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「GRAND ART FES」グランフロント大阪5周年で巨大アート作品が大阪駅前に集結!



 

グランフロント大阪開業5周年を記念して、巨大アート作品などを展示する「GRAND ART FES」が開催されています!このイベントでは、伝説のストリートアーティスト、キースへリングや仏現代アートの鬼才、ファブリス・イベールの作品とともに、日本を代表するアーティスト、ヤノベケンジや椿昇、NY在住の画家 カオルコの作品や、染色画家の西形 彩庵、二人組のアートユニットYotta(ヨタ)、笹岡由梨子など、年代、性別、国籍などを問わずに楽しめるアート作品が登場。

 

 

 

 



アート作品の展示はこんな配置になっています。JR大阪駅間のうめきた広場には、ヤノベケンジ氏の有名作品「サン・チャイルド」を中心に3点が展示されていました。

GRAND ART FES

日時:2018426()513()10時~21
交通:大阪駅すぐ
会場:グランフロント大阪 南館 北館
所在地:大阪市北区大深町3-1
入場無料

 

 

 

 


サン・チャイルド

魂の喜びを謳いあげる希望のモニュメントです。敢然と足を踏ん張り、前を見据えて立ち向かう高さ6.2mにおよぶ子ども像。3.11.東日本大震災を受け、「暗雲垂れこめるこの空に光差し込む入り口を開く」存在として、その手に太陽を持つ。社会における芸術の機能への信頼と誇りとともに、再生・復興してゆく人々の心に大きな夢と勇気を与え続ける21世紀のダビデ像。また、次に来たるべき未来像として、防護服を脱いでも生きてゆける世界を希求する祈りとメッセージが込められています。FRP、鉄、ネオン、他、620×444×263cm、2011年。

 

 

 


サン・チャイルドのポージングとグランフロント大阪・タワーAとの組み合わせが最高でした。

 

 

 

 

 


ウルトラ黒い太陽

放射状にのびる突起物に覆われた巨大な球体。その中では、共振変圧器 (テスラコイル※)が放つ火花が歌って躍る超越的彫刻作品。稲妻という人間の力をはるかに超えた存在を内蔵し、それを取り巻く分子構造の形を成す鉄の被膜、角棘のような黒い炭素の円錐とが融合し、人智を超えた未知なる彫刻と、その出現の光景を試みる。コールテン鋼、共振変圧器、カーボン、FRP、水、他、660×1,200×1,200cm、2009年。

テスラコイル:20世紀の電気・機械工学技術の基盤を築いた偉大なる発明家・ニコラ・テスラ(1856-1943)が 1890年代に発明した共振変圧器。一次コイルと二次コイルの共振を利用して高周波高電圧を発生させることができる人工の稲妻発生装置。

 

 

 

 

 

 


風神の塔

小型風力発電によって水を汲み上げ、口に溜まると吐き出すことで、水の循環と浄化を起こすモニュメント。福島第一原発事故により全村民避難となった飯舘村の人々との出会いや交流によって構想が生み出される。あぶくま洞の鍾乳洞や妖怪オンボノヤスなどの福島の自然の化身と、原子力という人類の愚挙に立ち向かう人々姿のイメージが重なり合う、怒りと慈愛に満ちた地霊の塔。

協力:京都造形芸術大学ウルトラファクトリー

風力発電機、鉄、FRP、アルミニウム、他、840×270×340 cm、2015年。

 

 

 

 

 


シップス・キャット (ブラック)

明日の太陽を見つめて幸福を呼ぶ「旅の守り神」のモニュメント。大航海時代に害獣やから貨物や船を守り、船員の心を癒す友として、人間と共に世界中を旅してきた「船乗り猫」をモチーフに、冒険心溢れるしなやかで強靭な精神を表す。ランプになるヘルメット、ステンレス製の堅牢な鎧は、混迷する世界の未来を見通し、困難に立ち向かう勇気を象徴する。協力:京都造形芸術大学ウルトラファクトリー

ステンレス、真鍮、FRP、アクリル、LEDライト、2017

 

 

 


正面から見ると愛らしい顔が見えました。

 

 

 

 

 

 

 


うめきた広場の水景にのんびりと座るのはファブリス・イベールのTED HYBER(テッド・イベール)

 

 

 

 

 

 


北館1階のナレッジプラザには巨大な吹き抜け空間を利用して、見ごたえある大型作品が展示されています。

 

 

 

 

 


椿昇氏のフラグメンタ、鸚鵡図は巨大バルーン作品で、普通の美術館では展示できない巨大さです。一体何処で発表する気だったのでしょうか・・・というツッコミは無しで。

 

 

 

 

 

 


鸚鵡図です。

 

 

 

 

 


ジャイアント・トらやん

このGIANT TORATAN人形は、歌うこと、踊ること、火を吐くこと、児童が与えた注文のみに従う、究極の子供の武器です。アルミ、鉄、真鍮、FRP、発泡スチロール、720×460×310cm 2005年。建物内部なので火炎放射は無しです。

 

 

 

 

 


ジャイアント・トらやんの背中です。

 

 

 

 

 


グランフロント大阪の各所に展示されたアート作品の数々。フォトジェニックな作品群は見応え充分でした。

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