハイバックなシートは物凄い豪華だと思います。














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冷静に見て、ヘッドレストがついているロングシート、というのは本当に凄いですね。















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続いては、注目の2階席のようすです。車両限界いっぱいまで広げられた室内空間は窮屈さをあまり感じさせません。それにしても2階席のシートも豪華です。














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2階席シートのアップです。1階席と異なり、窓側の肘掛けが省略されています。














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天井付近の様子です。本当に特別料金不要なの?と思えるほどゴージャスです。さらに京阪のコダワリですが、この8000系には釣り広告が1つもありません。














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2階席の通路床面の様子です。車内リニューアル後はカラーリングやデザインに一段と磨きが書けられ高級感が増しました。













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つづいて平屋の一般車両の様子を見てゆきます。乗降ドアーは片開きの1枚ドアーです。2ドア車の8000系では古臭さは感じず特急車らしさを演出するアイテムとなっています。鴨居部には液晶モニタが設置されています。














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液晶モニタと路線図のアップです。













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一般車両の車内を見通した様子です。転換クロスシートがズラリと並ぶ車内は圧巻です。吊り広告が全く無く、蛍光灯グローブが奢られた車内は有料特急顔負けの雰囲気です。日除けもロールスクリーンではなく、横引きのカーテンなのが凄いですね。













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天井付近の様子です。蛍光灯グローブは難燃基準の強化に対応するため、グラスファイバー製となっています。














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似だたとカーテンの様子です。














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車いすスペースの様子です。














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優先座席付近の様子です。














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平成元年に登場した京阪8000系。登場後、ダブルデッカー車増結による8両化、大規模リニューアルを経て、先日プレミアムカーの導入などまだまだ現役での活躍が続きそうです。先日レポートしたプレミアムカーが、あれだけのハイグレード車両になったのは、料金不要の一般車両のグレードが高い事もその理由ではないでしょうか。このハイグレードな一般車に対して特別料金を取る設備はプレミアムカーレベルでないと納得出来ないかもしれません。
[ 2017/08/29 01:00 ] 鉄道 電車 | TB(0) | CM(3)

京阪プレミアムカー乗車レポート3 〜シート編〜

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京阪プレミアムカーは
1989年にデビューした8000系電車の6号車を改造して登場した有料座席指定の特別車両です。8000系は8両編成で、6号車が有料座席指定の「プレミアムカー」、ほかの両は別料金不要の自由席、そのうち4号車が2階建て「ダブルデッカー車」の編成です。プレミアムカーの外装デザインは、雅な京都への旅を想起させる京阪特急のカラーイメージはそのままに、特別車両の乗降口としての存在感をより際立たせるべく、扉の回りに「金色」を配置。車内は2人掛けの転換クロスシートから、リクライニングも可能な2+1列のリクライニングシートに大幅にグレードアップされ「プレミアムカー」の名称に相応しい上質な車両に生まれ変わりました。

















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京阪プレミアムカー特集3回目の今回は、プレミアムカー最大の特徴である「シート」を徹底解剖します!プレミアムカーの
車内は「風流の今様」をひもとき、くつろぎ感を醸す「静寂の月夜」を空間イメージとしています。漆黒色と月が照らし出す、ほんのりやわらかな生成り色を基調とした落ち着きある空間に、月光のきらめきを表す金色をアクセントカラーとしています。













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シートの配置は1+2の横3列。リクライニングシートがズラリと並びます。上の写真は1人席(C席)の様子です。プレミアムカーの座席数は40席でシートピッチは従来よりも100mm広く設定されゆとりのあるスペースが確保されています。












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2人掛けシートには、これまでなかった中央の肘掛けを設置。どちらか片方だけが肘を置けるサイズではなく、最大限の寸法とする事で、1人掛けを2つ並べたイメージにこだわっています。












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プレミアムカーの背もたれは従来よりも100㎜以上高くし、ヘッドレストは両端が前方に大きく張り出した形状にして一席ごとにプライベート感を確保しています。また背もたれは最大20度までリクライニングさせることができます。














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座席部の床は高級感のあるカーペット敷で通路部と座席部とで異なる仕様となっています。また座席部のカーペットは壁面に少し巻き上げるように敷いています。また壁面下部には間接照明が設置されており、高級感の演出に一役かっています。













