旧堂島ホテルの解体工事が進んでいます。堂島ホテルは1983年に堂島浜に開業したスモールラグジュアリーホテルです。北新地にほど近い立地などから大人の社交場として親しまれてきましたが、2016年12月に施設の老朽化などを理由に閉館しました。建物は解体され、跡地約1607㎡には地上11階建て程度、延べ床面積約1.38万㎡のホテルが建設されます。宿泊料は2万~3万円台の宿泊主体型「アップスケール(高級価格帯)ホテル」になる予定です。
旧堂島ホテルが建て替え。2020年に約300室の外資系ホテルが開業予定、ホテルブランドはアコーホテルズの「プルマン」か?
【スペック】
計画名称:(仮称)堂島ホテル建替計画
所在地:大阪市北区堂島浜二丁目1番2
階数:地上14階、塔屋1階、地下0階
高さ:55.30m
構造:S造
杭・基礎 :
主用途:ホテル
総戸数:—–
敷地面積:1,607.68㎡
建築面積:1,178.30㎡
延床面積:14,083.13㎡ ※容積対象面積12,817.82㎡
建築主:合同会社アール・アンド・ケイ
設計者:梓設計、戸田建設
施工者:未定
着工:2019年01月(予定)
竣工:2020年12月(予定)
建築計画のお知らせに掲示されていた立面図です。以前にご紹介した完成予想パースとは異なり、非常にシンプルな外観になるようです。
出展:http://www.rich-mngt.com/results/
こちらは当初の完成予想図(と思われる)パースです。基壇部に旧ビルの意匠が再現されるなど凝った外観が描かれていました。
建築計画のお知らせに掲示されていた配置図です。
現地の様子です。旧建物の解体工事が終わり完全に更地になりました。
来年1月の着工に向けて準備万端といったところでしょうか。ホテルブランド、完成イメージの公式発表が楽しみですね。
briton さん
そうですか。それは楽しみです。
大阪芸大の校舎、ひと目で妹島和世さんが関わっていることが分かるデザインですね。
妹島さんと言えば、SANAAとして21世紀美術館などを手がけ、世界的に最も評価の高い日本人建築家の一人でしょう。
21世紀美術館目当てで国内外から多数の人が訪れるぐらいです。
そのSANAAですが、実はうめきた2期の設計チームに名を連ねてますね。うめきた2期となると規模としてはSANAA史上最大のものになるはずです。その手腕を大いに発揮して世界から大注目を集めるようなものにしてほしいと期待しています。
こちらには内部の写真もあります。
https://www.vnr-ch.com/image/pdf/64452/_prw_OR1fl_HKYLqbqs.pdf
さらにSFぽいです。
三刀流さん>
このデザイン、いいですねえ…海外の建物みたいです( ◠‿◠ )
大阪芸大のアートサイエンス学科の新校舎がとても近未来的で、いい感じです。
https://www.vnr-ch.com/releases/detail/64452
https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M104202/201811060038/_prw_PI1im_6a2k6T9m.jpg
本当に大阪のホテル建設ラッシュはすごいですね。それだけ需要があるのということでしょうが、ホテル従業員の確保は大丈夫なのでしょうか?
立面図がシンプル過ぎて錯視のハーマングリッドですね。
窓の間の交差部分がグレーに見えてしまう…
イメージパース、新しいのを早く見たいです!