ザハ・ハディド・アーキテクツとA-Labは、オスロの地下鉄新線Fornebubanen線の2つの新駅、フォルネブ・ゼンター駅(Fornebu Senter)とフォルネブポルテン駅(Fornbuporten)の設計コンペに勝利したと発表しました。
【出展元】→https://www.zaha-hadid.com/architecture/fornebubanen-metro-line-oslo/
スカンジナビアのオスロ市は過去15年間で大幅な成長を遂げており、オスロ市は2040年までに8万人以上の新規居住者が定住すると予想しています。
ZHAとA-Labが設計した2つの駅は、最終的にはフォルネブ半島と既存の市街地をつなぐ再開発のマスタープランのほんの一部に過ぎません。最終的には6,000戸の新しい住宅と、25,000件の雇⽤を創出する公共、文化、企業事業を展開する計画です。
この都市の成長は間違いなくポジティブですが、この地域の豊かな自然景観を侵食します。ZHAとA-Labのデザインはノルウェーの自然からインスピレーションを得て、都市の発展に合わせて景観の一部を残すようにしています。
特に、フォルネブ・ゼンター駅は、ノルウェーの有名なフィヨルドや渓谷をイメージしており、流れるような擬似的な自然の風景は、人々が集うスポットを提供しています。この流動的な風景は、広場の両端にリフトアップして駅の入り口を形成しています。
対照的に、フォルネブポルテン駅は、都市環境に直接対応しています。駅から南側を見ると、直交するパビリオンとその周囲の構造化されたジオメトリにシームレスに適合する公共広場があります。北側には、駅は楕円形のパビリオンで覆われた公共の公園に通じます。
オスロの極端な昼光に注目して、設計チームは変化する空を各駅への入り口に反映させようとしました。トンネル内の大気照明は、時間帯によって変化します。これは、概日リズムに関する最近の多くの研究によってサポートされた設計の動きです。
うめきたにできる大阪駅の新しい地下ホームにもデザイン性の高い駅舎ができればいいのにと思います。おそらく地下鉄のように出入り口だけかと思いますが・・・
。うめきたの建築物は曲線、斜線がない箱形ばかりでつまりません。