北大阪急行ー千里中央駅のホームドアが本日(2017年9月9日)より使用開始!

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北大阪急行電鉄2016125日(月)に、ホームでの事故対策として同社の3駅にホームドア(可動式ホーム柵)を設置すると発表しました。以前から設置工事の状況をレポートしてきましたが、本日2017年9月9日(土)より千里中央駅のホームドアの使用が始まりました!











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北大阪急行ー千里中央駅で供用が始まった可動式ホーム柵(ホームドア)ですが、実は大手を含め関西私鉄各社で始めての設置となります。












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千里中央駅に設置された、可動式ホーム柵(以下、ホームドア)の様子です。JR西日本とも大阪市営地下鉄のモノとも異なる雰囲気です。それもそのはず、このホーム柵は「株式会社京三製作所」製では、同社のホームドアが関西の民鉄採用されるのは初めての事です。

同社の
 ホームドア(可動式ホーム柵)は、大きなドア透過部やスライド式非常脱出口を備えている他、 地上側に設置するセンサにて車両の定位置停止検知などを行い、可動式ホーム柵 の自動開閉を実現しています。これにより、地上-車上間の情報伝送(トランスポンダ)装置 が不要となり、地上設備だけのシンプルなシステムとなっている所が大きな特徴です。



【出典元】
株式会社京三製作所>北大阪急行電鉄 千里中央駅の可動式ホーム柵を受注いたしました(PDF)
北大阪急行電鉄>当社線 3 駅に「可動式ホーム柵」を設置します(PDF)













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【北大阪急行電鉄のホームドア設置計画の概要】


1.設置駅 
千里中央駅(島式ホーム 1番線・2番線) 
京三製作所が受注
桃山台駅 (島式ホーム 1番線・2番線) 
緑地公園駅(相対式ホーム 1番線・2番線) 

2.仕  
・開口部 2,600mm ・腰高タイプの可動式ホーム柵(固定部ホーム床面から約1,320mm 

3.全体工程(予定) 
千里中央駅 平成29 1月工事着手  平成29 9月末竣工予定 
桃山台駅     平成29 6月工事着手  平成30 3月末竣工予定 
緑地公園駅 平成29 6月工事着手  平成30 3月末竣工予定











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ホームドアユニットの様子です。ピクトグラム含め非常にシンプルな作りに見えます。可動部に対してユニットがコンパクトなのもこのホームドアの特徴です。













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女性専用車両付近のホームドアユニットの様子です。
















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視覚障害者向けの点字表示の様子です。
















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ホームドアユニットを真横から見た様子です。
















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センサーユニットのアップです。スーパーマーケットのPOSの様な感じのセンサーですね。















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可動式ホーム柵を円滑に運用するには、
ホームに設置されたドアと車両のドアの位置を正確に合わせる必要があり、先に全駅にホーム柵が導入された、千日前線では全車両に自動列車運転装置(ATO)、定位置停止装置(TASC)が設置されました。可動式ホーム柵導入後の千日前線の電車は乗務員が乗車していますが、電車の運転に伴う一連の動作(加速→走行→停車)は自動化され、タイムロスが極小化されています(それでも到達時刻がびましたが)。


御堂筋線の心斎橋駅と天王寺駅も可動式ホーム柵が設置さえれていますが、これはパイロットケース的な意味合いが強く、
自動列車運転装置(ATO)、地上施設側の対応「定位置停止装置(TASC)は導入されずに、フルマニュアルでの運用となっています。その為、2015年3月1日から朝ラッシュ時の最初運転間が2分15秒毎→2分30秒毎に伸びています。












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北大阪急行ー千里中央駅のホームドアもマニュアル運用なので、ドアーの開閉から出発まで結構タイムロスがあります。













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ホームドアの端には車掌さん用のモニターが3画面、安全確認用のシグナルが設置されていました。







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電車が出発する時の手順は天王寺・心斎橋駅と同じです。まず車両側の乗降ドアーが閉まり、それからホームドアが稼働します。












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車両の乗降ドアーが閉まり、ホームドアが動き出しました。













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開口部が大きいので閉まるまで若干時間がかかります。













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閉まりました!












