汐留メディアタワーは、東京都港区東新橋の汐留シオサイトのE街地区に建設された、地上34階、地下4階、高さ172.545 mの超高層ビルです。国際的メディア「共同通信社」の新本社ビルで、1階~23階に同社が入居、25階から34階まではデザインホテルズ「パークホテル東京」が入居しています。
【スペック】
名称:汐留メディアタワー
所在地:東京都港区東新橋1丁目7番1号
階数: 地上34階、地下4階
高さ:172.545 m
構造:S造(CFT構造),SRC造
杭・基礎 :—
主用途:事務所・ホテル・商業
総戸数:—
敷地面積:5,066.6 m²(E街区全体)
建築面積:2,440.19 m²
延床面積:66,488.9 m² ※ANEX棟を含む
建築主:共同通信社
設計者:KAJIMA DESIGN
施工者:共同通信社新本社ビル・アネックス建設工事JV(鹿島建設、清水建設)
着工:2000年10月
竣工:2003年06月
敷地の中にオフィススペースをできるだけ広く見通しよく設けるため、サービスコアを三隅に寄せ、三角形の基本プランとしています。6 層にわたる編集局オフィス階では、中央に吹抜けと開放階段を設け、機能的な連続性と心理的な一体感の実現がはかられています。また自然換気システムなど自然の力を生かす最先端の環境配慮手法を導入し、24 時間稼動ビルの省エネルギーに配慮しました。
上層階の「パークホテル東京」は、宿泊特化型で274 室。全客室を眺望の良い外周に配し、内側には客室全階を吹抜けるアトリウムが設けられています。低層部のエントランス・アトリウムでは、最新のニュースの配信とともに報道の歴史や通信社業務を紹介する「ニュースアート」を設置。構造はスーパーストラクチュアと制震装置を組み合わせた性能設計で、防災拠点化など設備のリスクマネジメントと合わせて、通信社業務に必要な高い信頼性を確保するビルとなっています。
ゆりかもめの軌道越しに見た、汐留メディアタワーの様子です。
最後は浜松町にある世界貿易センタービルの展望室から見た、汐留メディアタワーの様子です。