奈良春日野国際フォーラム甍(奈良県新公会堂)

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奈良春日野国際フォーラム 甍~IRAKAは奈良市にあるコンベンション施設で、国際会議開催にも対応する能楽ホールをメインホールとしています。旧名称は奈良県新公会堂。奈良県置県100年を記念して平成元年に開館した「新公会堂」と、隣接する「奈良公園シルクロード交流館」を別館として一体化し、平成27年7月にリニューアルオープン、このリニューアルに伴い、充実したコンベンション機能を、より多くの方々に利用頂けるように、これまでの奈良県新公会堂から「奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~」と名称が改められました。












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建築概要
設計 - 建築研究所アーキヴィジョン
竣工 - 19879
構造 - RC造(一部W造)、地下1階、地上3
延床面積 - 9,092.80m2
所在地 - 630-8212 奈良県奈良市春日野町101
受賞 - 4回公共建築優秀賞受賞(1994年)、公共建築百選(1998年)
備考 - 屋根の面積5,400㎡、瓦の使用枚数137,730











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奈良春日野国際フォーラム甍(奈良県新公会堂)は、日本最大級の5400㎡の屋根面積をもつことから、ビッグルーフという愛称があります。建物は奈良公園の一角にあり、正面東側に背後の若草山を借景とする日本庭園が設けられています。











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正面玄関の様子です。中々雰囲気があります。











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正面の回廊の様子です。円柱形の柱は寺院のそれを意識しているのでしょうか。











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天平時代の建築を彷彿させる和風寄せ棟づくり、日本瓦葺きの美しい建物は、緑豊かな奈良公園の景観と調和し、落ち着いたたたずまいを見せています。












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奈良春日野国際フォーラム甍(奈良県新公会堂)。春日大社からほど近く、若草山を借景にしたこの建物は国際観光都市奈良に相応しいコンベンション施設にリニューアルされたと思いました。

[ 2017/02/25 00:00 ] 近畿 奈良 | TB(0) | CM(0)

春日大社の宝物殿が「春日大社国宝殿」としてリニューアルオープン!国宝殿は国宝352点、重要文化財971点を所蔵

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20年に1度の式年造替(ぞうたい)が斎行され、2016年11月に本殿の正遷宮が行われた春日大社。改修のため休館していた宝物殿ですが、768年の創建から「春日大社」60回目の式年造替を記念し、サントリー美術館や根津美術館などを手掛けた気鋭の建築家・弥田俊男氏が総監修を務め、展示設備などを一新。春日大社国宝殿」として、2016年10月1日にリニューアルオープンしました。













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この「春日大社国宝殿は1973年に谷口吉郎氏が設計した「宝物殿」のリニューアルで、宝物殿のほかに外構の整備やバス停,トイレが新たに設置されました。高床式の1階は透明感を高めつつ新たな展示動線に合わせて耐震壁を配置し,既存のH型の平面を繋ぐように新設のホールなどが設けられています。












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今回のリニューアルでは、延床面積が1080㎡から1833.7㎡に大幅に拡張され、4つの展示室とカフェに再構成されました。国宝殿は国宝352点、国重要文化財971点を含む多数の宝物を収蔵しています。

※全ての国宝、重文が常設展示されている訳ではありません。













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国宝殿へのリニューアルに合わせて外構部分もリニューアルされました。














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国宝殿前の水景施設の様子です。石造りの腰掛けが多数設置されており、思い思いにくつろぐ事が出来ます。














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春日若宮おん祭での舞楽の演奏に用いられる日本最大の鼉太鼓(だだいこ)を展示した鼉太鼓ホールの様子です。













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日本最大の鼉太鼓(だだいこ)です。高さは約6.5mあり、普段は2基が並んで展示されていますが、撮影時には別の展示物があり、鼉太鼓は1基の展示でした。















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国宝殿の正面左手側にある、カフェ「鹿音(かおん)」の様子です。樹齢800年の春日杉の切株をテーブルにするなど、春日大社の伝統や文化を身近に感じられる設計となっています。














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リニューアルされた春日大社「国宝殿」。今回は館内には入りませんでしたが、その内じっくりと見学してみたいと思いました。










