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トヨタ 新型ランドクルーザー(300系)は「どこへでも行き、生きて帰ってこられるクルマ」。正常進化した新型をレビュー!


2021年8月2日からトヨタ新型「ランドクルーザー(300系)」(以下、ランクル300)が日本市場で発売されました。2007年に市場投入した従来型の200シリーズ以来、実に約13年ぶりにフルモデルチェンジとなります。

ランドクルーザーは、1951年の誕生以来、人々の安全・安心を支える「どこへでも行き、生きて帰ってこられるクルマ」の評価に応え続けるため、信頼性・耐久性・悪路走破性を鍛えて進化し続けています。ランクル300は、“世界中のどんな道でも運転しやすく、疲れにくい走り”の実現を目指して開発されました。

【出展元】
トヨタ>新型ランドクルーザーを発売

 

 

ランクル300のエクステリアは、本格オフローダーとしてのタフな強靭さと、洗練された大人の深みを融合させたデザインとなっています。ご覧の通り押し出しの強さは折り紙付きです。また、ワイルドさの中に少し上品さが加わった感じがします。

 

 

ラジエーターグリルはヘッドランプと共に高い位置に配置。プロジェクター式ヘッドランプとターンランプ、クリアランスランプなど灯火類はすべてLEDを採用。前後バンパーの下部は障害物をいなすような造形とするなど、オフロード走行時の機能性を重視したデザインとなってます。また、エンジンフードには大きな凹みを設け、衝突安全性能と前方視界の両立が図られました。

 
 

 

ランクル300のエクステリアは、歴代ランドクルーザーのヘリテージを追求し、キャビンを後ろ寄りに配置する、キャビンバックワードプロポーション。車体外形は全長・ホイールベースなどボディサイズ、ならびに対地障害角(アプローチアングル32°、ランプブレークオーバーアングル25°、デパーチャーアングル26°)を従来型から変えず、オフロード走破性にもつながる扱いやすさを継承。最大渡河性能700mmなど、.機動力・走破性を重視し、ランドクルーザーの伝統を継承したパッケージと、機能性を重視したエクステリアとなっています。

 

 

 

リアから見た様子です。リヤのデザインはシンプルですが存在感があり、歴代のランクルの良さ・伝統を引き継いでいます。

 

 

テールランプをアップで見た様子です。

 

 

バックドアを開いた様子です。展示車はパワーバックドアを装備していました。

 

 

ZXグレードには、20インチのアルミホイールが標準装備。

 

 

続いて車内の様子を見て行きます。

 

新型ランドクルーザー300の内装は、悪路状況でもクルマの姿勢を捉えやすい水平基調のインストルメントパネルを採用。直感的な操作ができるよう機能ごとにレイアウト。形状や色なども操作性を考慮している上、快適性も追求しています。

 

 

 

 

オプティトロン2眼メーターの中央は7インチのTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイを採用。液晶モニタのフルデジタルインパネが主流になりつつありますが、ランクル300はアナログメーターを採用しました。

 

 

 

 

巨大なナビは12.3インチ。新型ハリアーに採用された物と似ています。

 

 

センターコンソールはゼブラウッド杢目調。ステアリングは木目と本革のコンビ。ワイドタッチディズプレイは12.3インチ。エアコンの調整スイッチなど基本的にタッチ操作ではなく物理スイッチとなっています。手袋を付けたまま操作ができる感じですね。

 

 

シフトレバー周りの様子です。質感がかなり高く高級車の様な雰囲気があります。

 

 

ATレバーの右に4WDシステムやドライブモードの切り換えスイッチが並んでいます。

 

 

センタークラスター下部にはUSB端子が。TypeCも備わっています。

 

 

運転席上部のルームランプ付近の様子です。

 

 

パワーウィンドウスイッチはこんな感じです。全体的に「手袋をしたまま操作ができる」設計になっています。

 

 

後部座席の様子です。後席の快適性はかなり高いです。

 

 

後部座席のエアコン吹き出し口の様子です。

 

 

新型300系に以降したランドクルーザー。世の中では都会はSUVが全盛を迎えていますが、ランクル300は「どこへでも行き、生きて帰ってこられるクルマ」の評価に答える本物のオフローダーです。実車を見た感想は、技術とデザインの進化が「ギア」としてのランクルに磨きをかけ、正常進化した印象でした。

モデルバリエーションとしては、V型6気筒 3.5リッター インタークーラー付ツインターボ(V35A-FTS型)のガソリンエンジンモデルと、V型6気筒 3.3リッター インタークーラー付ツインターボ(F33A-FTV型)のディーゼルモデルを用意。ガソリンモデルでは、GX、AX、VX、GR SPORT、ZXを、ディーゼルモデルではGR SPORT、ZXのみを展開。価格は510万円~800万円となっています。

トヨタ ランドクルーザー VX(ガソリン) 主要諸元

 

●全長×全幅×全高:4950×1980×1925mm
●ホイールベース:2850mm
●車両重量:2440kg
●エンジン:V6 DOHCツインターボ
●総排気量:3444cc
●最高出力:305kW(415ps)/5200rpm
●最大トルク:650Nm(66.3kgm)/2000−3600rpm
●トランスミッション:10速AT
●駆動方式:フロント縦置き4WD
●燃料・タンク容量:プレミアム・80L
●WLTCモード燃費:7.9km/L
●タイヤサイズ:265/65R18
●車両価格(税込):630万円

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