ワールドビジネスガーデン(WBG)は、千葉市美浜区の幕張新都心に建設された、高さ157m、延べ床面積22.8万㎡の超高層ビルで、マリブウエストとマリブイーストの2棟からなるツインビルです。幕張新都心のランドマークタワーとして1991年に竣工しました。
沼津市に転勤してから高さ90m以上の超高層ビルをターゲットにして、コツコツと関東方面の取材続けていますが、東京、埼玉、神奈川に続き、ついに千葉県に踏み込みました!幕張に来たのは本当に久しぶりです。何年ぶりでしょうか・・・?
【スペック】
名称:ワールドビジネスガーデン
所在地:千葉県千葉市美浜区中瀬二丁目6
階数:地上35階、塔屋2階、地下1階
高さ:157.50m
構造:S造一部SRC造
杭・基礎 :鋼管杭
主用途:オフィス
総戸数: ーーー
敷地面積:51,540㎡ ※施設全体
建築面積:18,136㎡ ※施設全体
延床面積:228,728㎡ ※施設全体
建築主:三井不動産、鹿島建設、第一生命
設計者:日建設計、鹿島建設
施工者:鹿島建設、三井建設、熊谷組、三井不動産建設JV
着工:1989年03月
竣工:1991年10月
千葉県の高層ビルのメッカと言えば幕張新都心。その幕張のランドマークタワーと言えばワールドビジネスガーデンだと思います。それでは、改めてワールドビジネスガーデンの様子を見てゆきます。まずは海浜幕張駅に近い方のビル、マリブイーストの様子です。
かなり昔の話ですがワールドビジネスガーデンにはアップル社のリペアセンターが入居していたので、結構仕事で絡む事がありまし。懐かしい!今も入ってるのかな?
南側から見たワールドビジネスガーデンの様子です。幕張メッセと同時期にオープンした古参の超高層ビルですが古さを感じさせませんね。
久々に幕張をあるいていると昔の事を思い出しました。このビルが出来た時ぐらいだったと思いますが、当時学生だった僕はNewton ニュートンの臨時増刊号 「21世紀はこうなる 日本の未来がよめるテクノロジー・レポート」という本を穴が空くほど眺めていました。この本に載っていた幕張メッセや滑走路3本を備えたフルスペックの関西国際空港、最高時速270kmのスーパーひかり(のぞみ)を見て感動していた事を思い出しました。未来都市は超高層化により生み出された公園が各所にできて、都心であっても潤いのある人間的な暮らしが出来る様になるんだ、そうなったらいいな!なんて事を考えていました。
そして、21世紀。広々とした芝生広場越しに聳え立つ超高層ビル群は20年前にニュートンで見た未来都市その物です。さらに20年後はどんな町並みになっているのでしょうか・・・?久々に訪れた幕張の町並みを眺めているとそんな事を考えてしまいました。