【おまけ】
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国宝殿の近くにある
感謝・共生の館です。












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『感謝・共生の館』は、一人でも多くの方に、祖先から伝えられてきた日本のこころを伝え、 日本人としての真実の生活に目覚めてもらい、日本の国が素晴らしい国になってほしいとの願いから、 平成17年(2005年)に竣工した研修施設です。開館後、数多くの『学びの会』(一般研修会)や、企業・学校の研修等が行なわれ、 参加された方は、祖先が育み伝えてくれた日本の伝統文化を肌で知り、日本の国、 そして日本人の生き方、その素晴らしさに感動されています。
















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久々に訪れた春日大社はその周囲の神々しい雰囲気に圧倒されました。

[ 2017/02/20 00:00 ] 近畿 奈良 | TB(0) | CM(0)

近鉄奈良駅地下1階コンコースのリニューアルが完成 。駅ナカ施設「Time's Place 奈良」も14店舗に拡大オープン!

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近鉄は10月20日に、2016年11月に行われる春日大社式年造替に向けてリニューアル工事を進めていた近鉄奈良駅地下1階コンコースの供用を開始しました。









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今回のリニューアルのデザインコンセプト は「古都奈良の自然と歴史」。 遥か1300年前、シルクロードの終着点として栄えた古都奈良の歴史、そして若草山や奈良公園 といった自然を、デザインモチーフとして取り入れており、コンコースの通路は、シルクロードの終着点に至る一本道や平城宮の中心である朱雀大路を表現、大極殿などに見られる格天井(ごうてんじょう)や神社仏閣の回廊を連想させるデザインとなっています。















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改札内の柱の色は、奈良にかかる枕詞であるあをによしの由来である青丹色(あおに いろ)とし、改札付近には、奈良の自然を思わせる若草山や奈良公園をモチーフとしたモニュメント の設置や装飾が施されました。また、改札外コンコースの柱には都のまち明かりを表す行灯(あんどん) などで飾り付けています。











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順番に現地を見てゆきましょう!まずは東改札口付近の様子です。













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床の中央部分が一直線に張替えられ、同じく天井も木目調に変更されました。













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改札内コンコースの様子です。
改札内の柱の色は、奈良にかかる枕詞であるあをによしの由来である青丹色(あおに いろ)となっています。











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再び改札を抜け、改札外コンコースの様子を見て行きます。












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おおお!立ち並ぶ柱にデジタルサイネージが!ここは本当に奈良なのか!?といった感じの変貌振りで軽くカルチャーショックを受けました(笑)












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サイネージモニタが取り付けられた柱の様子です。












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天井装飾の様子です。












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この時計がデザイン上のワンポイントとして、かなり効いていました。












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改札付近には絶好の撮影ポイントと思われるパネルが設置されていました。












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近鉄が展開する駅ナカ商業施設「Time's Place 奈良」も拡大オープンしました。













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Time's Place 奈良」店舗一覧

・GOTO-CHI(土産) 9:0020:00
・奈良祥樂(和菓子、土産) 9:0020:00
・ゐざさ(柿の葉寿司、土産) 9:0020:00
・漬菜榮吉(漬物、土産) 9:0020:00
・天極堂(和菓子、土産) 9:0020:00
・まほろば大仏プリン本舗(スイーツ、土産)※ 9:0020:00
・寿司丸忠(持ち帰り寿司)※ 8:0020:00
・たまうさぎ(和菓子、土産)※ 10:0018:00(火曜日定休)
・千壽庵吉宗(和菓子、土産)※ 10:0019:30(土日祝/9:0019:30
・papier
+(雑貨、土産)※ 11:0019:00
・コクミンドラッグ(ドラッグストア)※ 8:0021:30(土日祝/10:0020:00
・カフェ チャオプレッソ(カフェ)※ 7:0021:00
・蔵元 豊祝(立ち飲み処)※ 14:0022:00
・ファミリーマート(コンビニ)※ 6:0023:00













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改札口の反対側から見た様子です。こちら面にはサイネージモニタは未設置でした。













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コンコース突き当りにある特急券売場の様子です。













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リニューアル工事が完成した、近鉄奈良駅地下1階コンコース。春日大社の式年造替の効果は絶大の様で、駅は1月3日の午後にも関わらずラッシュ時並みの混雑振りで驚きました。多くの人々が利用する近鉄奈良駅のコンコースのリニューアルは古都奈良のイメージアップに一役買うことになりそうです。

