愛宕グリーンヒルズ(愛宕ヒルズ)は、東京都港区愛宕二丁目にあるオフィスと住宅を備えた再開発エリアです。MORIタワー(オフィス棟・南側)とフォレストタワー(住居棟・北側)の2棟で構成され、愛宕山の自然、伝統、文化との融合をコンセプトとし、曹洞宗青松寺を挟むように建設されました。
世界的な建築家シーザー・ペリ率いるシーザー・ペリ・アンド・アソシエーツ(Cesar Pelli & Associates、現 Pelli Clarke Pelli Architects)が監修した外観デザインは、仏教で極楽浄土を象徴するハスの花を模した外観となっています。
住宅棟フォレストタワーの最上階(42階)にはジムやプールなどを備えたグリーンヒルズスパ(GREEN HILLS SPA)、近接する東京慈恵会医科大学と提携した居住者のための24時間体勢の健康相談室などがあります。
【オフィス棟】
名称:愛宕グリーンヒルズMORIタワー(写真右)
所在地:東京都港区愛宕2-5-1
階数:地上42階、地下2階
高さ:186.76m
構造:鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
杭・基礎 :---
主用途:事務所・店舗
総戸数:---
敷地面積:5,492㎡
建築面積:2,426 m²
延床面積:86,559.79m²
建築主:森ビル
設計者:森ビル・入江三宅設計事務所・建築設備設計研究所・シーザー・ペリアンドアソシエイツ
施工者:竹中工務店・熊谷組・戸田建設JV
着工:1999年05月
竣工:2001年10月
【住宅棟】
名称:愛宕グリーンヒルズフォレストタワー(写左)
所在地:東京都港区愛宕2-3-1
階数:地上42階、地下4階
高さ:157.26m
構造:鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
杭・基礎 :---
主用途:共同住宅
総戸数:353戸
敷地面積:6,124.05㎡
建築面積:1381.01㎡
延床面積:62,475.27㎡
建築主:森ビル
設計者:森ビル・入江三宅設計事務所・建築設備設計研究所・シーザー・ペリアンドアソシエイツ
施工者:竹中工務店・熊谷組・戸田建設JV
着工:1999年05月
竣工:2001年10月
撮影ポイントを変え、世界貿易センタービルディングから見た、愛宕グリーンヒルズ(愛宕ヒルズ)の様子です。ちなみに記事の1,2枚目は東京タワーから見た様子です。
2001年竣工なので、完成から既に12年が経過していますが、全く古さはありません。蓮の花をモチーフにした外観は東洋的な美しさを感じ取る事が出来ます。非常に美しいデザインのビルだと思います。
増上寺から見た、愛宕グリーンヒルズ(愛宕ヒルズ)の様子です。
近くの歩道橋の上から見上げた、愛宕グリーンヒルズMORIタワーの様子です。このビルはずーっと以前から見てみたかった超高層ビルだったので念願が叶い感動しまくりでした!
北東側から見た、愛宕グリーンヒルズMORIタワーの様子です。
住宅棟、愛宕グリーンヒルズフォレストタワーの様子です。こちらのデザインは、オフィス棟よりも更に有機的なデザインとなっており、予備知識が無いとタワーマンションとは気づかないほどです
うーん。カッコイイです。
最後は、六本木ヒルズから見た、愛宕グリーンヒルズ(愛宕ヒルズ)の様子です。
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ビルに興味のない方はどう感じるのかわかりませんが、自分にとってこの愛宕ヒルズはこれがないと東京の景観の魅力が大きく減ってしまう重要なランドマークです。
機能・効率面重視でスタイリッシュとは言い難い高層ビルが圧倒的に多い東京においては救いのような存在なのです! ←大袈裟(^_^;)