
ホテルプラザは、 大阪市北区大淀に あったシティホテルで、朝日放送旧社屋・大阪タワーの南側に立地する、地上23階、地下1階、部屋数 548室の大規模なホテルで、1999年3月31日に閉業しました。 ホテルプラザの閉館後は、下層階にIDC大塚家具・梅田ショールームが入居していましたが、梅田ショールームを大阪南港ショールームへ統合するために 2010年12月31日限りで閉店し、ビルの解体工事が行われています。

旧ホテルプラザは、最新の超高層建物解体工法「竹中HAT DOWN工法」を用いて解体工事が進められています。竹中HAT DOWN工法は、音やホコリを外に出さないように配慮した「移動式解体工場(ハット)」をビルの最頂部に設置し、ビルを上部から解体し各階の解体とともに順次ダウンさせていく環境配慮型の最新の超高層建物解体工法です。前回の取材時と較べるとかなり低くなって来ました。解体工事のペースは予想以上に早いですね。

続いてグランキューブ大阪から見た、旧ホテルプラザ解体工事の様子です。

さらに場所と時間帯を変えて、ノースゲートビルディングのルクアの2階デッキから見た、旧ホテルプラザ解体工事の様子です。

最後は、旧ホテルプラザ解体工事をアップで。ビルの頂上に設置されたHAT(移動式解体工場の)内部で解体作業が行われており、解体された破片は人知れずビル内部から運び出されています。多くの人々が気づかぬ間に、旧ホテルプラザは少しづつ低くなって行き、あれれ?と言う間に姿が無くなってしまいそうですね。