[ 2017/01/05 00:00 ] 近畿 奈良 | TB(0) | CM(1)

日本最大級の鉄道博物館「京都鉄道博物館」に行ってきました!(エントランス〜中央部吹き抜け編)

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京都鉄道博物館は、2016429日にオープンした全53両の車両を収蔵した国内最大級の鉄道博物館です。京都鉄道博物館は、2015年8月に閉館した「梅小路蒸気機関車館」の西側の隣接地にあたらに展示施設を建設、大阪弁天町にあった交通科学博物館(2014年閉館)の一部の収蔵物を集結させ、総合的な巨大鉄道博物館として誕生しました。

都鉄道博物館は車両展示のみならず、来場者が体験・体感できる施設や、鉄道のしくみ・安全の取り組みなどが理解できる各種展示コーナーなども設けられ、敷地内には体験乗車用のSLも走行します。

【過去記事】

JR嵯峨野線の京都-丹波口間の新駅構想が浮上、京都鉄道博物館や京都水族館近くに新駅誕生か?
解体工事が進む交通科学博物館で新幹線0系を発見!
JR西日本、国内最大規模の鉄道博物館「京都鉄道博物館」を着工!
くずはモール 「SANZEN-HIROBA」はどこへ向かって走るのか











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オープン直後に行きたかったのですが、かなりの混雑が予想されたので、しばらくしてから行くつもりでいました。中々行くタイミングが無かったのですが先週の三連休についに行ってきました!京都鉄道博物館ですが、撮影枚数が膨大になったので数回に分けてご紹介して行きたいと思います。ちなみに京都鉄道博物館は館内撮影はOKで特に制約は無くブログでの掲載もOKとの事です。(念の為に電話で事務局に確認しました)。唯一の制約は団体客の集合写真の撮影場所が限定されている事です。














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チケットを買うために5分ほど並びましたが、すぐに館内に入る事が出来ました。まずはエントランス部から本館に向かう「プロムナード」の様子です。左からC62、80系電車、0系新幹線が出迎えてくれます。













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初代新幹線車両「0系」です。久々にみる0系は懐かしいの一言でした。















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プロムナードは駅のホームを模しており、展示車両はまるで駅に停車している様に見えます。特に0系は複数両が連結されており、新大阪駅を彷彿とさせる感じがしました。















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本館に入ると、いきなり500系新幹線、581系寝台特急、489系特急がズラリとならんでいました!そして巨大な吹き抜け空間が圧巻です。














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本館の吹き抜け空間を見下ろした様子です。本館はこの吹き抜け空間を取り巻くように展示物が配置されています。














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吹き抜け空間の奥側には車両の仕組みを展示するコーナーがあります。















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吹き抜け空間を奥側から入り口側に向かって見通した様子です。















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中心部にあるこの3両を眺める穴場スポットは3階にあります。3階の小窓からは500系がこんな風に見えました。















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先ほどの3階の小窓の下には東海道・山陽新幹線の300系や700系を彷彿とさせるラインカラーが描かれていました。中々粋な演出ですね。















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初めて訪れた京都鉄道博物館。もっと混雑しているかな?と思っていましたが、館内が相当広い為、思いのほかゆとりがある印象でした。ちなみに、この写真は閉館直前の人のいなくなるタイミングで撮影しました。京都鉄道博物館をざっと見た印象は、大人も子供も楽しめる非常に出来の良い博物館に仕上がっている、といった感じです。次回は展示車両や展示物をダイジェスト版でご紹介したいと思います。
[ 2016/07/23 00:00 ] 近畿 京都 | TB(0) | CM(4)

京都駅南口駅前広場整備事業(八条通)の状況 16.07

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京都駅南口駅前広場整備事業(八条通)は、京都駅正面や中央口に比べ整備が遅れていた八条通側の南口を再整備する開発計画です。京都市には、空港も港もない為、京都市を訪れる来訪者にとっての玄関口は京都駅になります。京都駅周辺では賛否両論を巻き起こした京都駅ビルの建設を皮切りに駅周辺の再整備が着々と進んでおり、以前に比べると集客力は段違いに高まっています。JR京都駅に至っては、JR発足直後に比べ乗降客数が約2倍に達しており40万人/日が目前に迫っています。



