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南海高野線ー三国ヶ丘駅橋上駅舎化

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南海高野線ー三国ヶ丘駅では2011年4月から構内バリアフリー化や橋上駅舎化、東口と西口を結ぶ東西自由通路の設置、商業施設のリニューアルなどからなる「三国ヶ丘駅改良事業」が行われています。2012年3月に南海高野線上下ホームのエレベーターが完成、2013年9月7日(土)始発列車から橋上駅舎化と南北自由通路の供用を開始、2014年5月29日に、一連の改良工事の仕上げとなる新しい商業施設「N.KLASS(エヌクラス)三国ヶ丘」がグランドオープンしました。今回は一連の改良事業が完成した三国ヶ丘駅をご紹介したいと思います。




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まずは駅舎の外観から見てゆきましょう。










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グレーの建物を金属のルーバーで覆った不思議な感じの駅舎です。











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JR側の改札口付近の様子です。さすがに自動改札機はバーレスの新型機AG50に入れ替わっていました。この改札を出ると一直線で南海側のコンコースに続くエスカレーターに行く事が出来ます。












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南海側とJR側の境目付近の天井の様子です。













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になみにこちらがJR側の跨線橋の様子です。いきなり昭和40年代前半にタイムスリップした様なレトロさで南海側とのギャップが物凄い・・・。












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JR側から南海側につながるエスカレーターと階段の様子です。ご覧のとおり、本当に最短ルートで行事が出来ます。これば便利だ!










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階段を見下ろした様子です。ガラス張りの天井からは自然光が取り込まれており、とても明るい空間となっています。









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飲食店などの商業施設は、このエスカレーター・階段を取り囲む様に配置されています。普段の通勤客などはストレートな動線で乗り換えさせて、用のある人だけ商業施設に流れるような、利用客本位のレイアウトになっています。









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南海側の改札口付近の様子です。











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自動改札機は6通路が用意されています。全てオムロン製の改札機でした。










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改札内コンコースの様子です。トイレ付近の木目調パネルなどがダイワハウスが施工した商業施設とにた雰囲気・・。最近オープンしたJRのエキナカ商業施設ビエラと似た感じです。三国ヶ丘駅はJR、南海の合計で82,701人/日の乗降客がある為、非常に広々としています。

※JRは乗車人員✕2で計算










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改札階からホーム階を見下ろした様子です。ホーム階とは上下方向のエスカレーター、エレベーター、階段で結ばれており、バリアフリー対策ばバッチリです。









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エスカレーターの様子です。左右非対称となっており、下りのエスカレーターの通路幅が狭いです。










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ホームの様子です。南海高野線の三国ヶ丘駅は対面式2面2線のシンプルな構成です。









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エスカレーター、エレベーター、待合室等が機能的にレイアウトされた最新型の駅です。ホーム上の照明器具は全てLEDでした。










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階段下にある待合室等の様子です。エアコン付きなので蒸し暑い夏は特に重宝しそうです。









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発車標の様子です。この発車標、種別、発車時刻、行き先が表示されない、いままでに見たことが無いタイプでビビりました。しかも電車が1つ前の堺東駅を出るまでは消灯しています(笑)これはイケてないなぁ・・・。シンプルに「普通:橋本行き 12:00」と出て欲しかった。









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最後は引き気味のアングルで見た橋上駅舎の様子です。線路の上に覆いかぶさる様に建設された事が良く分かるアングルです。





1 COMMENT

アイラブオオサカー

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三国ヶ丘…ここには普段立ち寄ることがまずないため、過去にほんの2・3回ほど乗り換えで利用しただけなのですが、その頃は乗客は多いけどJR&南海共に古臭い駅くらいにしか思っていませんでした。
それどころか、恥ずかしながら南海側でこういった駅の整備改良工事が行われていたことすら知らなかったほどです・・・


感想は、当然ですが綺麗になりましたね。一方のJR側は(自動改札機以外は)以前のまま、両者で外見上の大きな差が生じたように見えます(^^;)
南海も先日のエントリーで記事にされていた❝大阪府都市開発子会社化❞についても、先週6日の大阪府議会本会議での可決によって名実共に本決まりになって、今後の高野線も含めた沿線とそのサービスの変化が気になるところですね。どんどんブラッシュしていってもらいたいものです(*’▽’)

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