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京阪淀屋橋駅に液晶タイプ(LCD)の発車標が登場!マルチリンガル表示対応でより解りやすく進化

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以前Twitterの速報でお伝えしましたが、京阪淀屋橋駅の発車標の更新が行われており、液晶モニタタイプ(LCD方式)の発車標が駅の各所に登場しました!2017年7月8日に改めて取材してきましたので、高画質版でレポートしたいと思います。まず液晶モニタ型の発車標ですが撮影時点では全ての発車標がLCD化されておらず、一部では従来型が稼働していました。
   


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改札階に設置された液晶タイプの発車標の様子です。よく見ると「京都」出町柳と表示されいますね。外国人にも解りやすいように「京都の出町柳駅」に行くんだ、という案内がPlusされています。


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既成品のサイネージモニタの左側に鉄製の別注の案内サインが取り付けられていました。なるほど。サイネージモニタをフルカスタマイズの専用筐体に格納するのではなく、固定化された情報のみパネル外に物理表示する考え方ですね。合理的です。

 

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こちらは近鉄で数年前から採用されているLCDタイプの発車標です。屋外設置の為、専用筐体にサイネージモニタが格納されており、放熱ファンも設置されています。画面サイズは37インチと京阪の42インチ(目測)に比べると一回り以上小さいです。専用筐体は見栄えは良いのですが、おそらく非常に高額だと思います。


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南海本姓ー羽衣駅ホームに設置された発車標の様子です。屋外設置の為、近鉄と同様専用筐体に格納されています。


 

 

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こちらは同じく南海電車の難波駅の発車標の様子です。屋内設置なので専用筐体収納ではありません。

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こちらはJR天王寺駅東口に導入されたLCDタイプの発車標です。サイネージモニタを天吊りしただけのシンプル仕様です。

 

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続いてホーム上の発車標を見てゆきましょう!改札階の発車標とは案内内容がかなり異なっています。

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アップで見た様子です。もう「これでもかっ!」という位、情報を詰め込んだ印象です。従来のLEDタイプでは実現し得ない情報量ですね。
今回京阪が導入した液晶タイプの発車標は、ベゼルの形状、使用用途、画面サイズから推測するに、
シャープのサイネージモニタで、高輝度型の42インチの新型PN-R426だと思います(間違っていたらゴメンなさい) 


以前、某LEDメーカーの方と話をしていたのですが、業界でもかなりのシエアをもつその会社さんでも、マルチリンガル化によってLEDでは表示出来る情報量が不足して、今回の京阪の様に液晶サイネージモニタを採用する会社が増加しており困ってりそうです。その為、LEDメーカーは、従来高値で売って来たフルカラーLEDの価格を下げて車両の側面表示器や屋外表示器で勝負するそうです。また、日亜化学の青色LEDのパテントが切れる為、それらを見越してフルカラーLEDの価格が劇的に下がるかも・・・との事。色々話が聞けて面白かった事を思い出しました。
 

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本題に戻って。真横から見た様子です。サイドパネルは特注品にアルミパネルが取り付けられており、内部のゴチャゴチャが見えなくなっています。アルミパネルはヘアライン加工が施され、京阪のロゴマークもプリントされており、中々いい感じに仕上がってます。


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下から見上げるとこんな感じです。放熱とメンテナンス性を考慮して、穴あきとなっています。

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もう一度発車標をアップで見てみましょう。先ほどご紹介したアルミのサイドパネルの銀色がいい感じでアクセントになっています。


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ついに京阪でも採用が始まった液晶タイプの発車標。近鉄は先駆者として多くの駅で普及している他、JR西日本はJR神戸線でプラズマタイプ(懐かしい)から始まって、天王寺駅の東口で本格導入に踏み切りました。南海でも採用が始まりました。理由は液晶モニタの耐久性UP、高輝度化、低価格化に加え、外国人利用者の急増に対応する為の「マルチリンガル化」にあります。屋外の普通の駅での視認性に若干の課題はありますが、今後液晶型の発車標は爆発的に普及すると思います。
 

6 COMMENTS

くぼけん

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低い天井で、頭打ちました。京都から特急で(当時はノンストップ)爆睡・・・。ぼんやりして階段上がったら星が飛びました!
当時と変わらぬ圧迫感。目いっぱい折りたたんだパンタグラフに、手が届きそうな鋼体架線。
1番線の普通と4番線の特急が縦列駐車。懐かしいなあ。

まほろば

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メーカーさんのお話にもあるように、マルチリンガル化は絶対に避けられないからこそ、近鉄には車内の案内も早く液晶ディスプレイを導入してほしいですね。相互直通している各社(阪神・大阪市営地下鉄中央線・京都市営地下鉄烏丸線)に液晶ディスプレイ導入が始まっただけに。せめてシリーズ21の更新時には是非とも。

nyaronx4

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南海のもの同様、とても美しいですね!
星光の発車案内はどれも見やすいものばかりで素晴らしいです。
南海のものガラスしたが、こちらはヘアラインなんですね。ホームページに難波駅の事例が載っていましたが、同社はデザインに対する考え方が他社とは違うレベルにあるようです。
東京メトロで採用された日本信号のものとはえらい違いです。

ところで、京阪で液晶というフレーズで思い出しましたが、宇治線のドア確認用ディスプレイはパナの液晶テレビでした。
どこの会社が作られたシステムなのかはわかりませんが、当時はとても新鮮に見えました。一度見てみてください。
https://twitter.com/nyaronx4/status/884094320730554369

アリー my dear

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こうして各社の案内表示機を見比べて見るのもおもしろいものですね。それぞれに特徴があって、良し悪しは別として各社の考えや方針の違いがあるのが興味深いです。

あとはロングさんの、LEDメーカーの方からのお話に思わず「へえ〜そうなんや」と昨今の事情を垣間見た思いがしました。そのお話のようにフルカラーLEDもドンドン普及するといいですね(^-^)

ぶるーばーど

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京都出町柳と、京都の表記が復活したようですね、何年ぶりでしょうかね。むしろ、なんでやめてたのだろう、、、と思ってましたが。

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