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ラマダホテル大阪跡の所有権をオリックス不動産が取得、跡地には超高層タワーマンションが建設される?

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ラマダホテル大阪は、大阪市北区豊崎3丁目の御堂筋線中津駅の近くにあった、客室数547室のシティホテルです。大阪都心部に新しいホテルが続々と開業する中、建物の老朽化が進んでいましたが、改修に必要な多額の投資を回収できないと判断し、2013年末で閉館しました。ラマダホテル大阪跡は地上16階、地下2階、敷地面積は約5000平米とかなりの広さです。用途地域は商業地域で現在の容積率は600%、建ぺい率は80%となっています。











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ラマダホテルの前身は東洋ホテルで、1969年に旧三和銀行が中心になって開業しました。2004年にモルガン・スタンレーが事業を買収し、06年にラマダホテルにリブランド、所有権が東洋ホテルからUFJ信託銀行に移り、モルガン・スタンレー系の神宮ホールディング特定目的会社が受益者になりました。ホテルが閉館した2カ月後には、売買によって受益者がオリックス不動産に変わっています。













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旧ラマダホテル跡は敷地面積が約5000平米と広く、実質的な所有権がオリックス不動産に移った事で超高層タワーマンションを中心とした再開発が期待されます。


















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現地の様子です。建物の周囲は仮囲いで覆われており完全に閉鎖されています。中津周辺は航空法による高さ制限が厳しい地区なので、飛びぬけた高さの超高層ビルは期待できませんが、周辺の景観にインパクトを与える開発を期待したいと思います。




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