東京宝塚ビルは、東京都千代田区有楽町1丁目に建設された、地上19階、塔屋2階、高さ118mの高層ビルです。東京における宝塚歌劇団の拠点として、2000席の宝塚歌劇団専用劇場と800席の映画館を内包しています。また、この特徴的外観は、建物全体のシルエットがタワーに向けて階段状に上昇し天空に昇華していくデザインとなっており、「RISING STEP」を基本コンセプトとしています。2001年グッドデザイン賞を受賞。
【スペック】
名称:東京宝塚ビル
所在地:東京都千代田区有楽町1丁目1-3
階数:地上19階、塔屋2階、地下4階
高さ:118m(塔を含む)
構造:高層部S造、低層階SRC造・一部RC造
杭・基礎 :—
主用途:劇場、店舗、事務所
総戸数:—
敷地面積:3874㎡
建築面積:3,050㎡
延床面積:39,094㎡
建築主:東宝
設計者:竹中工務店
施工者:竹中工務店
着工:1998年07月
竣工:2000年12月
東京宝塚劇場は、1934年に東京での宝塚歌劇の拠点となる劇場として誕生しましたが、施設の老朽化が進んでいた為、1998年より建替工事を行い、2001年、21世紀の幕開けと共にリニューアルオープンを果たしました。エントランスには赤い絨毯が敷かれ、光り輝くシャンデリアがエレガントな空間を演出しています。総客席数は2,069席、2層構造で段差がついたちどり配列で、どの席からもステージが見えるように設計されています。また、宝塚大劇場と同様の舞台システムを備え、宝塚歌劇の夢の舞台を支えています。
最後は逆光気味ですが南西側から見た、東京宝塚ビルの様子です。エントランス等の低層部を撮影しようと思いましたが、開演を待つ女性ファンが列をなしており、撮影出来る雰囲気ではありませんでした(><)