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六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業 13.10

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六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業
は、東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅に隣接し、六本木通りと放射1号線に面した約2.7haの広大な区域を、高低差のある地形的な特性を活かして南北の街区に分け、地上 40階建て、高さ249.20mの業務棟(オフィスと)、地上27階、高さ115mの住宅棟棟、商業棟の 3つの異なる施設建設する、延床面積約 20万㎡のビッグプロジェクトです。 

先日ご紹介した、東京都港区で行われている再開発、六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業ですが、住友不動産のニュースリリースによると、2013年10月28日に本体工事着手したとの発表がありました。プレスリリースには、同計画の中核施設となる、業務棟(高さ249m)の最新の完成予想パースが掲載されています。以前の資料には近くにある泉ガーデンタワー(左側)を大きくした様なデザインが描かれていましたが、今回発表された資料を見ると全く異なったデザイン描かれて驚きました。個人的には「今までの日本には無かった斬新なデザイン」として高く評価出来るデザインだと思います。これは凄い。


※東京LOVEさんから情報を頂きました。ありがとうございました!

【過去記事】
六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業 13.09








 






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【出典元】→住友不動産プレスリリース(PDF)




【スペック】
名称:六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業 
所在地:東京都港区六本木三丁目1、2番内 
階数:業務棟・地上40階 地下5階 / 住宅棟・地上27階、地下2階 
高さ:業務棟・249.20m 住宅棟・115.00m 
構造:業務棟・鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造、鉄骨造 / 住宅棟・鉄筋コンクリート造
杭・基礎 :業務棟・直接基礎 / 住宅棟・杭基礎
主用途:事務所、共同住宅、店舗 
総戸数:約220戸
敷地面積:17,371.73㎡ 
建築面積:9,985.20m2
延床面積:203,967.40㎡ 
建築主:六本木三丁目東地区市街地再開発組合
設計者:日建設計
施工者:—––
着工:2013年06月
竣工:2016年05月(予定)











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敷地の外周部分に歩道状空地(幅員 4m)や2 つの広場(1,400、1,000 ㎡)など緑豊かなオープンスペースを確保し、魅力ある複合市街地の形成が図られます。六本木通りと「六本木一丁目」駅をつなぐ地下連絡通路の整備により、駅西側市街地から駅までの歩行者の利便性を高めるとともにバリアフリー化を図ります。地下には駅前広場(750㎡)が整備され、広場周辺には賑わいを創出する店舗を配置します。あわせて、災害時には広場を一時避難スペースとして活用することで、地域の防災機能の向上が図られます。




本体工事に着手し、
斬新な完成予想パースが発表された六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業。住友不動産のフラッグシップ的なプロジェクトとして、これから大きな注目を集める事になりそうです。




1 COMMENT

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うーん、住友不動産の、森ビルに対する対抗心がありありと感じ取れるデザインの高層ビルですね。確かにあの界隈で無難なデザインの高層ビルを作っても、埋没するだけです。

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