【過去記事】
京都駅南口駅前広場整備事業(八条通)の状況 16.01

【出典元】



【南口再整備のポイント】

1:限られたスペースの有効活用

・八条通の交通量を踏まえた車線数の見直し
・地下空間を有効利用した機械式地下駐輪場の採用
・ショットガン方式の導入

2:公共交通の乗継利便性の向上
・路線バス乗降場の集約化
・雨に濡れずに乗り継ぎができる屋根の設置

3:快適な歩行者空間の創出
・段差のないバリアフリー対応の歩行者空間
・自転車通行環境を整備し歩行者空間と分離
















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現地の様子です。南口の新しい玄関口となる拠点広場(デッキ)は南北自由通路の南端に位置しています。















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南北自由通路と拠点広場付近の様子です。















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拠点広場の様子です。2階レベルに新しい待合スポットが誕生しました。














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縦アングルで見た様子です。中々天井が高く開放感があります。















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撮影時刻が夕刻だった為、ライトアップが始まっていました。パープルに照らしだされた天井がいい感じに見えます。
















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拠点広場から見たタクシーのりばの様子です。

















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地上に降りて、送迎ゾーンの様子です。細長い敷地を最大限に利用したレイアウトとなっています。

















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拠点広場の階下はこんな感じになっています。
















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タクシーのりば側から見た、エスカレーター、エレベーター付近の様子です。















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送迎ゾーン側から見た拠点広場の様子です。










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真正面から見た拠点広場の様子です。
















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八条通りの様子です。歩道の美装化などが行われています。
















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西側の様子です。この辺りはまだまだ工事中ですね。
















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再整備が進む京都駅南側の八条通り周辺。南北自由通路に直結する新しい拠点広場は小規模ながら解りやすい待ち合わせスポットとして機能しそうです。八条通りの美装化も中々いい感じで進んでおり、完成後の姿が楽しみですね。

[ 2016/07/18 23:18 ] 近畿 京都 | TB(0) | CM(2)

奈良文化財研究所「本庁舎建替事業」の状況 16.06

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奈良文化財研究所現庁舎は、築約50年を経過し老朽劣化が著しく、また、貴重な資料・図書等の増加による狭隘化も深刻な状況にあり、調査研究に支障をきたしている状況です。さらに、耐震診断を実施した結果、本建物は倒壊等の危険性があると判定されています。これらの問題の解決を目的として、「本庁舎建替事業」進められる事になりました。










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【工事概要】 
奈良市二条町(旧本庁舎跡地) 
敷地面積 8,878.94 建築面積 2,812.45  
延床面積 11,677.36 地上4階,地下2階 
鉄骨造,鉄骨鉄筋コンクリート造 
最高高さ 14.99m 
着工: 2016 5 15 日から
竣工:2018 年(平成30 年)3 31 日(予定)

※読者の方からメールで情報を頂きました、ありがとうございました!









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【計画概念】
・建物施設の安全性能の確保と防災対策の強化を図る
・建物施設性能劣化(老朽化)による調査研究環境への 支障の抜本的改善を図る
・重要文化財等の貴重な収集資料、精密な研究機器、 30万冊に及ぶ研究用図書等の保管場所・環境確保を図る
・アジアを中心とした諸外国の研究機関との研究交流、 情報発信等を行う拠点としての機能充実を図る


[ 2016/06/10 00:00 ] 近畿 奈良 | TB(0) | CM(0)

京都駅南口駅前広場整備事業(八条通)の状況 16.01

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京都駅南口駅前広場整備事業(八条通)は、京都駅正面や中央口に比べ整備が遅れていた八条通側の南口を再整備する開発計画です。京都市には、空港も港もない為、京都市を訪れる来訪者にとっての玄関口は京都駅になります。京都駅周辺では賛否両論を巻き起こした京都駅ビルの建設を皮切りに駅周辺の再整備が着々と進んでおり、以前に比べると集客力は段違いに高まっています。JR京都駅に至っては、JR発足直後に比べ乗降客数が約2倍に達しており40万人/日が目前に迫っています。



