大阪富国生命ビル 10.10(富国フォレストスクエア)


大阪富国生命ビル
は、同じ場所にあった旧大阪富国生命ビルを建替える、ビル建の替えプロジェクトです。すでに建物は完成しており、2010年10月25日に竣工式が行われました。

【過去記事】
→大阪富国生命ビル 10.03
→大阪富国生命ビル 09.10
→大阪富国生命ビル
→富国生命ビル建て替え
■追跡取材リスト




【スペック】
名称:大阪富国生命ビル
規模:地上28階、塔屋1階、地下4階  
高さ:132.50m  
敷地面積:3,889.50m2  
建築面積:3,133.07m2  
延床面積:68,850.00m2





大阪富国生命ビルの外観デザインは、フランスの建築家ドミニク・ペロー氏が担当されました。デザインコンセプトは“地中に根を張り巡らせた一本の大樹のイメージ”。デザインコンセプトを知って改めてこのビルを眺めてみると、踏ん張った低層部、スラリと伸びた高層部に加え、ランダムに配置された低層部のガラス壁面が木の幹を表現している様に見えてきました。






反射率の高いガラスに加えランダムに配置された壁面形状の為、周辺のビルを写し込みつつ多彩な表情を見せてくれます。


 


 


 


 



大樹の踏ん張りを表現している低層部は、飲食店を中心にした商業施設、富国フォレストスクエア(FUKOKU FOREST SQUARE)となります。以前、良く食べに行った思い入れのあるお好み焼き屋さん、「ゆかり」も同ビル内に再オープンするそうで、とても楽しみにしています。


 


 


 



建物外から1階フロアを覗いてみました。緑の木々が描かれたガラスの壁面、森の土をイメージした様な床面の素材と色使いが、ドミニク・ペロー氏のデザインコンセプト、大樹のイメージを体現している様に思えました。地下2階から6層吹き抜けのアトリウム空間は「フコク生命(いのち)の森」と名付けられました。