56 レオナード・ストリート (56 Leonard Street) は、ニューヨーク市マンハッタン区トライベッカのレオナード・ストリートに建設された超高層ビルです。
スイスの建築事務所、ヘルツォーク&ド・ムーロン(Herzog & de Meuron)が手がけた60階建てのカスケード型の超高層ビルは、高さ821フィート (250 m)、延べ床面積は46,452.0㎡で、2016年に完成しました。【出展元】
→New Tribeca Condos in NYC — 56 Leonard Luxury Penthouses
→https://www.adfwebmagazine.jp/architect/herzog-de-meuron-nyc-56-leonard-street/
このタワーは、上部に向かって次第に互いにずれていく立方体のボリュームで構成されており、ジェンガで使われる木製のブロックにた特異な外観をしています。床から天井までのガラスの壁は、コンクリートの床スラブに挟まれており、場所によってはバルコニーにまで張り出しています。
この建物には145のレジデンスがあり、屋内/屋外シアター、75フィート(23m)のスイミングプール、フィットネススイート、カンファレンスセンターなどのアメニティも完備しています。
NYマンハッタンの60階建てタワーの56 Leonard Street(56レオナード・ストリート)は、王立英国建築家協会が授与するRIBAゴールドメダルや、アメリカ建築家協会が授与するAIAゴールドメダルと並び、建築家に授与される世界的に著名なプリツカー賞を受賞した建築設計事務所Herzog & de Meuron(ヘルツォーク&ド・ムーロン)がデザインを手がけました。
この象徴的なトライベッカにあるタワー「56 Leonard Street」は、ニューヨークのスカイラインを再定義したことで有名で、米国の不動産都市デザイン出版社のCurbed New Yorkによって、過去十年間に渡ってニューヨークで建てられた10の最も重要な建物の一つに選ばれました。
56 Leonard Streetは、このノミネートにより、マンハッタンのスカイラインを美しく飾る最も独創的かつ建築的に重要な世界的ランドマークの一つとしての地位をさらに強固にしました。
©アニッシュカプール、2017
また、国際的に著名なターナー賞受賞アーティストのAnish Kapoor(アニシュ・カプール)が特別に委託された重さ40トン、長さ48フィート、高さ19フィートのステンレス鋼の謎めいた気球のような形の彫刻とシームレスにタワーが融合されており、建物を支えつつ、基礎部分で押しつぶされる形にもなっています。
美術家と建築家の前例のないコラボレーションによるこの象徴的タワーにおける記念碑的なミラー彫刻は、Anish Kapoorにとってニューヨークでの初の常設公共展示作品となりました
日本の箱形のビルを見慣れいるので、56 Leonard Streetのジェンガの様なカスケード型の超高層ビルは知った時は、あまりの衝撃に「なんやコレ!?」と口走ってしまいました。