【出典元】


【南口再整備のポイント】

1:限られたスペースの有効活用

・八条通の交通量を踏まえた車線数の見直し
・地下空間を有効利用した機械式地下駐輪場の採用
・ショットガン方式の導入

2:公共交通の乗継利便性の向上
・路線バス乗降場の集約化
・雨に濡れずに乗り継ぎができる屋根の設置

3:快適な歩行者空間の創出
・段差のないバリアフリー対応の歩行者空間
・自転車通行環境を整備し歩行者空間と分離












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現地の様子です。南口の新しい玄関口となる拠点広場(デッキ)の躯体が姿を表していました。拠点広場は南北自由通路と直結しており、路線バス乗り場にエスカレータ等でアクセス出来る様になります。












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近くで見た拠点広場の様子です。新幹線ホームがあまりにも巨大な為、拠点広場が小さく見えますが、近くで見るとそれなりの規模がある事が解ります。












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ハイアングルで撮影した、工事中の拠点広場の様子です。南北自由通路との接続点が良く解ります。









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今回の南口の再整備は、八条通の車線数を6車線から4車線に減らし、生み出されたスペースを元に駅前を再整備する計画となっています。











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反対側から見た様子です。









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京都市を訪れる観光客数は過去最高の5,162万人を記録、米国「Travel+Leisure」誌読者投票で京都がベストシティランキング世界1位になり、世界で最も魅力的な観光都市に選ばれるなど、観光都市としての世界的な評価が高まっています。京都駅ビル側に比べて「アバンティ以外何もない」と言われてきた八条通側ですが、膨大なインバウンド需要を受けて、ホテル建設を中心に徐々にその姿を変えて行く事になりそうです。


[ 2016/01/28 00:00 ] 近畿 京都 | TB(0) | CM(3)

京都産業会館を建替える再開発計画、京都経済センター(仮称)整備計画の状況 16.01

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京都経済センター(仮称)は、京都産業会館と隣接する市営駐車場の敷地約4,410㎡に、地上7階、地下2階、延床面積約30,500㎡の同センターを建設再開発計画です。京都経済センター(仮称)は、分野や規模を超えた経済人の交流と協働を促進し、新たなネットワークの創出や異業種交流などを通じて新たな価値の創造を目指す計画です。また、和装文化を核にした京都ブランドの発信拠点として繊維産業振興センター(仮称)を設置。さらに、四条烏丸、四条室町エリアの魅力向上を図るため、多くの人が集まるにぎわい施設が整備されます。

















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【スペック】
名称:京都経済センター(仮称)整備計画
所在地京都市下京区四条通室町東入ル函谷鉾町78番地 他
階数: 地上7階、塔屋1階、地下2階
高さ:31.00m
構造---
杭・基礎 ---
主用途:オフィス、会議室、展示場、商業施設
総戸数:---
敷地面積約4,410㎡(京都産業会館敷地、京都市駐車場敷地)
建築面積約3,600㎡
延床面積約30,500㎡(容積対象面積約27,000㎡)
建築主:建設SPC
設計者:未定
施工者:未定
着工:2017年01月(予定)
竣工:2018年11月末(予定)



【建築スキーム】

(1)建設主体 
建設SPC   

(2)土地
60 年間定期借地(京都市所有)   

(3)建物
京都府、京都商工会議所、(公社)京都工業会、(一社)京都産業会館、京都信用保証協会、にぎわい施設運営SPC等による区分所有 

(4)建設スキームの概要   
①床取得者に代わって第三者(ディベロッパー等)が建設主体となり、京都経済センターを建設する。   
②建設資金はプロジェクトファイナンスにより調達するため、設計・建設業務の発注や資金調達の受皿となる SPC(特別目的会社)を設立して一連の建設事業を実施する。   
③建設主体が外部の第三者となるため、その選定は透明性・客観性を確保できるプロポーザル方式とするのが一般的。建物計画、床価格、事業スキーム等の提案を受けて、 総合評価により事業者を選定する。





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◆京都経済センター(仮称)で整備する主な機能 


1)交流と協働の促進 府内の中小企業団体・経済団体・支援機能等の集積を図るとともに、経済センターに 集まる分野・規 模を超えた経済人の交流と協働を促進し、新たなネットワークの創出やオープンイノベーション、産 学公連携、異業種交流等を通じて新たな価値の創造を目指す。

