JR西日本は2019年10月24日付けのニュースリリースで、新たに5駅10のりばに可動式ホーム策(ホームドア)を設置すると発表しました。JR西日本は利用客が10万人/日以上の駅を優先して線路への転落事象や列車との接触事象の発生状況を勘案し、駅・番線ごとにホーム可動柵の整備を検討し設置を進めています。今回発表された駅は広島、京都、神戸、西明石、鶴橋の5駅です。
【出展元】
→JR西日本>新たに5駅10のりばにホーム柵を設置します
同社では同一路線に異なるドア数の電車が多数運行されておりホーム柵の導入が遅れていました。しかし昇降ロープ式の実用化に目処が付いた事などから駅ホームの安全対策の切り札と言えるホーム柵の設置が進む事になりました。異なったドア数の車両が発着するホームには昇降ロープ式ホーム柵、ドア数が統一されてるホームは可動式ホーム柵が設置されます。
1:広島駅 | |
乗降客数 | 154,338人 |
方式 | 可動式ホーム柵 |
設置箇所 | 山陽新幹線 広島駅 11番のりば・14番のりば |
高さ | 約1.35m |
最大開口 | 約5.7m |
柵延長 | 1のりば当たり約400m |
使用開始時期 | 2020年度 11番のりば(博多方面) 2021年度 14番のりば(東京方面) |
2:京都駅 | |
乗降客数 | 400,852人 |
方式 | 昇降式ホーム柵 |
設置箇所 | JR京都線 京都駅 2番のりば・5番のりば |
高さ | 約1.3m |
最大開口 | 約13.0m |
柵延長 | 1のりば当たり約240m |
使用開始時期 | 2021年度 |
3:神戸駅 | |
乗降客数 | 141,850人 |
方式 | 昇降式ホーム柵 |
設置箇所 | JR神戸線 神戸駅 2番のりば・5番のりば |
高さ | 約1.3m |
最大開口 | 約12.7m |
柵延長 | 1のりば当たり約240m |
使用開始時期 | 2020年度 |
4:西明石駅 | |
乗降客数 | 64,126人 |
方式 | 昇降式ホーム柵 |
設置箇所 | JR神戸線 西明石駅 5番のりば・6番のりば |
高さ | 約1.3m |
最大開口 | 約13.0m |
柵延長 | 1のりば当たり約240m |
使用開始時期 | 2021年度 |
5:鶴橋駅 | |
乗降客数 | 200,134人 |
方式 | 可動式ホーム柵 |
設置箇所 | 大阪環状線 鶴橋駅 1番のりば・2番のりば |
高さ | 約1.3m |
最大開口 | 約3.6m |
柵延長 | 1のりば当たり約160m |
使用開始時期 | 2020年度 |