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阪急梅田本店・二期棟建設工事 12.04

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阪急梅田本店・二期棟建設工事は、2009年9月にオープンした一期棟と入れ替わりで既存の百貨店を取り壊し、新たに二期棟を建設する百貨店の建替えプロジェクトです。二期棟が完成し増床すると、阪急百貨店梅田本店は延べ床面積約8.4万平米の巨大店舗にパワーアップします。


先日発表された、エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社のプレスリリースによると、建替え工事中の「阪急うめだ本店」のグランドオープンは2012年11月下旬、開業初年度の売上目標は1,900億円、(阪急メンズ館を含む「阪急本店」の売上目標は2,130億円)との事です。

ストアコンセプトは「素敵な時(トキ)の過ごし方、暮らしの劇場・阪急うめだ本店」。お客様の生活スタイルの創造をお手伝いする百貨店を目指し、エキサイティングな買い物体験を提供する「暮らしの劇場」に生まれ変わります。




【公式HP】
エイチ・ツー・オー リテイリング ニュースリリース


【過去記事】
阪急梅田本店・二期棟建設工事 12.03
阪急梅田本店・二期棟建設工事 12.01
阪急梅田本店・二期棟建設工事 11.11
阪急梅田本店・二期棟建設工事 11.10
阪急梅田本店・二期棟建設工事 11.08
阪急梅田本店・二期棟建設工事 11.06
阪急梅田本店・二期棟の最新イメージパース
阪急梅田本店・二期棟建設工事 11.05
→阪急梅田本店・二期棟建設工事 10.12

→阪急梅田本店・二期棟建設工事 10.10
→阪急梅田本店・二期棟建設工事 10.05
→阪急梅田本店・二期棟建設工事 10.03
→梅田阪急ビル 朝と夜
→阪急工事中
→梅田阪急ビル 09.08
→伸びる阪急2
→伸びる阪急
阪急梅田本店立て替え












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今回取材してみると、長らくビルの周りを長らく覆っていた養生ネットがほとんど取り払われ、ついに阪急うめだ本店の全体が姿を現していました!













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梅田歩道橋から見上げた二期棟の様子です。一期棟の低層部と連続する、統一された外観に仕上がっています。












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新しく生まれ変わる阪急うめだ本店の1~8階は「旧阪急うめだ本店のイメージの継承と発展」をコンセプトにデザインされており、旧阪急うめだ本店の外壁に見られた、各フロア間の水平の庇(ひさし)田の字型の窓基壇部のアーチ丸窓などの様式が再現されています。










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9~13階の高層部は「未来へ向かう、新生阪急うめだ本店」のシンボルとして、最新技術による多彩なガラスを使用したデザインを採用し、低層部とのコントラストを特徴としています。












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続いて、阪急ターミナルビルから見た二期棟の様子です。ビルの裏手にあたるこの箇所は、幾分簡素な造りに見えます。












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屋上のをアップで。今回、取材してみると早くも植栽が行われていました。屋上庭園の広さは約1,000m2。シンボルツリーを中心に広がる広場はお買い物の合間の憩いのスペースになります。また、レストラン街のケータリングを利用した貸切パーテイーも開催される様です。屋上で一際目を引く八角形の建物はダイヤモンドホール。特別なおもてなしの場として用意されてる、との事です。













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こちらは、ノースゲートビルディングのカリヨン広場前の階段から見た、阪急梅田本店全体とオフィスタワーの様子です。低層部に広がる阪急うめだ百貨店は、まるで巨大戦艦の様です。












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最後は、大阪第一生命ビルティング前から見た、阪急梅田本店全体とオフィスタワーの様子です。養生ネットが取り払われ、ついに完全体になった阪急梅田本店。1期棟が完成した時はアンバランスに見えたこのビルも、こうやって2期棟が出来上がってから全体を見ると、かなり良い感じに仕上がったと思います。

H2Oリテイリングのプレスリリースを見ると、阪急うめだ本店の凄さが伝わってきます。新しい阪急うめだ本店には、4層吹き抜け、高さ16mの「祝祭広場」、ファッションショーなどが開催される「阪急うめだホール」、文化催しや展示販売会を開催する「阪急うめだギャラリー」、関西発の新進気鋭のアーティストを独自に発掘し作品の発表機会を提供する「アートステージ」などが設けられ、情報発信機能が高められます。

