近鉄30000系電車(ビスタEX)〜外観編〜

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※京都駅に停車中のビスタEX新塗装車

近鉄30000系電車は、近鉄の2階建て特急形車両で、1978年に10100系「新ビスタカー」の老朽化・廃車に伴い、後継車両として登場しました。近鉄30000系は、日本では新幹線100系電車登場まで唯一、鉄道車両で2階建て車両を組込んで運行していた近鉄特急「ビスタカー」の3代目にあたる車両です。登場時は10100系「新ビスタカー」と区別するため「ニュービスタカー」と呼ばれていましたが、後に「ビスタカーIII世」と通称されるようになり、1996年~2000年にかけて実施された大幅リニューアル工事後は「ビスタEX(ビスタ・エックス)」に改称されました。1979年に鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞。



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※大和八木駅に停車中のビスタEX旧塗装


30000
系ビスタカーは、1988年に21000系「アーバンライナー」が登場するまでの間、近鉄を代表する車両でしたが、平成に入って22000系「ACE23000系「伊勢志摩ライナー」が登場し、これら後発の特急車より設備面での見劣りが顕著になったことや、建造初年から約17年以上が経過して車体更新時期に差し掛かっていたこともあり、1996年から2000年にかけて大幅なリニューアルが実施されました。











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30000系で実施された大規模リニューアルは、当時汎用特急に埋没していた30000系をリゾート特急として蘇らせる為、それに相応しいデザインを目指す事になりました。リニューアルコンセプトは「ビスタカーの魅力の再発見」、デザイン上のキーワードを「Elegance & Resort」。改造にあたっては、新造車並みにデザインチームを立ち上げられ、スタッフには昨今の近鉄車両の内装デザインを手掛けている山内陸平氏をはじめ、近畿車輛、近畿日本工機(現・近鉄車両エンジニアリング)、五位堂検修車庫(工事総括部門)が参加、約1年間の議論を行ったうえで、上記のコンセプトを設定し、改造工事に着手。














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改造内容は、2階建中間車の2階部分を新製し、天井部分と床部分をかさ上げ、側窓は従来ハーモニカと称された小窓が連続していた箇所を、天井部の明かり窓と一体化した曲面ガラスに取り替え、また縦さんを黒塗装するなど大規模な内容でした。また、このリニューアルに際し、愛称が「ビスタEX (Vista EX) に変更されました。ビスタEXの由来は下記の通りです。


Expectant(期待の)
Exciting(興奮する)
Excellent(優秀な)
Exceed(凌駕する)
Expansive(広々とした)













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さらに、20104月から20123月にかけて全編成に2回目の車体更新(B更新)が実施されました。車体外観では行先表示器のLED化、乗降口の雨樋取付、車体連結面の転落防止幌設置などが行われました。














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近鉄では、22000系の車体更新を皮切りに、2016年以降に保有する汎用特急車両の塗装変更を実施しており、30000系でも塗装変更の対象となっており、2016年06月に検査出場した30209Fを皮切りに本系列においても車体塗装が順次変更されています。Mc車の塗装塗り分けは先に塗装変更された12410系と同様となっていますが、ダブルデッカーの中間車は本系列独自の塗り分けとなり、Mc車前面の「Vista EX」エンブレムは撤去されました。





















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30000系新塗装車の前面のアップです。B更新時に行き先表示はフルカラーLEDが採用され、今回の新塗装化に伴い、VISTA EXのエンブレムが撤去されています。30000系の塗装が変更されるのは、登場から今回で3度目となります。「ビスタ三世→ビスタEX→特急車新塗装化」























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側面行き先表示器の様子です。3色LEDが採用されています。












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それでは注目のダブルデッカー部分の様子を見てゆきましょう!今回の新塗装化により、従来とは全く異なった印象になりました。












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中央部にある乗降ドアー付近の様子です。













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連結部分の様子です。














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VISTA CARのロゴマークと側面行き先表示機の様子です。













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30000系中間車の車体断面寸法は横2,800mm✕高さ4,140mmもあるので、2両並んで見ると物凄いボリューム感です。新塗装では金帯で「V」をイメージした箇所があります。














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近鉄30000系電車-(ビスタEX)。新塗装化されて、またイメージが大きく変わりました。最初は違和感を感じた新塗装ですが見慣れてきました。中間車の下部が従来のグレーからオレンジに変更されているので、バランスは悪くないと思います。

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登場から早いもので40近くが経とうとしていますが、新たに纏ったカラーは車体にうまく馴染んでいるように思います。
あとは細かい点ですが、行先表示器が同じLEDでも正面はカラーなのに側面は違うのところが見るたびにいつも感じてました。同じタイプにならなかったのかと(^^;

ベテラン特急ですけれど、車両状態もまだまだ良さそうなので末長く走ってほしいです٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
[ 2017/03/01 00:45 ] [ 編集 ]

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