ふじのくに千本松フォーラムは静岡県沼津市大手町の沼津駅北に建設されている、展示施設、会議施設、駐車施設、宿泊施設からなるコンベンション施設です。愛称はスペイン語で「緑の広場」を意味するPLAZA VERDE(プラサ ヴェルデ)。2013年夏に展示施設が先行オープン、2014年夏に全館オープンを予定しています。
現地に掲示されていた完成予想パースです。パースの奥から、展示施設、会議施設、ホテルという配置となっています。沼津市のとおり千本松原をコンセプトとしています。
現地の様子です。こちらは一番沼津駅側に建設されているホテル棟の様子です。宿泊施設は「ダイワロイネットホテルズ」が客室150室の規模で進出、2014年夏の開業予定となっています。名称は、おそらくダイワロイヤルホテル沼津になると思います。
中間に建設されているコンベンション棟の様子です。この会議施設の名称は「コンベンションぬまづ」に決まりました。930㎡の大ホール、450㎡の中ホール、および複数の会議室などで構成され、2014年夏開館予定となっています。
【スペック】
名称:東部コンベンションセンター整備事業A区画施設
所在地:沼津市寿町5-7
階数:地上 11 階(ホテル棟)、地上5階(会議場)、地上4階(駐車場棟)
高さ:42.63m
構造:鉄骨造
杭・基礎 :杭基礎
主用途:集会場、飲食店、喫茶店、ホテル、立体駐車場
総戸数:---
敷地面積:8,094.61㎡
建築面積:6,065.70 ㎡
延床面積:21,933.16㎡
建築主:大和ハウス工業
設計者:長谷川逸子・建築計画工房
施工者:大和ハウス工業
着工:2012年07月
竣工:2014年03月
こちらは一番駅から遠い位置にある、展示施設は「キラメッセぬまづ」です。名称は旧施設からそのまま引き継がれました。3875㎡の多目的ホール、市民ギャラリー、市民サロン、会議室などで構成され、2013年6月29日に開館しています。
ふじのくに千本松フォーラム(プラザ ヴェルデ)全体を見通した様子です。
立体駐車場棟の様子です。こちらも壁面緑化のネットが縦方向に取付けられています。
壁面緑化はこんな感じで緑がビルのアクセントデザイになるように仕掛けられています。
ツタが成長して緑が目立つ様になるまでは数年かかるかもしれませんね。
最後はイーラdeの立体駐車場から見た、ふじのくに千本松フォーラム(プラザ ヴェルデ)全体の様子です。各地に建設された箱モノコンベンション施設が軒並み苦戦している中、建て替え前の「きらめっせ沼津」は半年先の予約も取れないほどの高稼働率を誇ってており、今回の建て替えとなりました。首都圏に近く大企業が多数立地する静岡県東部地区唯一のコンベンションセンターかつ、駅前立地という事もありかなり健闘するのではないでしょうか。
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壁面緑化は完成時だけでなくその過程も楽しめますね。