堂島にあった電通大阪ビルは2017年12月に東京建物が取得し、現在は既存建物の解体工事が行われています。計画地は大阪都市計画特定街区に指定されました。名称は名称は堂島二丁目特定街区。面積約0.5ha、建築物の容積率の最高限度、1200%、建築物の高さの最高限度は高層部 195m、中層部 10m、低層部 6mとなっています。
東京建物から計画概要は発表されていませんが、計画地の高さの最高限度は195mとなっている事、計画書に「緑や文化に触れ合える高質な歩行者空間の整備とあわせて、良好な環境と健全な形態を有する建築物の建築及び有効な空地を確保すること」の文言があり、公開敷地が広く取られる事などから建物の高度利用が予想されます。
【過去記事】
→堂島二丁目特定街区、旧・電通大阪ビルの解体工事の状況 19.01
堂島二丁目特定街区は「国際競争力の強化に資する宿泊施設」及び「にぎわい・交流機能等の導入」を導入する事によって容積率の最高限度が引き上げられました。その為、かねてから噂になっていたタワーマンションに加え、ホテル、商業施設が併設された複合型のタワーマンションになる事が確実になりました。先に着工された(仮称)梅田曽根崎計画に似た構成の超高層ビルになりそうです。
現地の様子です。前回の撮影が2019年01月だったので約1ヶ月振りの取材です。
既存建物の解体工事が進み、旧ビルはすっかり姿を消していました。
内部の様子です。いままで見ることができなかった眺めが新鮮です。
最後は計画地北側から内部を見た様子です。
匿名さん。おお、これは凄い情報ではありませんか!
シンガポールのHOTEL Properties Limited が、この開発に計200億を東京建物に出資するとの報道がありました。 ホテルと450のコンドミニアムから成る50階建、延8万平米の規模の計画だそうです。完成は4〜4年半後。
HOTEL Properties Limited で検索すると情報が出てきます。
これは予想ですが、この会社はアジアを中心にFour Seasons Hotelを多数所有している事から、Four Seasons Hotel & Residence Osaka が有力候補の一つです。+ Brillia堂島〜の2名称で万博前に開業。(個人の希望です)
地上部の解体が完了して、これからは施工者変更の上で地下部の解体に移行するとのことです。
https://www.constnews.com/?p=63209
元電通関西支社ビルの地上解体が完了/解体工事の施工者を変更/東京建物
旧ビルに解体がここまで進んだのに…次なる再開発のお知らせはまだ出ていません( ˘ω˘ )… 早く詳しい計画内容を知りたいです(*´-`)