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南海本線ー羽衣駅高架化工事の状況 21.06 難波方面行き上り線が5月22日始発から高架化運用を開始!


南海本線・高師浜線(高石市)連続立体交差事業は、南海本線羽衣駅から高石駅周辺区間における道路交通の混雑緩和や踏切における事故や渋滞を解消するとともに、鉄道によって分断されていた市街地の機能が一本化され、魅力ある街づくりの実現に大きな役割を果たす高架化事業です。総事業費は約550億円です。


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大阪府と南海電気鉄道は、都市計画事業として、1997年7月から南海本線・高師浜線(高石市)連続立体交差事業に取り組んでいます。南海本線・高師浜線(高石市)連続立体交差事業の事業延長は約4.1km(南海本線3.1km・高師浜線1.0m)で、対象駅は羽衣駅・高石駅の2駅です。

南海は2021年3月18日付けのニュースリリースで、2016年5月の南海本線下り線(関西空港・和歌山市方面)の高架化に続き、2021年5月22日(土曜日)の始発列車から上り線(難波方面)の高架上での運行開始すると発表しました。

また、高架化工事に伴い、同日より期間中の約3年間、高師浜線の運行を休止しバスによる代行 輸送が行われます。 今回の高架化及びバス代行輸送により、事業区間の13箇所の踏切が除却されることで、踏切で の渋滞、事故を解消するなど交通の円滑化がより一層図られる事になりました。

【出展元】
南海本線・高師浜線(高石市)連続立体交差事業 令和3522(土曜日)始発列車から上り線(難波方面)を高架化へ

 

高師浜線は約3年間運休しバス代行輸送を実施



 

上り線(難波方面行)の高架化につづいて引き続き高師浜線の高架化工事が進められますが、踏切除却や工事の早期進捗を目的として、2021年5月22日(土)から約3年間、高師浜線を運休し、バス代行輸送が行われる事になりました。

1:(代行)羽 衣 駅 高架下に鉄道駅と専用通路でつながった代行駅(バス乗降場)を設置。

2:(代行)伽羅橋駅 府道堺阪南線に 2 箇所の代行駅(バス乗降場)を設置。

3:(代行)高師浜駅 府立臨海スポーツセンター敷地内に代行駅(バス乗降場)を設置。

【出展元】
南海本線・高師浜線(高石市)連続立体交差事業に伴う高師浜線代行バスの運行内容・ご利用方法について

 

 

2021年6月の様子


現地の様子です。前回の撮影が2021年3月だったので、約3ヶ月振りの取材です。

 

 

 



 

高架化された上り線を和歌山側から見た様子です。この辺りにはこれから高架化される高師浜線(たかしのはません)を受け入れる為に切り欠きホームになっています。

 

 

 


それでは高架化された上り線ホームを見てみましょう!

 

 


駅名標・案内サインの様子です。デザインは南海のサインシステムを踏襲しています。

 

 


改札階に繋がるエレベーターの様子です。

 

 


ホーム中央部はこんな感じです。

 

 

 


上屋の様子です。照明は長細いLED照明となっています。

 

 

 


発車票の様子です。専用筐体に入ったLCD発車票です。

 

 


待合室内部の様子です。木目調の床材の質感が高くて雰囲気が良いです。

 

 


改札階に繋がるエスカレーターの様子です。上下両方向が設置されています。

 

 

 


エスカレーターを降りた所の様子です。

 

 

 


階段付近の様子です。

 

 


改札内コンコースの様子です。高架駅らしく広々としています。

 

 

 


コンコースの一番奥側から、改札口側を見た様子です。高師浜線の代行バス乗り場が写真の右手にありますが、こちらは別記事でご紹介します。

 

 

 


撮影ポイントを変えて、改札口側からコンコースを見た様子です。暖色系の色使いが良い感じです。

 

 

 


再びホーム階に上がって、今度は高師浜線の切り欠きホームを見に行きます。

 

 

 

 


こちらが切り替えホームの様子です。

 

 


高師浜線はこの場所に乗り入れます。三年間全面運休にして工期を2年短縮、一気に高架化を進める大胆なやり方です。

 

 

 


反対側から見るとこんな感じです。写真左側に高師浜線が乗り入れます。

 

 


ホームの端から地上を見た様子です。

 

 


和歌山側の様子です。行き交う電車も新しい車両が増えました。

 

 


難波方面の様子です。

 

 

 


最後は難波に向かう8300系の様子です。

 

 

 

 

2021年3月の様子

 


現地の様子です。前回の撮影が2018年3月だったので、約3年振りの取材です。

 

 

 



 

上り線ホームの様子です。5月の完成を目指して工事は最終盤に突入しています。

 

 

 

 


待合室とエレベーターの様子です。

 


LCD方式の発車票の様子です。下り線に比べて一回り大型化されている様です。

 

 

 

 


反対側(和歌山側)から上り線ホームの様子を見た様子です。施設はぼぼ完成しており、今にも電車がやってきそうな雰囲気でした。

 

 

 


下り線ホーム南端付近の様子です。これから高架化される高師浜線用の切り欠きホームが設けられています。

 

 


反対側から見ると切り欠きホームが良く解りますね。

 

 


和歌山側の軌道の様子です。

 

 


難波側の軌道の様子です。

 

 


ズームで引き寄せるとこんな感じです。

 

 

 


撮影ポイントを変えて、改札内コンコースの様子です。

 

 


背の高い仮囲いが無くなり広々とした印象になりました。

 

 


ハイアングルで見た内部の様子です。

 

 


地上から見た様子です。

 

 

 


最後は地上から見た和歌山側の軌道の様子です。

 

2018年3月の様子

 


現地の様子です。前回の取材が「下り線」が高架に切り替えられた2016年05月頃だったので約1年9ヶ月振りの撮影です。

 

 

 

 

 



地上部の跨線橋から見た上り線駅部の様子です。高架がかなり出来上がってきてますね。奥に見えるタワークレーンは駅前で建設中のタワーマンションブランズタワー羽衣です。

 

 

 

 

 

 


和歌山側を見た様子です。

 

 

 

 

 


最後は地上の上り線ホームから見た現地の様子です。

4 COMMENTS

ぽり

羽衣駅前再開発 すったもんだで開発施工代行者だった大林組が降り、全国駅前再開発破綻物件設計を手掛ける某社が受注、マンション主体になりました。高架工事自体は引き続き大林組は受注。そのマンションのお隣は錢高組主要株主だった錢高家分家のお屋敷。高い壁に取り囲まれてしまいました。地元企業の錢高組は一連の再開発には参加されていませんが、元々の本邸(超豪邸)と地元名家を引継いで再生させた高石高徳寮(超々豪邸)大規模校舎程度の敷地があり大阪市内の高徳寮が豆粒にしか見えませんね。羽衣駅前物件と同じ設計会社の高石駅前のアプラたかいしですが地権者エリアの1Fを除いた商業エリアは今日で閉鎖になります。

アリー my dear

単線の高師浜線高架化、これから3年間のバス代行輸送がどのように行われるのか? 機会があれば自分も現地に赴いて工事の状況を見てみたいなと思いました。

堺のおっさん

隣の鳳駅前も開発工事が完了し、見違えるほどの風景となりました。

アリー my dear

ここはJR羽衣支線との結節点ですので、これから先の伸びしろがありそうな場所でしょうね。
この駅前で建設中の高層マンションも販売が好調だそうで(╹◡╹)

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