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ようやく電車が出発しました。スローシャッターで取ると時速300km/h位出ている様に見えますね。












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ついに千里中央駅で供用が始まったホームドア。終点の折り返し駅なので余裕時間が有るため、ホームドア設置によるタイムロスは影響が無いですが、中間駅でのタイムロスは過密ダイヤの御堂筋線にとっては相当厳しいと思います。全駅設置には自動列車運転装置(ATO)、地上施設側の対応「定位置停止装置(TASC)の導入が必須です。これが導入されれば、千日前線の様にホームドアと車両の乗降ドアーが同時に開閉するのでタイムロスは最小限で済みます。ただ、このシステムを導入するには全ての車両を対応させる必要があるので、10系を3000系で全て置き換えた上で新20系も全てリニューアル改造する事になります。

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北浜ミッドタワーの建設状況 17.09

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※現地に掲示されていたパネルを撮影しました

北浜ミッドタワーは、北浜三泉ビル(旧中央三井信託ビル)の跡地などに、地上43階、塔屋1階、地下1階、高さ約146.8m、延床面積35,865㎡のタワーマンションを建設する再開発計画です。以前は北浜ザ・タワー
の名称となっていましたが、ザ・タワーキタハマと混同しやすい為、正式名称は北浜ミッドタワーに落ち着きました。

この不動産は積和不動産関西が所有していましたが、所有権の90%を三井不動産レジデンシャルなど3社に売却。持ち分比率は三井不動産レジデンシャルが45%、京阪電気鉄道が25%、京阪電鉄不動産が20%、積和不動産関西が10%となっており、この4社が建築主となります。


【公式HP】
北浜ミッドタワー



【過去記事】
北浜ミッドタワーの建設状況 17.07
北浜ミッドタワーの建設状況 17.03
北浜ミッドタワーの建設状況 17.01
北浜ザ・タワー(仮称)大阪市中央区北浜2丁目計画の建設状況 16.06
北浜ザ・タワー(仮称)大阪市中央区北浜2丁目計画の建設状況 16.05
(仮称)大阪市中央区北浜2丁目計画の正式名称は「北浜ザ・タワー」に決定!
北浜三泉ビル(旧中央三井信託ビル)跡地の再開発(仮称)大阪市中央区北浜2丁目計画の状況 16.03
北浜三泉ビル(旧中央三井信託ビル)跡地の再開発(仮称)大阪市中央区北浜2丁目計画の状況 16.02
北浜三泉ビル(旧中央三井信託ビル)跡地の再開発(仮称)大阪市中央区北浜2丁目計画の状況 15.12
北浜三泉ビル(旧中央三井信託ビル)跡地の再開発(仮称)大阪市中央区北浜2丁目計画の状況 15.10
北浜三泉ビル(旧中央三井信託ビル)跡地の再開発(仮称)大阪市中央区北浜2丁目計画の状況 15.09
北浜三泉ビル(旧中央三井信託ビル)跡地の再開発(仮称)大阪市中央区北浜2丁目計画の状況 15.07
北浜三泉ビル(旧中央三井信託ビル)跡地の再開発(仮称)大阪市中央区北浜2丁目計画の状況 15.05 












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【スペック】
名称:
北浜ザ・タワー
所在地:大阪市中央区北浜二丁目20番2
階数: 地上43階、塔屋1階、地下1
高さ:146.8m※軒高
構造RC造
杭・基礎 
主用途:分譲共同住宅
総戸数:311戸 
敷地面積:2,293.92
建築面積:1,320.82 
延床面積:35,865.46
建築主:三井不動産レジデンシャル、京阪電気鉄道、京阪電鉄不動産、積和不動産
設計者:IAO竹田設計
施工者:竹中工務店
着工:201512月(予定)
竣工:201903月(予定)











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現地の様子です。前回の撮影が2017年07月頃だったので約2ヶ月振りの取材です。



















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北浜ミッドタワーはタワークレーン1機で建設工事が行われており成長速度はゆっくりとしています。取材時点では地上29階付近を構築している所でした。














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北西側から見た様子です。周辺のビルに比べても頭1つ抜けた高さまで成長してきました。















