天満橋駅の北側にある「八軒家浜」船着場は、2008年3月に「水都・大阪のシンボルとなる景観と賑わいを持つ水陸交通ターミナル」として整備されました。その後大川沿いを天神橋まで続く遊歩道の整備も完成し、多くのイベントが開催される拠点施設としてその存在感が高まってきています。
そんな八軒屋浜ですが、江戸時代の昔には夜間の船の乗り降りの安全確保などを目的とした石灯籠が設置されていたそうです。この石灯籠は、江戸末期の1860年に町人が建立した物で、1886年に舟運の衰退とともに生国魂神社に移されてしまいました。そして今回。なんと、約120年ぶりに八軒屋浜の石灯籠が復活を果たしました!
こちらが今回再現された石灯籠。古文書の図面などを参考に当時の姿が再現されました。石灯籠は、高さ約4m、重さ約9トンもある大変立派な物で、川の駅はちけんやの北西の川べりに2基が設置されました。点灯時間は夕方18時~夜22時。この石灯籠は、近畿大学の湯浅富一名誉教授夫妻が府に寄贈されたそうで、何とも粋な話だと思います。
久々に八軒屋浜を散策していると、こんなリバーサードカフェがオープンしていました。店名は「クロッシングガーデン (XingGARDEN)」。リーズナブルな価格設定の上、テイクアウトも可能なので気軽に利用できそうです。こんな感じのカフェのオープンを待ち望んでいたので、とてもうれしいです!
こちらは遊歩道に植栽された木々の様子です。オープン当初は小ぶりで頼りない木でしたが、しっかりと成長しており、だんだん大きく育ってきました。
最後は、復元された石灯籠と剣先噴水を絡めたアングルです。約120年ぶりに復活した八軒屋浜の石灯籠。先に整備された剣先噴水と合せて、大川の川辺を彩る新しいランドマークの誕生は素直にうれしいです。和を感じさせる石灯籠は外国人観光客にも人気が出るのではないでしょうか?あとは剣先噴水をパワーアップさせて「ドドドドドッッ!!」という度肝を抜く勢いで水を拭きだし、大阪観光のゴールデンルートの1つとして売り出してほしいなぁ、と思いました。
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いいですね。石灯篭の風情何とも言えません。寄付ありがとう。
やっぱり高木は必要です。見事に中之島公園とマッチしています。後は噴水ですね。こちらは募金を集めても超大噴水にしてほしいです。
そうすれば間違いなく水都大阪、歴史都市大阪の一大観光名所になります。