オアシス21は、名古屋市の繁華街である「栄」に隣接する、公園やバスターミナルなどの公共施設と商業施設との複合施設です。
オアシス21の印象を決定づける、この巨大なガラスの大屋根は「水の宇宙船」と呼ばれています。ガラスの上面には薄いベールの様に水が流れ、無数の光の波紋を描き出します。ちなみに「水の宇宙船」の水は井戸水が利用されています。
【スペック】
名称:水の宇宙船
面積:約2,700m2
水面の面積:約1,760m2
水面の深さ:10cm
外周園路:一周約200m、幅3.3m
こちらは、「水の宇宙船」の真下に広がる吹抜公園「銀河の広場」です。銀河の広場は、地階にある多目的広場で、広さは約7,600m2。様々なイベントが行われ、全天候型のイベントスペースとして活用されています。また、銀河の広場を囲む様に32店舗の商業施設が配置されています。
それでは、エレベータに乗って水の宇宙船に上がってみましょう。ここが水の宇宙船です。床材のほとんどがガラスで出来ています。うーん、なんだか現実離れした眺めにしばし茫然・・・
水面をアップで見てみました。本当に現実離れした風景が広がっています。これは凄い・・・
水面と園路の段差、距離感が絶妙で、離れてみると、人が水の中を歩いている様な錯覚に陥りました。ちょっと表現が難しいですが、高層ビル街の真ん中に、水面が空中に浮かんでいて居る様な感じです・・・。
水の宇宙船に感動しつつ、周囲を見渡すと緑の芝生公園が広がっていました。この公園は「緑の大地(地上公園)」。広さは約14,500m2あり、見通しの良いなだらかな芝生の斜面が広がっています。緑の大地は周辺のオフィスワーカーやカップルの憩いの場になっており、ベンチに座ったり、芝生の上に寝転んだり、多くの人々が思い思いに寛いでいました。そして、この緑の大地の真下が「10バースのバスターミナル」になっている事を知りまた驚きました。
オアシス21。名古屋の都心の中の都心「栄」に隣接するこの大規模な立体公園の出来映えは本当に素晴らしく、同市にとって値千金の施設だと思いました。また、オアシス21は、大都市の都心部に置ける都市公園のあり方に一石を投じる、非常に意味深い施設だと思いました。
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以前、名古屋に住んでましたが、ここはとても癒される空間でした。懐かしいです。大阪在住ですが、大阪にもこのような大きな水景施設が欲しいですね。