 
(2)戦略的産業振興施策の推進と情報発信 経済センターの各機能のプラットフォームとして京都産業全体を俯瞰した施策の検討・立案・検証を 行い、次代の京都産業を担う中小企業を戦略的に育成・支援する。併せて、伝統産業からハイテクま で多様な京都産業の魅力や最新情報、京都力を活かした商品群、文化・ブランドなどの京都の多様な コンテンツを様々なメディアに対応して総合的に発信する機能を担う。 


(3)中小企業の育成支援 企業の成長ステージに応じて伴走支援を行う京都版エコノミック・ガーデニングによる「産業の森」 づくりを推進し、京都ならではの知恵産業・知恵ビジネスの育成を目指すとともに、金融支援・技術 支援との連携など産業支援機関が一体となって新たな中小企業伴走・育成支援の強化を図る。 


(4)産学公連携の推進 京都イノベーションベルト構想の実現を目指し、産業界、特に中小企業と大学、研究開発機関等との 技術の橋渡しを推進し、京都発の新たな産業の創出を図る。 


(5)スマートシティ・スマートコミュニティ(地域創生)の実現 省エネ・創エネに係る技術開発・製品化・事業化の支援をはじめとしたグリーンイノベーションの創 出や、産業エネルギーマネジメントシステム(EMS)導入推進を図るとともに、ICTを基盤として 環境・エネルギー・交通システム・健康・教育など裾野の広い産業分野の振興をオール京都で推進し、 より質の高い暮らしができる都市・地域社会の実現を目指す。 


(6)海外への販路開拓と海外からの投資促進 世界各都市の最新ニーズを踏まえ、京都企業の海外販路開拓支援、外国企業の京都への投資促進、京都ブランドの海外発信等をオール京都で戦略的に展開するワンストップ拠点を創設する。 


(7)繊維産業の振興 和装文化を核にした京都ブランドの発信拠点として繊維産業振興センター (仮称)を設置することに より、心地よい暮らし方を演出するライフスタイルを提案するとともに、伝統産業の新しい方向性を 探る場、京都ファッション界の情報発信基地等として、京都の文化・伝統産業の振興を図る。 


(8)産業人材育成支援 経営力と技術力を兼ね備えた人材の育成や、京都独自の持続的経営モデルの実践、異業種人材の交流 による6次産業創業支援など、次代の京都産業を担う産業人材を総合的に養成する機能を整備する。














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京商の経済センター構想は、1984年頃から本格的な検討が始まり、以来建設候補地が浮上するたびに資金難などから頓挫してきました。今回の整備計画は3年間の議論を経てようやく2015年7月に正式決定に至りました。地元経済界にとって30年越しの悲願が実現する事になります。また、建設主体となる建設SPC(特定目的会社)には複数の企業グループが名乗りを上げているそうです。再開発の総事業費は概算で約153億円の規模となります。












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立体駐車場側の様子です。計画地は南北に細長い形をしています。












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最後は、現在の「京都産業会館」の様子です。同会館は、2016年5月から解体工事に着手、2018年11月末には新しい京都経済センター(仮称)が竣工する予定です。


[ 2016/01/27 00:00 ] 近畿 京都 | TB(0) | CM(12)

(仮称)ソラリア西鉄ホテル京都建築計画の状況 16.01

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仮称)ソラリア西鉄ホテル京都建築計画は、西日本鉄道が、京都市中京区木屋町通三条に建設中のプレミアムタイプの宿泊主体型ホテル計画です。ホテルの計画地は敷地面積は約2130㎡、地上5階、地下1階。ツインを中心に200室を設け、外観や内装は和の風情を取り入れる予定です。投資額は約100億円で、5階建てのホテルとしては相当な金額です。西鉄は国内外から多くの観光客が訪れる国際観光都市・京都に本格的に進出する事でブランドイメージを高め、関西への本格進出の足がかりにする計画です。














