京阪神OBPビル新築工事は、大阪市中央区城見2丁目のOBP内で建設中のデータセンターを主体とした高層ビルの建設工事です。
京阪神ビルディングは、2018年5月10日付のニュースリリースで、大阪地区でのデータセンター(DC)ビルの旺盛な需要に応えるため、西心斎橋ビルに続く都心型DCビルとして、同社が培ったノウハウを結集し最高水準の安全性・信頼性・効率性を備えたグローバルで通用するDCビルを建設すると発表しました。計画地は、同社が富士通から2017年3月1日に取得したOBPの開発用地で敷地面積は6,673.00㎡です。
【出典元】
→京阪神ビルディング>固定資産の取得(建築)に関するお知らせ
→日経不動産マーケット情報>【売買】富士通から6600m2の開発用地、京阪神ビルディング
【過去記事】
→(仮称)京阪神 OBPビル、京阪神ビルディングがOBPに建設するデータセンターの状況 18.07
→(仮称)京阪神 OBPビル、京阪神ビルディングがOBPに建設するデータセンターの状況 18.06
→京阪神ビルディングがOBPに建設するデータセンター(仮称)京阪神 OBPビル の概要が判明!
→「京阪神ビルディング」が富士通から取得したOBPの開発予定地でボーリング調査が始まる!
→大阪の副都心OBP(大阪ビジネスパーク)の用途拡大を決定!学校、病院、ビジネスサポートとしての居住施設が可能に!
→「京阪神ビルディング」が富士通からOBPの開発用地を取得、データセンターを主用途とするビルを建設へ!
現地の様子です。前回の撮影が2018年07月だったので約3ヶ月ぶりの取材です。複数の読者の方から「建築計画のお知らせが現地に掲示された様です」との情報を頂き確認しに行ってきました!
※アリー my dearさん、フォロワーの方から情報を頂きました、ありがとうございました!
現地に行ってみると・・・。ありました!こちらが建築計画のお知らせです。高さは118.03m、延べ床面積は42,690.36m2 。なかなか掲示されないので気をもみましたが、ようやく新ビル詳細が判明しました。
【スペック】
名称:京阪神OBPビル新築工事
所在地:大阪府大阪市中央区城見2丁目2番7
階数:地上16階、地下1階
高さ:118.03m
構造:S造、一部SRC造
杭・基礎 :
主用途:通信機械室、事務所、駐車場
総戸数:—-
敷地面積:6,673.00m2
建築面積:2821.28m2
延床面積:42,690.36m2 ※容積対象面積:38,551.53㎡
建築主:京阪神ビルディング
設計者:日企設計
施工者:鹿島建設
着工:2019年04月(予定)
竣工:2021年04月(予定)
掲載されていた立面図です。完成予想パースでは半月状に見える外観が描かれていますが、実際は両端が少し「R」を持った長方形に近い断面のビルとなります。
おなじく、配置図です。ビルは南北方向に細長い形状で、最大幅は78.180m。東西方向は57.78mとなっています。
京阪神OBPビルは、近くにある大阪東京海上日動ビルディングを少し小さくしてシンプルな計上にした感じのビルになりそうです。また、現地の工程表では「躯体工事」が行われていますが、着工予定は2019年04月となっています。ビルの着日の基準は現場によってマチマチなので不思議な感じがします。
着工が延期となりました ↓
https://www.constnews.com/?p=63673
“ 建物性能の向上で着工時期を4月に延期/OBPに計画するDCビル新築工事/京阪神ビルディング ”
当初発表されたイメージパースと、お知らせの立面図で形状が異なりますから、最新のイメージパースをみたいですね(^.^)
ついに建築計画のお知らせが掲示され、そしてロングさんが取材してくださったおかげで見ることができました。ありがとうございますm(_ _)m
また具体的な楽しみが増えてうれしいです( ◠‿◠ )