晴海トリトンスクエアは、東京都中央区晴海一丁目にある3棟の超高層オフィスビルを中核とした複合商業施設です。海に囲まれた晴海をギリシア神話の海の神であるトリトンと掛け合わせ、さらにトリ=Tri=3をキーナンバーに、職・遊・住の3つの都市機能の調和性と、3棟の超高層タワーのイメージを併せて命名されました。 また、この3棟の超高層オフィスタワー(X棟、Y棟、Z棟)の他にW棟があり、この4つからスクエアと名付けられました。
【スペック】
名称:晴海トリトンスクエア
所在地:東京都中央区晴海1-8-8
階数・高さ:
タワーX:地上44階地下4階、高さ:195m、延床面積:125,404m²
タワーY: 地上39階地下4階、高さ:175m、延床面積:113,689m²
タワーZ :地上33階地下4階、高さ:155m、延床面積:94,493m²
構造:鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造)
用途:店舗・事務所・駐車場
敷地面積:61,058m² ※施設全体
建築面積:47,604m² ※施設全体
延床面積:435,606.31m² ※施設全体
建築主:晴海一丁目地区市街地再開発組合
設計者:日建設計・久米設計・山下設計
施工者:大林組・鹿島建設・竹中工務店JV
着工:1994年03月
竣工:2001年10月
白色の壁と青の窓ガラスの組み合わせは、トリトンスクウェアの名前の通り「海」をイメージさせるデザインとなっています。

近くで見上げました。全体の竣工は2000年代ですが、1990年代中盤に流行った感じのデザインですね。カッコイイ。

連絡通路の様に見えるこのブリッジは、連結型アクティブ制振装置です。隣接する超高層ビルを伸縮するブリッジで連結し、アクチュエータ制御によってアクティブに揺れを低減する制振装置です。揺れが大きいときにブリッジは最大2.4m伸びるそうで、東日本大震災の時に実際に稼働し、その効果を実証しました。

アップで見た、連結型アクティブ制振装置の様子です。

北側から見た、晴海トリトンスクウェアの様子です。
超高層ビルを背景に、芝生を敷き詰めた公園で小さい子供を連れた親子が戯れるこの風景、昔見た未来都市の光景を現実に目にした様に思えました。

ベイシティ晴海スカイリンクタワー(168.95m)とトリトンスクエアの並びです。

最後は晴海大橋越しに見た、トリトンスクエアと周辺の様子です。


