大塚グループ大阪本社大阪ビル

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大塚グループ大阪本社大阪ビルは、大阪市中央区大手通3丁目に建設された、地上11階建て、延床面積:7,254.71㎡のオフィスビルです。このビルには大塚製薬の大阪本部が入り、敷地内の旧本社ビルとあわせて市内の医薬品開発部門の機能が集約されました。













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大塚グループ大阪本社大阪ビルは大きなビルではありませんが、連続する三角の窓枠で構成されたファザードは圧倒的な存在感です。三角形の窓枠はダイアゴナル・フレーム(斜め格子状の柱梁を組み合わせたもの)と呼ばれる鉄骨の構造体で、窓枠自体が柱の役目を果たしてビルを支えている為、内部に柱がなく空間をより広く使えるそうです。







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【スペック】
名称:大塚グループ大阪本社大阪ビル
所在地:大阪市中央区大手通3丁目2
階数: 地上11 、塔屋1階、地下1
高さ:ーーー
構造:S(一部SRC)
杭・基礎 :ーーー
主用途:事務所、保育所
総戸数:ーーー

敷地面積:2432.32m2
建築面積:855.58
延床面積:7,254.71
建築主:大塚製薬
設計者:日建設計
施工者:竹中工務店
着工:ーーー
竣工:
2014










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近くで見上げた様子です。ダイアゴナル・フレームを用いたファザードは、まるで高級ブランドのビルの様です。









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大塚グループ大阪本社大阪ビルは単純な箱型の形状ではなく、ビルの北東側が少しに末広型になっています。この形状は、規模は全く違いますが、梅田にある大阪富国生命ビル に似ていますね。














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歩道沿いの様子です。










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南西側から見た様子です。ビルの南側は直線的なイメージです。写真右側に見える
黒いノコギリ屋根の付いた建物には、育児をしながら働く社員の支援を目的とした事業所内保育所「ビーンスターク保育園おおさか」が開設されました。大塚グループでは、多様な人材の積極活用を目的とするダイバーシティを推進しており、「ビーンスターク保育園おおさか」は育児をしながら働く社員の支援を目的に設置されました。









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ビルの西側には関係者専用の平面駐車場があります。ここは将来の開発余地として取り置きしているのではないでしょうか。










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最後は北西側から見た大塚グループ大阪本社大阪ビルの様子です。大塚グループ大阪本社大阪ビルは小粒ですが非常にスタイリッシュなビルでした。