センタラ・ホテル&リゾート(本社:タイ バンコク)、大成建設、関電不動産開発の3社は、出資者間協定を締結し、特定目的会社(会社名:Centara Osaka特定目的会社)を設立のうえ、株式会社ニッピが所有する大阪市浪速区難波中二丁目の土地4,404.72m2を開発すると発表しました。Centara Osaka特定目的会社は、本開発にあたり、ニッピより土地を賃借する南海電気鉄道から同土地を2020年4月より転貸借する予定です。
【スペック】
名称:(仮称)センタラグランドホテル大阪
計画名称:(仮称)難波中二丁目開発計画のうちA敷地計画
所在地:大阪市浪速区難波中二丁目20番2、21番1(地名地番)
階数:地上34階、塔屋1階、地下0階
高さ:141.56m
構造:RC造、S造
杭・基礎 :
主用途:ホテル・店舗
客室数:515室
敷地面積:4,404.72㎡
建築面積:3,580.50㎡
延床面積:39,128.47㎡(容積対象面積35,112.58㎡)
建築主:Centara Osaka 特定目的会社
設計者:大成建設
施工者:未定
着工:2020年04月(予定)
竣工:2023年03月(予定)
【出展元】
→https://mobi.hotelnewsresource.com/?p=107371
計画中の施設は、SRC造、S造の地上34階建て、高さ141.56m、延べ面積39,128.47m2の規模で、客室数515室の大型ホテルが建設されます。フィットネスセンター、多彩なレストラン、宴会施設等を整備し、センタラ・ホテル&リゾートが2023年半ばに日本初進出となるハイエンドホテルをオープンさせる予定です。開放感のあるロビーは、タイと日本の文化を融合した佇まいとし、国内外からの宿泊客を迎え入れます。また最上階には、会議・イベントのためのフレキシブルなレイアウトが可能なスペースに加えて、ラウンジ、360°大阪の景色を楽しむことができる屋上レストラン・スカイバーも計画しています
計画地はこちらです。ヤマダ電機LABI1なんばの東側、なんばパークスの南側に位置する土地で、いままでコインパーキングとして利用されてきました。今回の開発は敷地の北側半分約4400㎡に対して行われます。南側4500㎡の活用方法は今後検討される事になります。難波の一等地に残っていた8900㎡もの広大な敷地が分割されるのは残念ですが、天下の難波駅近くに「低層ホームセンター等の開発」という最悪の事態は回避されました。
2019年10月の様子
現地の様子です。コインパーキングの半分が閉鎖され、計画全体が仮囲いが設置されました。
内部では埋蔵文化財発掘調査が行われていました。ヤマダ電機側から丸見えなので、一般客も興味津々で現場を覗いていました。
北側から見た様子です。
ニッピが所有する約9000平米の土地の半分がA敷地(写真左)として開発されます。残りのB敷地の開発も期待したい所です。
最後は北東側から見た様子です。