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大阪北港マリーナ周辺の『常吉西臨港緑地』にオートキャンプ場や空飛ぶクルマのバーティポート(Vポート)を整備!みなと緑地PPP制度を活用、運営事業者に『biid株式会社』を認定!



大阪市は「常吉西臨港緑地」を賃借し、収益施設と公共部分を一体的に整備・運営する事業者を公募型プロポーザル方式で募集し、運営事業者に『biid株式会社』を認定したと発表しました!

事業コンセプは、目的地にも立ち寄り地にもなれるキャンプ場。オートキャンプ場を軸に知名度・集客力を向上、地域のにぎわいを創出する計画です。大阪湾のランドマークとして、ヨットマン以外の来客需要も多いオートキャンプ場を中心にイベントスペースを計画することで、市民が大阪湾の魅力を体験できる接点を生み出し、にぎわい創出を図った場づくりをめざします。

この事業は、2024年12月の港湾法改正で新設された、港湾環境整備計画制度(通称・みなと緑地PPP)を受けたもので、民間事業者が港湾緑地に収益施設を整備し、そこから得られる収益を維持管理等に還元することを条件に、行政財産の長期貸付が可能となりました。事業期間は2024年4月1日から2044年3月31日まで(20年間)です。

【出典元】
→大阪市>常吉西臨港緑地の魅力向上・管理運営事業に係る港湾環境整備計画を認定しました



上図の左側は「アクティビティゾーン」で、オートサイトを中心としたアクティビティが体験できます。主な提案施設は、BBQエリア、オートサイト、多目的広場、テニスコートなどです。

右側は「イベントゾーン」で、芝生イベントスペース、スタンドカフェ、ヨット展示、空飛ぶクルマ離陸場などが整備され、音楽フェス、ヨガイベント、親子イベント、仮設遊具、乗り物、野外グルメフェス、マルシェ等のイベントが開催されます。

2022年度実績の緑地の維持管理日にかかった主な経費合計は約1360万円ですが、今回の計画は、事業収益の一部を港湾施設整備に充当する事になっており、事業者が清掃、警備、駐車場整備、トイレ美装化、水景施設改修などを行います。

 

 


『biid株式会社』の提案については、水辺の魅力を活かしたBBQやオートキャンプ場を形成し、臨港緑地の役割を理解したうえで、民間の力で新たな臨港緑地を創造しようとする提案や、臨港緑地としての機能や利用者の利便性を高める駐車場の整備、飲食・物販等のサービス機能、多種なイベント等の開催により、地域のにぎわいに寄与するものと期待できる点が評価されました。

 



同社は、「大阪北港マリーナHULL(ハル)」のリニューアルを行い運営してします。「大阪北港マリーナHULL(ハル)」は、レストラン「CAFE&DINING HEMINGWAY(カフェ&ダイニング ヘミングウェイ)」やホテル「HOTEL HULL(ホテル ハル)」、環境に配慮したデザイナーズ公園PARK HULL(パークハル)で構成される海浜公園で、今回計画の隣接地が加わることで、エリアの一体的な整備が期待されます。

『大阪北港マリーナ HULL(ハル)」』リニューアルオープンした北港マリーナの最新状況 23.03



 

計画概要

運営事業者 biid株式会社
大阪港 此花地区(常吉・酉島地区)常吉西臨港緑地
貸付面積:6万4540m2
事業期間:2024年4月1日から2044年3月31日まで(20年間の事業用定期借地権を設定)

事業内容
オートキャンプ場を軸に知名度・集客力を向上、地域のにぎわいを創出
①飲食・物販・レクリエーション・宿泊などの収益施設の整備・運営事業
②イベント、プロモーションなど賑わいを創出するソフト事業
③緑地の維持管理
④収益の一部を港湾施設整備に充当

2 COMMENTS

オオサカン

空飛ぶ車じゃなくて有人ドローンとでも呼んだほうがかっこいいと思う。
これほど誰も期待してない夢というか未来って珍しいのでは…。

アリー my dear

おはようございます、これはいいですね♪

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