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USJ近くに新たな巨大立体駐車場。新日鉄興和不動産、大阪市此花区立体駐車場計画(桜島第3駐車場新築工事)の建設状況 18.05



ユニバーサルシティ駅と桜島駅の中間付近、Zepp Osaka Baysideの東隣で巨大な立体駐車場が建設されています。計画名称は、大阪市此花区立体駐車場計画(桜島第3駐車場新築工事)。事業主は新日鉄興和不動産、敷地面積は約21,000㎡です。

この立体駐車場、実はUSJで建設が進むスーパーニンテンドーワールドの建設によって不足するオフィシャル駐車場をカバーする役割を担う事になります。工事が始まる前に現地にあった平面駐車場『マイパーキング桜島駐車場』は混雑時は、USJのオフィシャル臨時駐車場として利用されていました。建設中の新たな立体駐車場は、パーク側のオフィシャルParkingの減少分をカバーする為の半オフィシャルな施設にると予想しています。

 

【過去記事】
USJ近くに新たな巨大立体駐車場が建設開始。新日鉄興和不動産、大阪市此花区立体駐車場計画(桜島第3駐車場新築工事)の状況 18.02

 

 

 


現地の様子です。前回の撮影が2018年02月だったので約3ヶ月振りの取材です。

 

 

 

 

 

 



敷地の西側には、早くも鉄骨が組み上げられている箇所がありました。階段が取り付けられているので、非常階段とエレベーターホール部分だと思われます。また、赤色の鉄骨部分はコンビニになりそうな予感です。

 

 

 

 

 

 

 


近接する「桜島第4駐車場」(仮称)桜島1丁目計画との位置関係はこんな感じです。

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 




【おまけ】

 

 


桜島駅付近から、ユニバーサルシティ駅方面を見た様子です。

記事の内容から逸れますが、USJは元々が「映画の世界と映画作りを体験する」という設定なので、セットをあえて見せる造り(ハリボテ感の演出)がなされています。また、パーク内から天保山大橋やオフィシャルホテルのビル群が見える事などは「気にしていない」「ブルックリン橋が見えているような物」という認識です。

夢と魔法の世界観を売りにしているディズニーランドは、その世界観を重視していますが、USJは「映画の世界と・映画作りの世界(セット)を体験)」するというコア・コンセプトがあるので、両者の違いが際立つ、もしくは単純にディズニーとくらべて造りが「雑」、高速道路が見える、という声が聞こえてきます。しかし両者は、元々のコンセプトや考え方が違う事を知った上で、「映画作りの世界(セット)を体験)」を思い出してパーク内からみえる天保山大橋を見ると「なるほどなー」と思える様になりました。

4 COMMENTS

匿名

最後の写真とか見ると、安治川沿いって、まだまだ開発用地が残ってそうですね。。。

ロング

現在の大阪はまさに「沸騰都市」と言えるでしょうね。外圧が引き金になって大阪のおかれた環境は劇的に変わりつつ有ります。都市開発の視点で見ると、2020年代の大阪は戦後2回目の「大改造時代」になると思います!

ぺんきち

ニンテンドウワールドのオープンを2年後に控えUSJの勢いは
留まることを知らないですね!もはや大阪にはなくてはならない存在と
なりました。怒涛のごとく押し寄せるインバウンドを背景にさらに湾岸では
IRの声も大きくなってきました。うめきた、星野リゾートなどなどこんな
活気のある大阪は私の人生の中では初めてです。

ikenobo

もともとハリウッドのユニバーサルスタジオは実際に稼働している撮影所の見学コースをテーマパーク化したものです。USJの開業当初、無機質な土色のスタジオや機能的に振られた番号などカリフォルニアの雰囲気をよく再現しているなと思いました。当初はコンテンツも映画作りや裏方をみせる教育的なアトラクションもありました。現在はエンターテインメントに徹してディズニー化が進んでいるので、ハード面との見た目の齟齬に違和感を感じる人がいるのだと思います。

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