飲食店経営のRETOWNは、大阪市大正区に河川に浮かぶホテルを備えた複合商業施設をオープンさせます。施設の名称は「TUGBOAT TAISHO(タグボート大正)」。RETOWNと大正区は2019年3月27日に包括連携協定を締結し、尻無川河川広場賑わい拠点管理運営事業を中心に、賑わい創造事業、舟運事業の推進、ワークショップの開催、インバウンド客の取り込み等に取り組み、地域の活性化を図って行く方針です。
水上ホテルは土台となる台船の上に2階建てのホテルを建設し、家族向けを中心に12部屋程度の客室を設ける計画です。ホテルの仮称は「ウオーターホテル パンアンドサーカス」。河川区域の商業利用は2011年に規制緩和され、大正区が事業者を募集していました。河川の水位監視や増水時の避難計画など安全対策の基準を満たすことで開業にこぎ着けました。陸上の避難場所を確保する計画です。「ウオーターホテル パンアンドサーカス」は「タグボート大正」の目玉計画で、開業時は話題を集めそうです。
【出展元】
→RETOWN公式サイト
→タグボート大正公式サイト
【2020年1月開業】TUGBOAT TAISHO(タグボート大正)河川に浮かぶ「ウオーターホテル パンとサーカス」の建設状況 19.09
計画地はこちらです。大正駅と京セラドーム大阪の中間付近のウォーターフロントに新たな親水空間を設ける計画です。立地が良いのでかなり話題を集めそうですね。
施設の概念図です。カフェ・レストラン、フードホール、バー、ライブハウス、ワークショップ、船着き場、スクール、ホテル、SUP。大正区にウォーターフロントの一大拠点が生まれる予感がします。
レストラン・フードホールの完成イメージです。
2019年12月の様子
現地の様子です。前回の撮影が2019年9月だったので、約3ヶ月振りの取材です。
カフェ・レストランA棟、台船レストラン付近の様子です。
台船レストランはその名の通り「船舶」です。
引き気味で見た施設全体の様子です。
フードホール/バーが入居するB棟の様子です。
水上ホテルはこの当たりに設けられますが、まだ台船の姿はありませんでした。奥に建設されるオフィス棟はまだまだ時間がかかりそうです。
最後は反対側から見た様子です。TUGBOAT TAISHO(タグボート大正は2020.1.18 グランドオープンの予定ですが、 オフィス棟、船上ホテルは2020.春オープン予定となっています。
それでも「2020.1.18 グランドオープンの予定」なんですね(╹◡╹)
「完成イメージ」はすばらしいのに、実際の写真は、背後に乱立する統一感のないマンションビル群のおかげで、いまいちの感じです。間に植樹するとかしてなんとかリゾート感を出してほしいです。
とにかく、道頓堀とボートで繋ぐ観光コースが期待できそうです。水門通過も見ものです。
一斉にオープンではなくて、段階的なんですね(╹◡╹)