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増床オープンする「くずはモール」に誕生するミニ鉄道博物館「SANZEN-HIROBA(3000広場)」が凄い!

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大規模拡張工事が行われている樟葉モール内にミニ鉄道博物館が誕生します。南館 ヒカリノモール1階に設けられるミニ鉄道博物館「SANZEN-HIROBA(さんぜんひろば)」は、旧3000系特急車両の実車展示や京阪沿線の巨大ジオラマなどが設置された「レイルゾーン」とステージや大型ビジョンを活用して各種イベントを開催する「イベントゾーン」などで構成され、子供から大人まで京阪らしさを体感できる施設となります。施設名称はの「SANZEN-HIROBA(さんぜんひろば)」は「ヒカリノモール→燦然と輝く」「3000系」から命名されました。


SANZEN-HIROBAの目玉は、旧3000系特急車両のデジタル動態保存。デジタル動態保存とは、「展示車両は動かないものの、運転操作に合わせて画像や走行音 が流れ、実際に線路上を走行しているかのようにリアルな運転や 乗車体験が楽しめる」という仕組みです。デジタル技術の粋を集めた、世界に類を見ない「デジタル動態保存」により「テレビカー」がまるで現役車両のように走り続けます。 旧3000系特急車両のデジタル動態保存については、運転シミュレーターと合わせて、有名なフュージョンバンドであるカシオペアの元メンバーで、熱心な鉄道ファンとしても有名な向谷実氏がプロデュースしています。


【出展元】
→“BLOOMING KUZUHA”
KUZUHA MALLが大阪府下最大級ショッピングセンターに進化、グランドオープン!
(PDF)


【過去記事】
KUZUHA MALL(くずはモール)第2期開発計画 13.08
KUZUHA MALL(くずはモール)第2期開発計画 13.03
KUZUHA MALL(くずはモール)第2期開発計画 12.09










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京阪沿線の魅力を凝縮した巨大ジオラマ


大阪から京都・滋賀まで京阪沿線の豊富な魅力が凝縮された「京阪沿線ジオラマ」が登場します。中央には懐かしい初代くずはモール街を再現し、大阪城やひらかたパーク、京都の神社仏閣、そして四季折々の祭など、京阪沿線の見どころの中を京阪電車のHOゲージ鉄道模型が走行します。


上記のほか、京阪電車全駅の現在と昔の写真を展示し「京阪沿線 全線全駅いま・むかし」や大阪・京都・滋賀の京阪沿線の広がりを衛星画像で俯瞰できる「わたしのまち・京阪沿線」や、京阪電車の歴史紹介パネルや映像モニター、期間限定の企画展示など「ここに来れば京阪電車がわかる」空間が作られます。














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SANZEN-HIROBAに展示される旧3000系-3505号車の引退直前の姿


樟葉モールに誕生する「SANZEN-HIROBA」。館内に実車を常設展示するミニ鉄道博物館は郊外に乱立する大規模ショッピングモールの中でも異色の施設で、他のモールに対する差別化の為の強力な武器になりそうです。

また、多くの樟葉モールには多くのファミリー客が訪れます。モールを訪れた子供たちは「SANZEN-HIROBA」の旧3000系の展示や運転シミュレーターにに大喜びするでしょうし、その体験は子供達の記憶に強く残ると思います。


「SANZEN-HIROBA」は、京阪沿線の子供たちが将来も京阪電車に愛着を持ち続けてもらう為の、超長期スパーンで考えられた壮大なマーケティング活動なのかもしれませんね。



2 COMMENTS

聞茶

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施設のレイアウトは地下鉄博物館(東京都江戸川区)を思わせますね。

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ショッピングモールに鉄道の資料館が併設された例は、阪急西宮ガーデンズがありましたが樟葉モールはさらに充実した展示ですね。
シミュレーターに実物車両までとは驚きました。オープンしたら行ってみます。

別の話題ですが、大阪市営地下鉄御堂筋線梅田駅天井リニューアル工事の完成予想図が交通局HPに掲載されてました。
http://www.kotsu.city.osaka.lg.jp/general/announce/w_new_info/w_new/list_h25_all/20140217_umeda_arch.html

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