ロイヤルパーク汐留タワーは、東京都港区東新橋一丁目のシオサイトC街区に建設された、地上38階、地下4階、高さ172m、延床面積:79,800㎡の超高層ビルです。ロイヤルパーク汐留タワーははオフィスとホテルの複合ビルで、高層部(24~38階)にはロイヤルパークホテル ザ 汐留が客室数490室の規模で入居する他、低層部(1~22階)は、二層吹き抜けのオフィスガーデンをもつ資生堂汐留オフィスとなっています。
【スペック】
名称:ロイヤルパーク汐留タワー
所在地:東京都港区東新橋一丁目
階数: 地上38階、塔屋2階、地下4階
高さ:172m※最高部
構造:S造(CFT構造),SRC造
杭・基礎 :—
主用途:ホテル、事務所、商業施設
総戸数:—
敷地面積:15,659㎡(C街区全体)
建築面積:3,650㎡
延床面積:79,800㎡
建築主:鹿島汐留開発
設計者:鹿島建設
施工者:鹿島建設
着工:2000年01月
竣工:2003年04月
ロイヤルパーク汐留タワーと汐留シティセンター(215.75m)との並びです。ビルの谷間を行くゆりかもめとの取り合わせは、なながら未来都市の光景です。
別の角度から見た、ロイヤルパーク汐留タワーの様子です。
ロイヤルパーク汐留タワーは、37.2m×25.6mの矩形断面からなる高さ172mの超スレンダーな超高層ビルですが,2種類の制震システムを配備することによって,地震や風揺れから守られています。ビルの短辺方向には,風揺れから大地震まで対応できるオイルダンパ「HiDAX」を,2~23階コア部の両側壁面にV字ブレースを介して計88台設置。屋上階には風揺れに威力を発揮し2方向の制御が可能な制震装置「DUOX」を2台設置し,上層部のホテルエリアの居室性がさに高められました。
◆DUOX
振り子原理を応用したアクティブ制震システム。高層・超高層ビル特有の周期の長い大きな揺れを抑えるため,上層階にホテルなどの質の高い居住性が求められる建物に適している
◆HiDAX
建物にオイルダンパ(2つの油圧室内をオイルが移動し揺れを吸収する)を組み込み,コンピュータ制御する。微細な風揺れから震度7クラスの大地震まで幅広く素早く対応する(電力不要のコンピュータ制御のないタイプもある。)
最後は東京タワー展望室から見た、汐留シオサイト付近の様子です。