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ホテルメトロポリタン仙台イースト(JR仙台駅東口再開発計画)の建設状況 16.09



JR仙台駅東口再開発計画は、仙台駅2階の東西自由通路を再整備し、駅ホーム上に商業施設棟を2棟、東口にホテル棟などを建設する大規模な駅舎再整備計画です。南北自由通路の各幅工事は2013年3月27日に起工式が行われました。通路は従来の幅6mから16mに拡幅され、3階相当の吹き抜け構造なり、仙台市中心部のアーケード街と同規模の広い空間が出現。屋根はガラス張りにし、通路の中央には樹木を配置して「杜の都」らしさを演出する計画です


東口に建設中のホテル棟は、地上14階、地下1階、客室数282室の規模で、正式名称はホテルメトロポリタン仙台イースト Hotel Metropolitan Sendai East)」に決定しました。仙台駅西口にあるホテルメトロポリタン仙台の別館と位置付けで、宴会場がない宿泊特化型のホテルとなります。ホテル棟は2014年春に着工、17年春の完成予定です。

【参考記事】
福岡(JR博多シティ)
札幌(JRタワー)
京都(京都駅ビル)
名古屋(JRセントラルタワーズ)

岡山駅橋上駅舎※大規模な橋上駅舎化による中心駅活性化の先駆け的な事例













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現地の様子です。鉄骨建方が進んでおり、既に最高部まで到達しています。外装カーテンウォールユニットの取り付けも行われていました。

















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【スペック】
名称:
ホテルメトロポリタン仙台イースト
所在地 :仙台市青葉区中央一丁目1-1
階層:地上14階、地下1階
高さ:
構造:S造
延床面積:約17,000㎡
客室数 :282室(5~14階)
館内施設 ・レストラン(3階) ・宿泊者専用ラウンジ(4階) ・宿泊者専用フィットネスルーム(4階)

















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東口側から見たホテルメトロポリタン仙台イーストの様子です。新しいペデストリアンデッキの整備と交通広場の再編により、数年前とは風景が一変していて驚きました。
















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北東側から見た様子です。縦方向のプロポーションを強調するマリオンが都会的な雰囲気を醸し出しています。

















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少しはなれた所から見た、ホテルメトロポリタン仙台イースト(JR仙台駅東口再開発計画)の様子です。手前の駐車場はセ先日ご紹介したヨドバシ仙台新ビル(ヨドバシ仙台第1ビル計画)の計画です。















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最後はアエル (AER)から見た現地の様子です。




2 COMMENTS

稲美弥彦

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仙台駅で根本的に問題なのは地下街がなく、地下道も岡山や静岡、札幌、福岡と言った諸都市に比べて遅れていると思います。
最も西口がペストリアンデッキがある影響で地下街や地下道がなくなった影響もあるだろうが、歩道橋の弱点は以下の2つがあると思います。
1.雨の時に防げる場所が殆どない。
2.商業は大型店が有利になりやすい。
1は屋根を付ければある程度は防止できるのですが、それでも足場が非常に滑りやすい構造になって転倒する人が後を絶たない様です。
浸水に強い利点はあるのですが、夏の暑さや雪の影響をモロに受けやすい欠点の方が大きいです。
2の場合、大型商業施設に繋がってしまう為、必然的に大型商業施設が有利になりやすい危険性があります。
埼玉の大宮駅や仙台駅がその様な典型になっています。(高架化や地下街でもその影響はあるが、何れも歩道橋程、受けない。)
ですから、仙台駅は地下道を広くした方が良いと思います。

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