サンシャイン60(Sunshine 60)は、東京都豊島区東池袋にあるサンシャインシティに立つ超高層ビルです。地上高239.7mは完成当時アジアで最も高いビルで、1991年に東京都庁第一本庁舎(243m)が完成するまでの間、日本一の高さ誇っていました。
【スペック】
名称:サンシャイン60
所在地:東京都豊島区東地袋3-1-1
階数:地上 60階、地下4階、塔屋3階
高さ: 239.7m
構造:S造、一部SRC造
杭・基礎 :—
主用途:店舗・事務所・ホテル・ホール・博物館・駐車場
総戸数:—
敷地面積:54,687.63m² ※地区全体
建築面積:3,159,36m2
延床面積:190,595m2
建築主:新都市開発センター
設計者:三菱地所
施工者:大成建設・大林組・竹中工務店・鹿島建設・清水建設・東急建設JV
着工:1973年07月
竣工:1978年03月
正面から見たサンシャイン60の様子です。このビルは長い間、日本一の高さを誇っていたのでビルヲタ以外でも、知名度は抜群ですね。70年代後半〜80年代前半にかけて見られた非常にシンプルな外観ですが、60階建てなので迫力満点です。
サンシャイン60では、巨大地震が発生した際に予想される長周期地震動に対する安全性を一層高めることを目的に、新たに開発されたダンパを含む3種類のダンパを組み合わせる日本初の工法で長周期地震動対策工事が行われています。ビル側面の避難バルコニー部に「HiDAX-e(高性能オイルダンパ)」と「ハニカムダンパ(鋼製弾塑性ダンパ)」、またコア部天井内の梁(はり)に当ビル用に新開発された「S-Lockダンパ(変形制御ダンパ)」の、合計3種類のダンパを効果的に配置するダンパ組み合わせ工法が国内で初めて採用されます。
サンシャイン60は周囲のビルに比べると圧倒的な高さの為、池袋の街の色々な所から見ることが出来ます。
池袋の街を歩きまわって、少しつづ角度の異なるカットを撮影しました。
この写真は、サンシャイン60の高さが際立っています。手前のビルと見比べると遠近感がおかしくなりますね。
最後は、駅前繁華街の裏路地の間に顔を出したサンシャイン60の様子です。今回の記事で一番のお気に入りの写真です。サンシャイン60はビルヲタとしては一度は目にしておきたい超高層ビルだったので、今回撮影する事が出来てよかったです。今回は時間が無くて展望台に登る事が出来ませんでしたが、次回は是非登ってみたいです。