また、館内には約60台のデジタルサイネージが導入、1階エントランスに幅6m高さ2mの大型LEDビジョンが設置される他、店内20箇所に、物の使用価値、物語を話題化して伝える「コトコトステージ」を設置し情報発信が行われます。このあたりは、先行して開業した「阪急西宮ガーデンズ」や「博多阪急」で得た経験が、うめだ本店にも確実にフィードバックされています。以前ご紹介した、博多阪急のデパ地下スタッフの有志が集って結成されたバンド「博多キッチンバンド(リンク先記事の一番下に紹介があります)」の様な企画もあるかもしれませんね!?



立地、規模、外観、内装、情報発信能力、販売力。全てにおいてナンバーワンを目指す、他に類を見ない、唯一無二の凄い百貨店が出来上がりつつある、阪急うめだ本店を見ていると、そんな思いがこみ上げてきました!今秋のグランドオープンが本当に楽しみですね。











【おまけ】

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ノースゲートビルディング越しに見た、グランフロント大阪の様子です。数年前にはヨドバシ梅田しか見えなかった、と言うのが信じられない位の変貌ぶりです。




2 COMMENTS

福島区民

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阪急梅田駅リニューアル、着工へ-「劇場空間 阪急スタイル」コンセプトに

http://umeda.keizai.biz/headline/1323/

 阪急電鉄(大阪市北区)は5月10日、阪急梅田駅のリニューアル工事に今月から着手すると発表した。

 旧阪急梅田駅から現在の阪急梅田駅に移転後、約40年が経過。今秋には阪急うめだ本店、来春にはグランフロント大阪が開業するなど、再開発が進む梅田エリアの「顔」にふさわしいエリアにするため、同社ではリニューアルの検討を重ねてきた。ホームなど一部を除き、駅コンコースと全ての通路をリニューアルする。

 計画では「劇場空間 阪急スタイル」を空間コンセプトとし、全体を8つのゾーンに区分けして「アプローチ」「ゲート」「ロビー」「ステージ」「ガレリア」の5つのイメージで構成。「華やかさ、エレガントさをより追求し、阪急らしさをイメージさせる利用しやすい駅空間を創出する」。照明は全てLEDを採用し温かみのある色で統一。ゾーンごとに明るさを変えたり間接照明を採用したりするなど工夫し、変化のある空間を目指すという。

 ムービングウオークや緑のある広場など、一部供用を開始しているJR高架下通路と、JR大阪駅方面と阪急百貨店イングス館方面をつなぐ東西方面通路、1階~3階のエスカレーター・階段は今月14日の営業終了後から着工。エスカレーターは工事のため一部を計画的に封鎖する予定。JR高架下通路は、今秋全面供用を開始する。

 2階中央改札内外コンコース、3階改札外コンコース、BIGMAN前広場、2階JR大阪駅方面連絡通路は、今年10月より順次着工。全ての工事完了は2015年3月を予定する。

 総事業費は約36億円。

1階東西方面通路
http://images.keizai.biz/umeda_keizai/photonews/1336638179_b.jpg

東西方面通路からエスカレーター乗降口を見た1階~3階階段・エスカレーター
http://images.keizai.biz/umeda_keizai/photonews/1336638273_b.jpg

2階中央改札内コンコース
http://images.keizai.biz/umeda_keizai/photonews/1336638370_b.jpg

エスカレーター乗降口から自動券売機付近を見た3階改札外コンコース
http://images.keizai.biz/umeda_keizai/photonews/1336638472_b.jpg

LHR

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ちょっとガチャガチャしてますが、存在感バツグンのなかなかカッコイイ外観になったのではないでしょうか。
内部空間も含めて、これぐらい派手にしとかないとステーションシティに負けてしまいますもんね。

それにしても梅田地区はまるで街全体が巨大なテーマパークのような、ワクワク楽しい空間になってきましたねぇ^^。

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