キャナルファーストタワーは、東京都江東区東雲1丁目に建設された、地上42階、高さ145.52m,
総戸数415戸のタワーマンションです。16.4haの再開発エリア「東雲キャナルコート」の辰巳運運河沿いに建設されました。水辺に映える緑豊かなランドスケープ、開放感を演出する二層吹き抜けのアトリウム、屋上には東京湾を一望に収める屋上のデッキなどが設けられています。
【スペック】
名称:キャナルファーストタワー
所在地:東京都江東区東雲1丁目1-16
階数:地上42階、地下2階
高さ:145.52m
構造:鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
杭・基礎 :杭基礎※アースドリル拡頭拡底杭(一部拡頭杭)
主用途:共同住宅
総戸数:415戸
敷地面積:6,448.16㎡
建築面積:2,666.02㎡
延床面積:52,416.47㎡
建築主:丸紅、藤和不動産、アーバンコーポレイション
設計者:大林組
施工者:大林組
着工:2005年09月
竣工:2008年02月
キャナルファーストタワーは大林組の耐震構造システム「チューブインチューブ構造」が採用されています。トリプルチューブ構造による三重構造で、吹抜部分にチューブ架構を設け内側の2つのチューブ架構(インナーチューブ)に柱を密に配置して耐震性を高めています。
チューブインチューブ構造の効果として、柱スパンを8m以上設ける事が出来るので、外周面に開放的な建築空間が可能、大型スラブを用いて柱梁を住戸内に出さないので、住宅レイアウトの自由度が高まる、設備・構造ゾーンと住居ゾーンを分離することにより、住戸の専有面積を最大限確保出来る、などが挙げられます。
キャナルファーストタワーをで見上げました。ピンク色のアクセントが無機質になりがちなタワーマンションに暖かさを加えています。
最後は逆光の中、辰巳運河沿いに林立するタワーマンション群と絡めて。