大川端リバーシティは、隅田川の本川、支川の分岐点に突出した、石川島播磨重工業(現・IHI)工場等跡地(約16ha)に複数の超高層タワーマンションが立ち並ぶ大規模なウォーターフロント再開発です。都心回帰の促進を図るため、住宅市街地総合整備事業の整備計画に基づいて、住宅・都市整備公団、東京都住宅局、東京都住宅供給公社、三井不動産によって開発が行われました。大川端リバーシティのタワーマンションは、個々の高さやデザインを少しずつ変えながらも全体として統一された外観の評価が高く、隅田川と調和した景観、特に永代橋からの眺めは有名です。また、今日まで続く、東京湾岸エリアのタワーマンション・ブームの先駆者と言えます。
今回ご紹介するセンチュリーパークタワーは、川端リバーシティ21の北端に位置する、同地区のランドマーク的なタワーマンションです。
【スペック】
名称:大川端リバーシティ21 センチュリーパークタワー
所在地:東京都中央区佃二丁目1番1号
階数:地上54階、塔屋2階、地下3階
高さ:180.00m
構造:CFT造(柱:CFT、梁:SC)
杭・基礎 :—
主用途:共同住宅
総戸数:756戸
敷地面積:9,438.22㎡
建築面積:2,877.78㎡
延床面積:118,641.98㎡
建築主:三井不動産
設計者:三井建設、大成建設JV
施工者:戸田建設
着工:1995年12月
竣工:1999年03月
センチュリーパークタワーの高さは180mなので相当高く感じます。また総戸数は756戸、延床面積は11.8万㎡と規模も相当なものです。竣工した15年前は「とてつもない巨大マンション」だと感じたんだろうな、と思いました。
少し角度を変えて見た、センチュリーパークタワーの様子です。
南西側から見たセンチュリーパークタワーの様子です。
最後は北東側から見た、センチュリーパークタワーと大川端リバーシティ全体の様子です。