Brillia Tower池袋(としまエコミューゼタウン)は、東京都豊島区南池袋二丁目に建設されている、地上49階、高さ189mのタワーマンションです。南池袋二丁目A地区再開発により建設されてたこの超高層ビルは、豊島区庁舎、商業施設・分譲マンションで構成された複合ビルで、建築家・隈研吾氏がデザイン監修しています。
Brillia Tower池袋(としまエコミューゼタウン)の完成予想パースです。建物全体の名称は「としまエコミューゼタウン」。地球環境に配慮した建物となっていることを効果的にアピールするため「エコ・ミューゼ」という言葉をキーワードとし、また、憩いの場として人々が自由に気軽に集う場、ひとつの街となるよう「タウン」という言葉に希望をこめたそうです。Brillia Tower池袋(としまエコミューゼタウン)の1階から10階までは区の庁舎と商業施設が入居ています。
現地の様子です。階段上になってい1〜10階の低層部に加えて、タワー部の11階〜16階も微妙に末広がりの形状になっています。これらは、建物全体が樹木のようにしっかり大地に根を張り、空に向かってのびやかに伸びる樹をイメージしています。
【スペック】
名称:Brillia Tower池袋(としまエコミューゼタウン)
所在地:東京都豊島区南池袋二丁目23番8外
階数:地上49階、塔屋2階、地下3階
高さ:189m
構造:SRC、RC造、一部S造
杭・基礎 :杭基礎
主用途:共同住宅、庁舎、事務所、店舗、駐車場
総戸数:432戸(内非分譲住戸110戸)
敷地面積:8,330㎡
建築面積:5,450㎡
延床面積:94,800㎡
建築主:南池袋二丁目A地区市街地再開発組合
設計者:日本設計
施工者:大成建設
着工:2012年02月
竣工:2015年03月(予定)
昔見たニュートン増刊号21世紀はこうなるに載っていた未来都市の景観が、徐々に現実になってきています。Mr.Childrenの「Everything is made from a dream」という歌の歌詞の一節
♪手塚マンガの未来都市の実写版みたいな街だ ハイスピードで近代化は進む、でもなんとなくメランコリック。何と引き換えに現代(いま)を手にした・・。
を思い出しました。
壁面部分のアップです。低層部、区本庁舎ゾーンの様子です。壁面は、シースルーのソーラーガラス、透明ガラス、太陽光パネル、壁面緑化、木目調ルーバーを配した、非常に特徴的な外観となっています。
正面から見た、Brillia Tower 池袋(としまエコミューゼタウン)の様子です。タワー部の下の方が末広がりになっているのがよくわかりますね。
Brillia Tower 池袋(としまエコミューゼタウン)。ありきたりのタワーマンションでない、非常に特徴的な形状をした超高層ビルです。また、単にデザインが特異なだけでく、何となくですが今までの殻を突き破った「ブレークスルー」の予感を感じる事が出来ました。都心回帰の流れ、再都市化の潮流が、巨大都市の町並みを益々「手塚漫画の実写版」に近づいています。Brillia Tower 池袋(としまエコミューゼタウン)を眺めているとそんな事を考えてしまいました。