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アパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉西棟増築工事 13.12

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アパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉西棟増築工事は、ホテル単体としては日本最高層ホテルとなるアパホテル&リゾート東京ベイ幕張に、客室数500室・大浴場・プールサイドレストランを備えた西棟を増設するホテルの増床工事です。このホテルは、元々は1993年4月に幕張プリンスホテルとしてオープンしたシティホテルで、設計は丹下健三が手がけ、総工費は580億円の巨費に登りました。西武グループの経営不振に伴い2005年12月に総合都市開発のアパグループに132億円で売却され、現在のアパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉となりました。



アパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉は、2012年8月には過去最高となる
月間客室稼働率98.9%を記録、今後の集客も大いに期待出来るため、今回一気に500室の増室を行うことになりました。増室後の総客室数は1,501室となり幕張地区で圧倒的客室数となります。アパグループ代表 元谷外志雄は、「増室後のホテル稼働90%超える集客となったあかつきには、更に500室規模の増室を行いたい。」と強気の発言をされています。












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【スペック】
名称:アパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉西棟増築工事
所在地:千葉市美浜区ひび野2-3
階数:地上11階、地下1階
高さ:37.14m
構造:S造
杭・基礎 :杭基礎
主用途:ホテル
総戸数: ーーー
敷地面積:45,717.45㎡ ※施設全体
建築面積:2,253.35㎡ ※施設全体11,151.52㎡
延床面積:12,287.65㎡ ※施設全体79,823.28㎡ 
建築主:AH幕張
設計者:東急建設
施工者:東急建設
着工:2013年04月
竣工:2014年04月(予定)










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現地には壁面のモックアップが設置されていました。ガラス張りのクリスタルな外観のタワー棟とは異なるシックな色使いのビルになるようです。











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アパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉西棟の主な特徴はこんな感じです。アパホテルは、社用客が見えを張れるシティホテル張りの豪華なエントランス・ロビーやレストラン、大浴場を備える代わりに客室は寝るだけの10㎡程度の極小サイズに割り切るなど、メリハリの効いた造りと手頃な価格設定を武器に急成長を遂げてきましたが、この西棟はアパホテルとしては大変珍しく全室がツインルームとなっています。


①客室数500室(全室ツインルーム) 
リゾート感のあるデザインに機能性をくわえ、ビジネスにも最適な空間を提供。ご家族やグループでのご利用にはコネクトルームとして対応可能なお部屋も各フロアに準備。

②宿泊者無料の「大浴殿」
露天風呂も完備し、温泉旅館並の「癒し、くつろぎ」を提供。宿泊者はタワー棟4階「玄要の湯」とあわせて楽しめる宿泊者無料の温浴施設。


③イベントや団体利用も可能な「プールサイドレストラン」
パーティー・小宴会等の多種多様な要望に対応可能なレストラン。既存のブッフェレストラン「ラ・ベランダ」とあわせ積極的にイベントも開催。



④眠りへのこだわり「アパホテルオリジナルベッド」
米国トップブランドのシーリー社と共同開発したアパホテルオリジナルベッド「Cloud fit(クラウド フィット)」を全客室に採用し、「眠りへのこだわり」を追求。



⑤エコと快適性を兼ね備えた「アパホテルオリジナルユニットバス」
やさしい曲線とエコロジーを両立した卵形浴槽、サーモスタット付定量止水栓、節水シャワーによるエコと快適性を兼ね備えた「アパホテルオリジナルユニットバス」を採用。



⑥地球環境に配慮した「新エコ仕様」
省エネルギー化を推進する為、ほぼ全ての照明にLEDを採用する他、コージェネレーションシステムを採用し、排熱の有効利用を実施。また、遮熱カーテンを採用し、断熱効果を高めている。



⑦客室大型テレビの導入
全客室40型テレビを標準装備する。また、全室にVOD設備を設置しており、客室の高機能化を進める。



⑧無料Wi-Fi接続を完備
全室に無料Wi-Fi接続を完備し、カスタマーサービスの向上につなげる。










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アパグループは、姉歯元一級建築士による構造計算書の偽装事件の為に、銀行からの融資が受けられなくなり当時新規計画の為に仕込んでいた土地をリーマン・ショック前に手放しています。その為、結果的に高値で土地を売り抜ける事が出来、その資金を持って、その後大幅に下落した用地を安値で取得する事が出来たそうです。

2010年4月1日に同社が策定した中期5ヵ年計画「SUMMIT5」において「東京頂上戦略」と銘打ち、2015年計画終了時に向けて東京都心で80PJ(ホテル50PJ・マンション30PJ)の事業展開を目指しています。〈東京ベイ幕張〉西棟増築工事は、そんなアパグループの勢いを感じさせるものでした。





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