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近鉄が導入した「携帯型放送装置による車内放送の多言語対応」が第15回日本鉄道賞「安心インバウンド対応」特別賞を受賞!2017年 03月から大阪線・南大阪線・名古屋線系統の一般列車も自動放送を開始!

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タブレット端末はPanasonicのタフパッドが採用されている


近鉄が2016年10月07日に発表したニュースリリースによると、同社が導入した「携帯型放送装置による車内放送の多言語対応への取り組み」が、第 15 回日本鉄道賞において日本鉄道賞表彰選考委員会による特別賞「『安心インバウンド対応』特別賞」を受賞したと発表しました!

近鉄の携帯型放送装置は、増加する訪日外国人のお客様への案内サービスの向上と車内放送の品質向上を目指して開発、導入され、列車内の案内放送を4か国語で行うための装置です。外国人のお客様に安心して鉄道をご利用いただける環境を整えたことと、車両工事が最小限で済むことから比較的低コストでかつ短期間に導入することができ、他の鉄道への広がりも期待できることが高く評価されました。近鉄が同賞を受賞するのは初めてとの事です。

さらに2017年 03月には、大阪線、南大阪線、名古屋線系統の一般列車にも展開予定との事で、これらの線区でも車内放送が自動化・マルチリンガル化される事になりました。







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近鉄のタブレット端末を利用した自動放送は、JR西日本が緊急避難的に導入したマイクに直接音を流す方式ではなく、車内放送設備に有線で接続されている為、非常にクリアで違和感のない放送を実現出来ています。また、案内内容もソフト側のバージョンアップで対応可能で、今後様々な活用方法が考えらる柔軟な仕組みです。大阪線や南大阪線の一般車が自動放送化、マルチリンガル化されるとは、本当に驚きました。







<第15回日本鉄道賞>
日本鉄道賞表彰選考委員会による特別賞 「安心インバウンド対応」特別賞

・受賞内容
「携帯型放送装置による車内放送の多言語対応 ~すべてのお客様に安心してご利用いただくために~」

・受賞理由
訪日外国人 2000 万人時代を迎えるなか、業務用タブレット端末を利用して、車内放送を日英中韓の4か国語で実施するシステムを導入し、外国人のお客様に安心してご利用いただける環境を整えたこと、また、車両工事が最小限で済むため比較的低コストで短期間に導入することができ、今後、他の鉄道への広がりも期待できることが高く評価され、「安心インバウンド対応」特別賞を受賞することとなりました。


<携帯型放送装置による車内放送の概要>
携帯型放送装置は、増加する訪日外国人のお客様への案内サービスの向上と放送品質の向上を目的に開発、導入した列車内の案内放送を行うための装置です。

車掌が携帯するタブレット端末を車両の放送装置に接続し、列車の系統ごとに順次表示される画面のタイトルをタッチして放送を行います。日本語、英語(必要に応じて中国語、韓国語を含めた 4 か国語)で、列車種別、行先、次駅案内、乗換案内のほか、観光・イベント情報などのスポット放送を行います。また放送文は、随時追加、編集が可能です。

この装置は、当社のグループ会社である近鉄車両エンジニアリング株式会社と共同開発したもので、平成28年3月に全特急列車および奈良、京都、橿原、天理線で運行する一般列車で運用を開始しました。平成 29年3月には、大阪線、南大阪線、名古屋線系統の一般列車にも展開する予定です。




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