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ホテル計画地は、三条エリアの鴨川沿いに位置し、地下鉄東西線「京都市役所前」駅まで徒歩 1 分、京阪「三条」駅まで徒歩 2 分という抜群の立地です。また「鴨川」に面したホテルからは夏の「五山送り火(大文字焼き)」や納涼床、冬の東山連山の雪景色など、京都ならではの自然豊かな風景を眺望できる絶好のロケーションも兼ね備えています。さらに京都最大の繁華街「四条河原町」も徒歩圏内と申し分の無いロケーションです。西鉄のプレミアムホテルの近くには
リッツ・カールトン京都が開業済みで、鴨川沿いにプレミアム・ホテルが2軒並ぶ事になります。












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京都市は国際観光都市として、多くの観光客で賑わっていますが、国際級と呼べるハイグレードなホテルは不足気味と言われており、多くの観光客が大阪のホテルに宿泊している状況があります。先に開業したリッツ・カールトン京都や現在建設中のフォーシーズンズホテル京都につづいて、西鉄のプレミアムホテルもこれらのハイグレードホテルの競争に加わる事になりそうです。












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【スペック】
名称:(仮称)ソラリア西鉄ホテル京都建築計画
所在地京都市中京区木屋町通三条上る上大阪町509番2ほか
階数:上5階、地下1階
高さ:18.00m
構造RC造
杭・基礎 -----
主用途:ホテル
客室数200室
敷地面積2,171.76㎡
建築面積1,988.96㎡
延床面積9,421.82㎡
建築主:西日本鉄道
設計者:日建設計
施工者:大成建設
着工:2015年03月
竣工:2016年07月(予定)










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現地の様子です。既にタワークレーンが稼働しており、本格的な工事が行われていました。










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完成イメージパースを見て、計画地の形はリッツ・カールトン京都の様な細長い敷地だと想像していましたが、実際は四角い敷地だったので驚きました。














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南東側から見た様子です。京都市役所にほど近い、鴨川沿いの立地は最高に近い好立地だと思います。

















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(仮称)ソラリア西鉄ホテル京都建築計画は、西日本鉄道の関西地区での知名度向上に寄与するだけでなく、世界中から多数の観桜客が集まる京都の鴨川沿いに立地する事で、西鉄グループの世界に向けたショーケースとしての役割を担う事になります。
[ 2016/01/25 00:00 ] 近畿 京都 | TB(0) | CM(1)

半世紀振りに外壁をリニューアルした大丸京都店。心斎橋店をモチーフに神戸・札幌店のネオ・クラッシックデザインを継承!

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大丸京都店
は 1912 年に現在の地に、四条烏丸に出店し2012年に100年が経過しました。そんな歴史のある大丸京都店(きょうとみせ)ですが、半世紀ぶりに外装のリニューアル工事が行われ、外観イメージが一新されていました!




【出典元】
J.フロントリテイリング>10 月 8 日(水) 外装リニューアルオープン(PDF)

【過去記事】
大丸京都店の外壁が半世紀振りにリニューアル、心斎橋店をモチーフに神戸・札幌店のネオ・クラッシックデザインを継承!











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大丸京都店の外壁リニューアルは、伝統や歴史的様式を取り入れ現代的に再構築、現存するウィリアム・メレル・ヴォーリズのデザインモチーフを一部参照し、四条通りの街並みに調和した、安心感のあるクラッシックデザインをモダン化したデザインとなりました。

古典主義建築の定石であるファサード表現(3 層構成)を踏襲し、くじゃくのブロンズ像を中心に東西のタワー形状・対称性(シンメトリー)を強調した外観は、格式ある普遍的な美しさをかもし出しています。また、看板についても京都市景観条例に基づき建物に沿うデザインに変更するなど、古都の街並みにしっくり溶け込むよう工夫されています。


下層階:大理石(ベース)
中層階:レンガタイル(ボディ)
上層階:塗り壁(クラウン)










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大丸のシンボルである「くじゃく」のブロンズ像です。












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地上 15.5 メートルの壁面はデジタルサイネージ(縦 1.2 メートル 横 6.7 メートル)が設置されました。















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エントランス付近も百貨店らしい高級感が上手く演出されています。













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完成した、大丸京都店の外壁リニューアル工事。以前のオフィスビルの様な外観から、四条通りの街並みに調和した、安心感のあるクラッシックデザインをモダン化したデザインに大変身を遂げました。
[ 2016/01/24 00:00 ] 近畿 京都 | TB(0) | CM(3)