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『みのおサンプラザ1 号館敷地売却事業』マンション建替え円滑化法に定める「マンション敷地売却制度」を近畿圏で初めて活用!



東京建物と阪急阪神不動産株は、2023年2月17日付けのニュースリリースで、両社が事業協力者として参画し推進する「みのおサンプラザ 1 号館」の再生事業において、2023年1月31 日の区分所有者臨時集会で敷地売却決議が可決され、事業が本格始動する事になったと発表しました!この事業は、マンション建替え円滑化法に定める「マンション敷地売却制度」を近畿圏で初めて活用する事例になります。

「みのおサンプラザ 1 号館」は、阪急箕面駅前に所在する1979年に箕面駅前再開発事業によって竣工した再開発ビルで、敷地面積は約2,900㎡。2015年に耐震診断を行なったところ、建物が老朽化し耐震性が不足していることが判明し、再生方針の検討が重ねられていた。2020年に両社が事業協力者として選定されていました。

【出展元】
関西圏初、マンション建替え円滑化法の「マンション敷地売却制度」を活用 「みのおサンプラザ 1 号館」再生事業本格始動

 

 


建て替え後の建物は地上11階建ての共同住宅(109戸)・公共施設・店舗などの複合施設。延床面積は約17,600㎡を計画。箕面市が底地を所有する 70年の定期借地権付き複合マンションとなり、現在の区分所有者である箕面市が1~3 階の大部分を再取得することで、地域の核となるにぎわい施設の設置を目指します。4~11 階の住宅部分は両社が分譲する計画です。今年5月をめどに敷地売却組合の設立が認可され、2024年夏に解体工事に着手、建物着工は2025年秋、竣工は2027年春を予定しています。

 

計画概要

■事業概要(予定)
名称:みのおサンプラザ1 号館敷地売却事業
所在地:箕面市箕面六丁目1 番(地番)
敷地面積:約2,900 ㎡(建築敷地)
階数:地上11 階建
延床面積:約17,600 ㎡ 建
物用途:共同住宅・公共施設・店舗その他
住戸数:109 戸

■スケジュール(予定)
2020 年8 月 東京建物と阪急阪神不動産が事業協力者として選定
2023 年1 月 敷地売却決議が賛成多数で可決
2023 年5 月頃 敷地売却組合設立認可
2024 年夏頃 解体工事の着手
2025 年秋頃 新築建物の工事着工
2027 年春頃 新築建物の竣工

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