大阪市は、南海トラフ巨大地震・津波に対応する河川施設の耐震化を図るべく、道頓堀川などで堤防の耐震対策工事を段階的に進めています。
【出展元】
→道頓堀川の堤防耐震対策工事に伴う水底の底質の汚染状況調査の結果について
2022年8月の様子
現地の様子です。前回の撮影が2022年2月だったので、約6ヶ月振りの取材です。
鋼管矢板護岸工が出来上がっていました。
鋼管矢板護岸工をアップで見た様子です。
現地の看板によると、この区間(道頓堀川堤防耐震対策工事7-2)の工期は2023年1月31日まで、となっていました。
こちらはもう少し東側(難波側)の護岸の様子です。遊歩道が設けられそうなスペースがありますが、現在は護岸に立ち入る事はできません。
出来上がってきた護岸の様子です。
新設された護岸は、各橋と接続されていません。将来的に遊歩道を造るのであれば、橋側の歩道と接続させる必要があります。
最後は、エルザグレース堀江タワーと絡めて見た様子です。
2022年2月の様子
現地の様子です。道頓堀川では、湊町付近まで遊歩道が整備され親水空間が形成されました。今回ご紹介する西側のエリアは遊歩道などは未設置ですが、将来的に親水空間が創られる可能性がありそうです。
大阪市のHPを見てみましたが、工事の内容や区間、事業期間など、あまり詳しい情報を見つける事ができませんでした。
西側を見るとこんな感じです。
ちなみに工事が完成した箇所はこんな感じです。
美装化して、少し緑化すれば遊歩道・・に見えなくもないですが、既存の歩道から繋がっていないので立ち入る事ができません。
将来は京セラドーム大阪付近まで遊歩道が延びて、大規模な親水空間が誕生して欲しいですね。
防舷材とアンカーが見えますので、船の係留設備でしょうか。