飲食店経営のRETOWNは、大阪市大正区に河川に浮かぶホテルを備えた複合商業施設をオープンさせます。施設の名称は「TUGBOAT TAISHO(タグボート大正)」。RETOWNと大正区は2019年3月27日に包括連携協定を締結し、尻無川河川広場賑わい拠点管理運営事業を中心に、賑わい創造事業、舟運事業の推進、ワークショップの開催、インバウンド客の取り込み等に取り組み、地域の活性化を図って行く方針です。
水上ホテルは土台となる台船の上に2階建てのホテルを建設し、家族向けを中心に12部屋程度の客室を設ける計画です。ホテルの仮称は「ウオーターホテル パンアンドサーカス」。河川区域の商業利用は2011年に規制緩和され、大正区が事業者を募集していました。河川の水位監視や増水時の避難計画など安全対策の基準を満たすことで開業にこぎ着けました。陸上の避難場所を確保する計画です。「ウオーターホテル パンアンドサーカス」は「タグボート大正」の目玉計画で、開業時は話題を集めそうです。
【出展元】
→RETOWN公式サイト
→タグボート大正公式サイト
計画地はこちらです。大正駅と京セラドーム大阪の中間付近のウォーターフロントに新たな親水空間を設ける計画です。立地が良いのでかなり話題を集めそうですね。
施設の概念図です。カフェ・レストラン、フードホール、バー、ライブハウス、ワークショップ、船着き場、スクール、ホテル、SUP。大正区にウォーターフロントの一大拠点が生まれる予感がします。
レストラン・フードホールの完成イメージです。
2019年8月の様子
現地の様子です。2019年秋頃から順次開業するスケジュールで工事が進んでいます。
施設全体の様子です。比較的小規模ですが、これはお洒落な施設になりそうです・・!
カフェ・レストランA棟の様子です。この棟の目の前の水上には台船を用いた水上レストランが設けられます。
フードホール・バーB棟の様子です。この建物は木造の様ですね。
反対側から見た様子です。
カフェ・レストランA棟を反対側から見た様子です。
タグボート大正の目の前を遊覧船が通り過ぎて行きました。
最後は計画地周辺の様子です。
けっこう広い範囲が開発されるみたいで期待できますね。対岸に京セラドームもありますし、面白い景観になりそう。