大阪環状線の103系が2017年10月に引退!

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読売新聞が伝える所によると、大阪環状線の103系が2017年10月で引退する、との事です。大阪環状線では新型車両323系の増備が続いており、その勢力は急拡大しており、老朽化が進む103系はついに大阪環状線から姿を消す事になりました。
















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こちらが新しい大阪都心部の顔になる車両、323系です。ステンレス製のシルバーボディにオレンジのカラーを踏襲しつつも、バリアフリー化や各種機器の冗長化、ホームドア導入を意識したカラーリングなど古臭さが漂っていた大阪環状線のイメージを一新するインパクトがある素晴らしい車両です。












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こちらは10月「大阪環状線」から引退する事になった103系です。103系は国鉄の通勤型の代名詞といえる車両でそ1963年(昭和38年)3月から1984年(昭和59年)1月までの21年間に3,447両が製造されました。長らく大阪環状線の主力として君臨してきましたが、JR京都・神戸線を中心に新型321系が大量投入され、玉突きで同線の201系が体質改善工事(大規模リニューアル)を施され環状線と大和路線に投入され、103系は、その数を随分と減らしていました。














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こちらは京都鉄道博物館に展示されている103系のトップナンバー車の車内の様子です。博物館入りしている車両が大阪都心部で現役で活躍しているー。冷静に考えると摩訶不思議な感じもしますね。GWに遠方から遊びにきた友人がそんな感想を語っていたのを思い出しました。














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2017年8月末現在、大阪環状線の103系は8両編成2本の16両まで数を減らし風前の灯火となっています。















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ちなみに103系王国だった阪和線は新型225系5100番台の大量投入により、一足先に103系が引退状態になり、その姿を消しています。支線である羽衣線の103系3連✕2本も風前の灯火です。
















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環状線の103系8連✕2本のうち1本は、こちらのラッピング車です。
















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玉造駅には103系の引退を見越して!?同型を模した外観の商業施設が建設されました。
















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いよいよ大阪環状線から引退する事になった103系。同型はJR奈良線や大和路線などで活躍が続きますが、こちらも相当老朽化しているので、早晩別形式に置き換えられると思われます。ただ、環状線にはオレンジ色の201系体質改善車がまだ大量に活躍しており、10月に103系が引退しても、いきなりオレンジ1色の電車が環状線から居なくなる訳ではありません。ただ新型323系の投入が続けられているので、次は201系の去就が気になる所です。本当の意味で環状線が新世代に迎えるのは、201系が323系に置き換えられた時でしょう。その時は、環状線からオレンジ1色の電車が完全に姿を消す事になります。そして、その日はそんなに遠くではありません。











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都心部の外縁をグルリを回る環状線。大阪を訪れるビジターの多くが環状線や御堂筋線を見て「大阪の街はこんな所なんだ」といったイメージを抱いだきます。103系の引退には若干のノスタルジーを感じますが、大阪の新しいイメージを作るであろう、新型323系の投入は嬉しい限りです。

イメージアップは都市の経済活動にとってプラスに働きます。誰もが「なんとなく」、「良いイメージの街に住みたい、働きたい」と思います。僕も汚い、ダサいと言われる街よりも、そうでない街に住みたいと思います。たぶん皆さんも。国内外、どの都市もイメージアップに必死に取り組んで都市間競争を繰り広げています。いわゆる都市のブランド化です。金沢市などは、ブランド化がとても上手く、率直に言って実力以上に高い評価を獲得していると思います。イメージアップは人を集める原動力になり、最終的には金になります。経済にとってプラスに働きます。イメージの悪い街には人が寄り付きません。また住んでいる人も誇りを持てず自虐に走ったり、見捨てて出て行ったりします。企業も同じです。

大阪のイメージはUSJの躍進や、梅田・中之島の再開発、リバーフロントの再整備に加え、インバウンド需要によって大きく変わりつつあります。

かつての、粉モン、コテコテ、吉本、ヒョウ柄オバサン、ゴチャゴチャして汚い、といったテレオタイプの画一的なイメージから人々が人懐っこくてフレンドリーで、グルメ・ショッピング天国、コテコテイメージそのままの新世界・道頓堀もあれば、ハイブランドが軒を連ねる心斎橋、近未来的な梅田もあり、世界的なテーマパークUSJもある、
多様性を持った魅力的で活気あふれる大都会、そんなイメージに徐々に変化している様に感じます。特に外国人旅行者はコテコテフィルターがかかっていないのでとても正直です。僕自身、彼らに大阪の良い所を再認識させれました。



103系の引退の話題からおもいっきり話がそれましたが、長年多くの人々を乗せて活躍してきた103系に「ありがとう、お疲れ様!」とエールを送りつつ、最後の走りを見届けたいと思いました。
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[ 2017/09/01 00:22 ] INFOMATION 再都市化ニュース | TB(1) | CM(27)