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「旧名古屋銀行本店ビル」を保存再生する再開発計画(仮称)錦二丁目計画の建設状況 16.05

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(仮称)錦二丁目計画は、愛知県名古屋市中区錦二丁目の旧大和生命ビル跡地に計画されている再開発計画です。建築主は三菱地所などで構成する「名古屋デベロップメント特定目的会社」と「積水ハウス」です。新棟の規模は地上21階、塔屋2階、地下1階、高さ97m、延床約45,410㎡で、敷地西側にある「旧名古屋銀行本店ビル」は、近代的な銀行建築として価値が高いため、商業店舗として保存・活用されます。三菱地所はニュースリリースで、2016年3月1日に新東の新築工事を着工したと発表しました。



【出典元】
→三菱地所ニュースリリース>
「(仮称)錦二丁目計画」着手 -新たなランドマークとなるオフィスビルの開発と歴史的建築物の保存・活用による、栄・伏見エリア活性化プロジェクト始動-











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現地の様子です。養成ネットに覆われている建物が保存棟です。













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【スペック】
名称:(仮称)錦二丁目計画
所在地愛知県名古屋市中区錦二丁目2011番他
階数:地上21階、地下1階、(新棟)、地上6階、地下1階(保存棟)
高さ:97.100m
構造S造、一部RC造
杭・基礎
主用途:オフィス、店舗、集会場
総戸数:—–
敷地面積4,581.79㎡(施設全体)
建築面積:3,363.79㎡(施設全体)
延床面積50,366.95㎡(施設全体)
建築主名古屋デベロップメント特定目的会社、積水ハウス
設計者三菱地所設計、竹中工務店
施工者竹中工務店
着工:2016年03月
竣工2018年02月(予定)

 













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反対側から見た保存棟の様子です。保存棟は1926年に旧名古屋銀行本店ビルとして竣工した近代建築物で、1989年には名古屋市都市景観重要建築物に指定されました。広小路通の歴史を今に伝え地域に親しまれてきた歴史的建造物である事を鑑み、建物本体、外装は極力現状のまま保存しつつ、現代において積極的に活用可能となるよう、耐震性の確保、最新設備の導入等を行う改修工事が行われます。











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建設工事が始まった(仮称)錦二丁目計画。保存棟と高層ビルの新棟の取り合わせは名古屋の新しいランドマークとして存在感を発揮する事になりそうですね。




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