京都駅南口駅前広場整備事業(八条通)の状況 17.02 アバンティ前の観光バス乗降場、サンクンガーデン付近の様子

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京都駅南口駅前広場整備事業(八条通)は、京都駅正面や中央口に比べ整備が遅れていた八条通側の南口を再整備する開発計画です。京都市には、空港も港もない為、京都市を訪れる来訪者にとっての玄関口は京都駅になります。京都駅周辺では賛否両論を巻き起こした京都駅ビルの建設を皮切りに駅周辺の再整備が着々と進んでおり、以前に比べると集客力は段違いに高まっています。JR京都駅に至っては、JR発足直後に比べ乗降客数が約2倍に達しており40万人/日が目前に迫っています。











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【南口再整備のポイント】

1:限られたスペースの有効活用

・八条通の交通量を踏まえた車線数の見直し
・地下空間を有効利用した機械式地下駐輪場の採用
・ショットガン方式の導入

2:公共交通の乗継利便性の向上
・路線バス乗降場の集約化
・雨に濡れずに乗り継ぎができる屋根の設置

3:快適な歩行者空間の創出
・段差のないバリアフリー対応の歩行者空間
・自転車通行環境を整備し歩行者空間と分離



















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レポート3回目の今回は、アバンティ前の観光バス乗降場、サンクンガーデン付近の様子をご紹介します。




















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まずは、アバンティ前に新設された観光バス専用の乗降場の様子です。白色の幕素材の屋根で場所がすぐ分かりました。






















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観光バス乗降場の様子です。中々いい感じに仕上がっていますね。




















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南側から見た、観光バス乗降場の様子です。よく見ると写真右側に機械式地下駐車場の入り口が見えます。




















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機械式地下駐車場の様子です。見た目は小さいですが、地下空間に大量の自転車を収容する事が出来ます。

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撮影ポイントを少し変えて、アバンティ前の八条通りの様子です。






















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アバンティ前にはサンクンガーデンが設けられました。サンクンガーデンは半地下状のオープンスペースの事です。





















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サンクンガーデンを見下ろした様子です。屋根付きのイベントスペースとなっています。




















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地上から地下へのアクセスとしてエスカレーターも設置されています。


















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先ほどのエスカレーターを下った地下の様子です。写真奥がサンクンガーデンです。



























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再び地上に戻って、こちらはアバンティ前のバス停の様子です。





















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3回にわたってご紹介して来た京都駅南口駅前広場整備事業(八条通)の状況ですが、地区全体の工事は、ほぼ終了しており完成状態となりました。今後は美装化された八条通り周辺にホテルを中心に新しい施設が集積し、京都駅南側にも新しい賑いが生まれる事になると思います。
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[ 2017/03/01 00:00 ] 近畿 京都 | TB(0) | CM(1)

近鉄30000系電車(ビスタEX)〜外観編〜

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※京都駅に停車中のビスタEX新塗装車

近鉄30000系電車は、近鉄の2階建て特急形車両で、1978年に10100系「新ビスタカー」の老朽化・廃車に伴い、後継車両として登場しました。近鉄30000系は、日本では新幹線100系電車登場まで唯一、鉄道車両で2階建て車両を組込んで運行していた近鉄特急「ビスタカー」の3代目にあたる車両です。登場時は10100系「新ビスタカー」と区別するため「ニュービスタカー」と呼ばれていましたが、後に「ビスタカーIII世」と通称されるようになり、1996年~2000年にかけて実施された大幅リニューアル工事後は「ビスタEX(ビスタ・エックス)」に改称されました。1979年に鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞。



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※大和八木駅に停車中のビスタEX旧塗装


30000
系ビスタカーは、1988年に21000系「アーバンライナー」が登場するまでの間、近鉄を代表する車両でしたが、平成に入って22000系「ACE23000系「伊勢志摩ライナー」が登場し、これら後発の特急車より設備面での見劣りが顕著になったことや、建造初年から約17年以上が経過して車体更新時期に差し掛かっていたこともあり、1996年から2000年にかけて大幅なリニューアルが実施されました。











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30000系で実施された大規模リニューアルは、当時汎用特急に埋没していた30000系をリゾート特急として蘇らせる為、それに相応しいデザインを目指す事になりました。リニューアルコンセプトは「ビスタカーの魅力の再発見」、デザイン上のキーワードを「Elegance & Resort」。改造にあたっては、新造車並みにデザインチームを立ち上げられ、スタッフには昨今の近鉄車両の内装デザインを手掛けている山内陸平氏をはじめ、近畿車輛、近畿日本工機(現・近鉄車両エンジニアリング)、五位堂検修車庫(工事総括部門)が参加、約1年間の議論を行ったうえで、上記のコンセプトを設定し、改造工事に着手。


改造内容は、2階建中間車の2階部分を新製し、天井部分と床部分をかさ上げ、側窓は従来ハーモニカと称された小窓が連続していた箇所を、天井部の明かり窓と一体化した曲面ガラスに取り替え、また縦さんを黒塗装するなど大規模な内容でした。また、このリニューアルに際し、愛称が「ビスタEX (Vista EX) に変更されました。ビスタEXの由来は下記の通りです。


Expectant(期待の)
Exciting(興奮する)
Excellent(優秀な)
Exceed(凌駕する)
Expansive(広々とした)













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さらに、20104月から20123月にかけて全編成に2回目の車体更新(B更新)が実施されました。車体外観では行先表示器のLED化、乗降口の雨樋取付、車体連結面の転落防止幌設置などが行われました。














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近鉄では、22000系の車体更新を皮切りに、2016年以降に保有する汎用特急車両の塗装変更を実施しており、30000系でも塗装変更の対象となっており、2016年06月に検査出場した30209Fを皮切りに本系列においても車体塗装が順次変更されています。Mc車の塗装塗り分けは先に塗装変更された12410系と同様となっていますが、ダブルデッカーの中間車は本系列独自の塗り分けとなり、Mc車前面の「Vista EX」エンブレムは撤去されました。





















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30000系新塗装車の前面のアップです。B更新時に行き先表示はフルカラーLEDが採用され、今回の新塗装化に伴い、VISTA EXのエンブレムが撤去されています。30000系の塗装が変更されるのは、登場から今回で3度目となります。「ビスタ三世→ビスタEX→特急車新塗装化」























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側面行き先表示器の様子です。3色LEDが採用されています。












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それでは注目のダブルデッカー部分の様子を見てゆきましょう!今回の新塗装化により、従来とは全く異なった印象になりました。












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中央部にある乗降ドアー付近の様子です。













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連結部分の様子です。














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VISTA CARのロゴマークと側面行き先表示機の様子です。













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30000系中間車の車体断面寸法は横2,800mm✕高さ4,140mmもあるので、2両並んで見ると物凄いボリューム感です。新塗装では金帯で「V」をイメージした箇所があります。














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近鉄30000系電車-(ビスタEX)。新塗装化されて、またイメージが大きく変わりました。最初は違和感を感じた新塗装ですが見慣れてきました。中間車の下部が従来のグレーからオレンジに変更されているので、バランスは悪くないと思います。

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