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シートの設備を細かく見てゆきます。













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シートの背面には、パソコンの操作台や小物置きとして使える、大型のテーブルが備わっています。テーブルの裏面には車内設備の案内が表示されています。














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背面テーブルをオープンするとこんな感じです。














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基本的なアイテムですが、ネットタイプのシートポケットにドリンクホルダーも装備されています。













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ドリンクホルダーは細かい設備ですがあると本当に便利です。















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パソコンや携帯電話等の充電用に、 全席にコンセントを配備されています。利便性を高めるために、床からではなく肘掛けから電源を取る配置なのもポイントが高い点です。














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シートの端に設けられた持ち手。アクセントカラーである金色となっています。














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シートポケットにはこんな小冊子類も。














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京阪プレミアムカーの1+2配置の3列シート。新幹線のグリーン車までは行きませんが、並の有料特急は瞬殺されそうなハイクオリティなシート、設備が整っていました。これの座席をプラス400円〜500円で利用できるのは相当魅力的です。

京阪プレミアムカーは8000系特急の1両だけですが、1時間に片道3〜4本、120〜160席(40席/本)の供給量なので、特に休日、ラッシュ時にはかなりの頻度で利用されるのではないでしょうか?京阪特急は片道約1時間の道のりなので、ワンコインで着席保証が買える事は個人的には非常にありがたいです。今後、プレミアムカーがどの程度利用されるか?その答えは半年〜1年後に判明すると思います。
[ 2017/08/21 00:10 ] 鉄道 電車 | TB(0) | CM(6)

京阪プレミアムカー乗車レポート2 〜エントランス・車内設備〜

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京阪プレミアムカーは1989年にデビューした8000系電車の6号車を改造して登場した有料座席指定の特別車両です。8000系は8両編成で、6号車が有料座席指定の「プレミアムカー」、ほかの両は別料金不要の自由席、そのうち4号車が2階建て「ダブルデッカー車」の編成です。プレミアムカーの外装デザインは、雅な京都への旅を想起させる京阪特急のカラーイメージはそのままに、特別車両の乗降口としての存在感をより際立たせるべく、扉の回りに「金色」を配置。車内は2人掛けの転換クロスシートから、リクライニングも可能な2+1列のリクライニングシートに大幅にグレードアップされ「プレミアムカー」の名称に相応しい上質な車両に生まれ変わりました。












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京阪プレミアムカー特集2回目の今回は、エントランス〜車内設備を中心にレポートします!まずは外装から。プレミアムカーに改造された6号車は他の車両とは異なった赤色中心の配色で金色の1枚ドアが目を引きます。













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京橋駅に停車中のプレミアムカー。












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側面行き先表示器はフルカラーLEDが採用されています。◯◯号◯◯時発の表示は非常に親切で解りやすいです。













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停車中のプレミアムカーの乗降ドアー。特別な感じがヒシヒシと伝わってきます。











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車内点検が終わりドアーが空きました。専属のアテンダントさんがお出迎えしてくれました。プレミアムカーのアテンダントはANAエアラインスクールの研修を受けた方が乗務されており、航空機のCAさんの様な雰囲気がありました。とても親切に接していただけました。










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車内デザインは京阪共通のデザイン・コンセプト「風流の今様」を継承した和を感じさせつつ、モダンなテイストで纏められています。乗降ドアーのガラス部分は月をイメージしていると思います。












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乗降ドアーの鴨居部分に設置された路線図もプレミアムカー専用となっています。防犯カメラも設置されています。











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車いすスペースの様子です。













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扉近くには、スモークガラスの仕切りが設られ、エントランスと客室を隔てることでプライベート感を演出しています。このスモークガラスがカッコイイ!











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こちらは車両妻面の様子です。貫通扉はありますが、プレミアムカーは基本的にと売り抜け不可となっています。











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プレミアムカーの車内に設置された大型液晶モニターの様子です。












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天井付近の様子です。照明はLEDの間接照明で暖色系の色合いが高級感を醸し出しています。












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荷だな、フリーストップ式のロールスクリーンの様子です。













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LED照明の什器にはゴールドがあしらわれています。













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ナノイーも設置されています。












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プレミアムカーの車番とフリーWIFIの表示です。












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最後は成田山の御札です。ここまでデザインされたハイセンスな車両に御札。これは微笑ましい装備ですね。

Part3:シート編に続きます。
[ 2017/08/21 00:00 ] 鉄道 電車 | TB(0) | CM(1)