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真北から見た様子です。タワーマンションでは眺望が良ければ北側の部屋でも比較的良く売れるそうです。なんでも高層階の南側は日当たりが良すぎて灼熱地獄になる事があるとか・・・。それを経験した方、体験談を聞いた方が北側の部屋を会えて選ぶ事があるそうです。












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北東側から見た様子です。北浜はかつての金融の街から、高級タワーマンションが林立するステータス感のある高級住宅街に変貌しています。一抹の寂しさを感じますが、都心部に「富裕層が住んでいない」「大学生が少ない(大規模キャンパスが無い)」という大阪都心の2つの弱点の内、「富裕層が住む」は排気ガスなど環境問題が改善され、都心部でも住める環境になってきた事、タワーマンションというステータス感のある物件が増える事で解消されつつあります。

短期的にはオフィスビルの不足が深刻化していますが、大阪都心はもっと「富裕層に住んでもらう」必要があるので、タワーマンションはガンガン建てて欲しいです。それと平行して、中之島西部や梅北2期、御堂筋沿いの老朽化したビルの建替えなどでオフィスを供給するのがベストだと考えています。街の役割が時代と共に変わってゆくのは仕方がありません。

最後は都心部に大規模な大学キャンパスを誘致し学生を増やす事。街に文化・活力をもたらすのは、学生と富裕層です。京都は「古都」ですが、じつは市内人口の約10%が大学生という、とんでもなく学生人口が多い「学生の街」という側面を持っています。キャンパス整備は非常に難しいですが、大工大のOIT梅田キャンパスの様な超高層インテリジェントキャンパスもありかな?と思います。本当は阪大レベルの大学が100ヘクタール位の規模で環状線西部地区に緑豊かなキャンパスを設けて欲しい・・所ですが、現実的は無理でしょう。大阪都心部に大学を誘致する、これは中長期的な課題ではないでしょうか。












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最後は撮影ポイントを変えて、オリックス本町ビルから見た、現地の様子です。

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オリックス本町ビルの展望テラスから見た大阪都心の眺め2017

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オリックス本町ビルの展望テラスから見た大阪都心の眺め2017
す!フェスティバルタワー・ウエストが竣工してから、ずーっと「行きたい」と思っていましたが、この展望テラス(正式名称はクロステラス本町)は平日のみ開放されており、僕も普段は仕事があるので中々行く事ができませんでした。さらに晴天で空気の澄んだ日となると、さらに確立が下がります。今回は振替え休日がもらえたので久々に平日に取材活動を行いました。もちろん天候が良かったのでオリックス本町ビルは外せません(笑)


それにしても、数年振りにオリックス本町ビルから大阪都心をグルリを眺めましたが、随分と高層ビルが増えました。その中でもフェスティバルタワー・ウエストの存在感はずば抜けており、大阪都心部のスカイランを1段ランクアップさせてくれた印象です。









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中之島フェスティバルタワー中之島フェスティバルタワー・ウエストの並びです。この巨大なツインタワーは、現在の大阪都心部で最高のランドマークタワーと言えると思います。













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カメラを北東方向に向けました。
クラッシィタワー淀屋橋 、建設中の三菱東京UFJ銀行大阪ビル本館別館竣工目前のブランズタワー御堂筋本町が目立っています。













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南西方面の様子です。ここではザ・サンクタスタワー が圧倒的な存在感を放っています。地上53階、高さ189.55m、延床面積:99,731.33㎡の超巨大タワーマンションです。












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中之島西部地区の様子です。ここではザ・パークハウス中之島タワーが立ち上がりスカイランが一変しました。ザ・パークハウス中之島タワーは、地上55階、高さ約193m、延床面積99,700㎡の超弩級のタワーマンションです。














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最後はもう一度引き気味のアングルで見た、梅田・中之島方面の眺めです。久々に訪れたオリックス本町ビルの展望テラス。貴重なチャンスだったのでノリノリで行ってきましたが、心底「行ってよかった!!」と思える眺めでした。

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[ 2017/09/09 00:00 ] その他 風景写真 | TB(0) | CM(6)