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天神ビッグバン第1号物件「天神ビジネスセンタープロジェクト」の外観が斬新過ぎる!

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天神ビッグバン第1号物件「天神ビジネスセンタープロジェクト」の完成イメージ 出典:NETIB-NEWS

福岡市の天神地区では,アジアの拠点都市としての役割・機能を高め,新たな空間と雇用を創出するプロジェクト天神ビッグバン推進されています。天神地区はアベノミクス第3の矢「グローバル創業・雇用創出特区」によって「航空法の高さ制限の特例承認」を獲得。これに合わせてまちづくりを促す「容積率の緩和」を福岡市の独自施策として実施し,都市機能の大幅な向上と増床を図っていきます。

さらに,雇用創出に対する立地交付金制度の活用や創業支援,本社機能誘致など,ハード・ソフト両面からの施策を組み合わせることで,アジアの拠点都市としての役割,機能を高め,新たな空間と雇用を創出するプロジェクト『天神ビッグバン』が推進されます。天神交差点から半径約500m,約80ha


これにより,天神地区は付加価値の高いビルへの建替えなどがスピード感をもって進み,ビジネスやショッピング・憩いをはじめ,人・モノ・コトが交流する新たな空間が生まれます。また,今まで以上に多くの人が活躍する一方で,過度に自動車に依存しない,ひとを中心とした歩いて出かけたくなるまちに生まれ変わります。


【出典元】
福岡市HP>天神ビッグバン







▼引用始め

天神ビッグバン第1号の概要判明
http://www.data-max.co.jp/290105_dm1340/

福岡市は天神ビッグバン第1号物件「天神ビジネスセンタープロジェクト」の概要を発表した。同物件は、解体済みの天神セントラルプレイスなどの敷地約1,180坪に計画され、地上16階(約76メートル)、地下2階、延床面積は約1万8,230坪で免震性能を備えた大型プロジェクト。基本設計は(株)日本設計、施工は前田建設工業(株)が手がけ、2020年の完成を目指す。また、建築デザインは建築設計集団OMAのパートナーおよびニューヨーク事務所代表を務める重松象平氏が手がける。


引用終わり▲







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天神ビッグバン第1号物件「天神ビジネスセンタープロジェクト」の外観イメージです。透明なキューブを組み上げた様な斬新なデザインが凄いですね。福岡市は魅力あるデザイン性に優れたビルにインセンティブを付与する『天神BBB(ビッグバンボーナス)』を創設し、規制緩和を行っています。

「天神BBB(ビッグバンボーナス)」とは、魅力あるデザイン性に優れたビルを福岡市が認定し、インセンティブを付与する制度です。天神地区におけるインテリジェントビル(スマートビル)への建替えを一層促進し、高質なオフィス・商業空間と都市景観の創出を図るとともに、憩いと賑わいのある、新たな天神のまちづくりを加速させます。

都⼼部機能更新誘導⽅策とは都⼼部における計画的・連続的なビルの建て替えを誘導する,福岡市独⾃の制度で、九州・アジア、環境、魅⼒、安全安⼼、共働をキーワードに,都⼼部の機能強化と魅⼒づくりに 寄与するプロジェクトを容積率の緩和(上乗せ)により⽀援するものです。現行制度では最大400%の所、さらに50%を上乗せして最大450%まで認められます。




<天神ビジネスセンタープロジェクト概要>

コンセプト:ワークライフバランス。クリエイティブなグローバルトップ企業を、世界でもっとも住みやすい都市「福岡」に呼び込むためのプロジェクト。

ワーク:福岡初(国内でも有数)の⼤規模免震構造。国内屈指のBCP性能、オフィススペック。
ライフ:福岡にふさわしい遊びのあるデザイン。最⾼級ホテル並のインテリア。カフェストリート。

建物概要(予定)
所在地:福岡市中央区天神1丁目
敷地⾯積:約3,900m2(約1,180坪)
建築⾯積:約3,400m2(約1,030坪)
延床⾯積:約60,250m2(約18,230坪)※容積対象外床⾯積含む
階数:地上16階、塔屋2階、地下2階
⽤途:事務所、店舗、駐⾞場等
建物⾼さ:約76m
構造:S造、一部RC造
耐震性能 免震構造
着⼯予定:2017年度予定
竣⼯予定:2020年度予定
設計者: 基本設計:(株)⽇本設計、実施設計・施⼯予定者:前⽥建設⼯業(株)
建築デザイン:重松象平/OMA






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天神ビッグバンの数値目標は2024年までの10年間で30棟の民間ビルの建替えを誘導し、新たな空間と雇用を創出する計画です。建替えによる効果の試算によると、天神エリアの延べ床面積は約1.7倍(44.4万平米→75.7万㎡)、就業人口は約2.4倍(約4万人→約9.7万人)、建設投資効果が2,900億円、経済波及効果は8,500億円/年としています。

大胆な規制緩和によって都心部への投資を呼びこむ方策は、自虐的な規制強化で停滞気味の神戸市や仙台市の真逆を行く取り組みです。天神ビッグバンが、福岡都心にどのような変化をもたらすのか?今後の動向に注目が集まります。




9 COMMENTS

匿名

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福岡市中心地の高さ規制が更に緩和されましたね!明治通り西側最大115メートル、東側最大76から100メートルだそうです。
http://qbiz.jp/sp/article/118723/1/

今の最高地点が67メートルなので、最大で50メートル近く高くなります。
このビジネスセンタービルも、新たな限界ラインである90メートルに合わせて検討しなおすとのこと。

街並みが一変しそうです。
100から115メートルというと、大阪ではどの辺のビルですかね。

アリー my dear

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http://www.decn.co.jp/?p=94298

“福岡市/明治天神通り地区の高さ制限緩和/最大115m、WF地区も緩和対象に追加”

たんたん

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梅田に似たモノがあったような
ビルの低層部分がこんな感じだった気がする

匿名

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なんとなくですが博多と金沢はデザインの重要性を理解してる気がしますね。

アリー my dear

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空港が近すぎるため、高層ビルを建設できないというハンデがあります。しかしその代わり高さではなく、上質なデザインのビルが多いのが特徴だと思います。

このビルもその代表例となることでしょうね。福岡の時代をリードする先進性は魅力的です٩(^‿^)۶

匿名

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いいですねこれ
ヨーロッパとかのユニークなビル
こういう斬新な建物が日本中にもっと増えたら面白い

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