「ルイ・ヴィトン」は大阪・心斎橋筋2丁目の御堂筋沿いに地上7階建ての複合ビル『(仮称)大阪Mプロジェクト』の建設を進めていますが、日本最大の店舗で世界初のカフェ&レストラン併設店となる『ルイ・ヴィトン御堂筋店』が2020年初旬にオープンする事が明らかになりました。建物のファサードは国内外のルイ・ヴィトン店舗を手掛けてきた青木淳氏が担当し、店舗内装は世界的なブランドの建築設計で知られるニューヨークの建築家、ピーター・マリノ氏がデザインします。
この場所は、元々はみずほ銀行心斎橋支店があった場所で、リーマンショック前の2006年頃にルイ・ヴィトンなどのブランドを展開するLVJ(ルイ・ヴィトン・ジャパン)グループが約100億円で取得しました。面積は約750㎡、坪単価が4000万円を超える高額取引だった為、当時話題を呼びました。一時はルイ・ビトンの仮設店舗がありましたが2016年に解体され更地になっていました。しばらく動きが無かったこの場所ですが、2018年06月に工事に着手し再開計画が動き出しました。
【過去記事】
→国内最大店舗 『ルイ・ヴィトン御堂筋店』の建設状況 19.11
→国内最大店舗 『ルイ・ヴィトン御堂筋店』の建設状況 19.09
→(仮称)大阪Mプロジェクト「ルイ・ヴィトン」が御堂筋沿いに建設中の複合ビル計画の状況 19.05
→(仮称)大阪Mプロジェクト「ルイ・ヴィトン」が御堂筋沿いに建設中の複合ビル計画の状況 19.04
→(仮称)大阪Mプロジェクト「ルイ・ヴィトン」が御堂筋沿いに建設中の複合ビル計画の状況 19.03
→(仮称)大阪Mプロジェクト「ルイ・ヴィトン」が心斎橋筋2丁目の御堂筋沿いに建設中の複合ビル計画の状況 18.12
→(仮称)大阪Mプロジェクト「ルイ・ヴィトン」が心斎橋筋2丁目の御堂筋沿いに建設中の複合ビル計画の状況 18.10
→(仮称)大阪Mプロジェクト「ルイ・ヴィトン」が心斎橋筋2丁目の御堂筋沿いに建設中の複合ビル計画の状況 18.09
→(仮称)大阪Mプロジェクト「ルイ・ヴィトン」が心斎橋筋2丁目の御堂筋沿いに建設中の複合ビル計画の状況 18.07
→(仮称)大阪Mプロジェクト「ルイ・ヴィトン」が心斎橋筋2丁目の御堂筋沿いに建設予定の複合ビル計画の状況 18.04

【スペック】
計画名称:(仮称)大阪Mプロジェクト
所在地:大阪市中央区心斎橋筋2-8
階数:地上7階、地下1 階
高さ:36.55m
構造:鉄骨造
杭・基礎 :
主用途:店舗、飲食店、その他(展示場)、駐車場
総戸数:—-
建築面積:748.77 ㎡
敷地面積:640.77 ㎡
延床面積:4182.22 ㎡
建築主:ルイ・ヴィトン ジャパン株式会社
設計者:大成建設
施工者:大成建設
着工:2018年06月
完成:2019年11月(予定)
2019年12月の様子
現地の様子です。前回の撮影が2019年11月だったので、約1ヶ月振りの取材です。養生ネットが取り払われ帆船の様な外観が姿を現しました!!これは凄いデザインですね。旅行用のトランク工場から始まった同社の歴史は「旅行」が深く関わっています。時代は異なりますが大航海時代の洋上帆船をイメージさせるビルのデザインは、ルイ・ヴィトンの歴史に由来するのかもしれませんね。
多層階で構成される店内では、ルイ・ヴィトンの製品をフルラインナップで展開し、メンズとウィメンズのウェアやシューズ、アクセサリーをはじめ、トラベルラゲージやフレグランスまで、幅広いアイテムを取り扱います。最上階には、東京のレストラン「SUGALABO」のオーナーシェフ・須賀洋介氏によるカフェ&レストランが併設されます。ルイ・ヴィトンの店舗ビルにカフェ&レストランが併設されるのは世界初となります。
近くで見上げた様子です。帆の部分はガラスの様な透明感のある素材が使われています。
最後は反対側から見た様子です。






